面白いものが見たい!It's a good & funny jokes!

【面白い画像】気分を変えるには!

2012 年 5 月 2 日 by h-sugaya

 


 

来ない明日はない、けど休み明けはつらいっす。。。

 

 

そんな時はこんな感じでなごみましょう!

 

 

<音楽療法健康CDシリーズ(6)>気分爽快音楽~身体をリセットするバロック音楽’ title=’<音楽療法健康CDシリーズ(6)>気分爽快音楽~身体をリセットするバロック音楽’ /></a></p>
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				<div class="post-time">2012 年 4 月 15 日 by h-sugaya </div>


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<p><strong>名古屋で台湾でアメリカン!?</strong></p>
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アンパンマン、、、、じゃなくない??
 

 
 
これはオムライスじゃなく、、カレーですな(笑)
 

 
 
もう、グローバルな居酒屋が日本橋にあるんだねwww
 

 
 
うん、ちょいおしい(笑)
 

 
 

 
 

 
 

沖縄のおもしろ看板スター―信ちゃんのTheスライド・ショー

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【おもしろい画像】かわいい動物たち!

2012 年 4 月 10 日 by h-sugaya

 

 

かわいい動物たちをご紹介!

 

ちょいちらみってやつですね!

 

 

一匹だけ仰向けに寝ているやつがいる!!

 

 

超器用なところで寝てますね

 

 

ゴロン

 

 

ゴロンゴロン

 

 

ズン!ズン!ズン!

 

 


 

にゃんこんと~くすっと笑えるネコネコ動画 ホントはこんなこと言ってたりして~ [DVD]

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【面白い動画】驚愕のスピードクッキング!

2012 年 4 月 1 日 by h-sugaya


 

僕はこれで「料理」のおもしろさを知りました。

 


 

 

Lekue(ルクエ) スチームケース料理 125レシピ  99808

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【おもしろい画像】その裏には何が書いてあったんだ!

2012 年 3 月 27 日 by h-sugaya

 

このメニュー表とても気になる!

 

豚キムチ鍋の「豚」の裏には何が書いてあったんだ!

 

 

と思ったら、その下にまたとんでもない鍋があった・・・

 

 

 

 

 

 

 

わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

 

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【おもしろい画像】俺様をこんなところに閉じ込めやがって・・

2012 年 3 月 25 日 by h-sugaya


 
 

 

誰にでもプライドはありますよね(笑)

 

 

PRIDE 男道 DVD-BOX

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【おもしろい画像】やっぱりそうだったのか

2012 年 3 月 24 日 by h-sugaya

 

 

そうとわかっていても食べてします今日この頃。

 

 

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おもしろい話【長編】すこし昔話をしたくなった

2012 年 3 月 22 日 by h-sugaya


 

 

1:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:06:24.98 ID:2bDrzic0

昨日昔を思い出す事が有ったから聞いて貰いたくなったんだよ。

規制中なのでパー速で書こうと思ったんだよ。

暇な人は聞いてくれ。

 

2:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:07:46.75 ID:2bDrzic0

話は俺が出会ったある女の子の事なんだ。

 

その女の子と出会ったのは中一の時だった。

彼女は雰囲気美人だったと思う。

良く言えば石原さとみに似ている。あくまでも・・・良く言えばね。

 

後、天然ガールでした。

 

3:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:09:38.38 ID:2bDrzic0

俺はと言えばメッチャ普通。

チュートリアルの福田に似ているらしい。

 

便宜上、彼女の事を石原さとみで俺を福田としてくれ。

 

さっきも言ったが初めて出会ったのは中一だった。

同じクラスで座席が隣同士になった

 

4:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:14:05.54 ID:2bDrzic0

中学に入って最初の授業の時だった。

俺が板書をしていると、隣に座るサトミが「あ」と言う小さな声をあげた

 

俺はチラリとサトミを見るとシャーペンをカチカチとして自分の筆箱を探っている。

恐らくシャーペンの芯が切れたのだろう

 

が、どうやらシャーペンの芯が無いらしい。

サトミはいきなり頭を抱えたww

 

分かりやすい奴だった。

 

6:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:17:26.39 ID:2bDrzic0

サトミ「ん~・・・・」

なんか唸りだした。

そしてキョロキョロし始める

 

俺は自分の筆箱からシャーペンの芯ケースを取り出して、そのままサトミの机に置いた

 

サトミは俺を見て口だけで「良いの?」と聞いてきた。

俺は黙って頷く。

 

サトミはシャーペンの芯を一本取り出して、ノートを少し千切った

そして俺に芯ケースとノートの切れ端を渡してくる

 

7:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:20:27.27 ID:2bDrzic0

ノートの切れ端には可愛い文字で「ありがとう」と書いていた

俺は少し照れた。まだ厨房で女ともちゃんと話せない奴だったので何も言えなかったんだ

 

サトミはまたもや「あ・・・」と呟いた。

そのまま机の下とかを見出す

 

どうやら芯を落としたらしい。

サトミは泣きそうな顔をし始めた

 

俺は笑いそうになった

 

8:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:23:37.02 ID:2bDrzic0

俺は芯ケースから芯を三本取り出して、サトミに渡した

サトミはパアっと顔を綻ばせて、その芯を受け取る。

そして、慌てた様に筆箱から消しゴムを取り出して、それをいきなり真っ二つ。

 

半分を俺に渡して「ありがとう、こんなのしか無いけど・・・」

 

お礼に消しゴムの半分を貰った

 

意味は分からんかったが俺は少し萌えた

 

9:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:26:49.99 ID:2bDrzic0

それが出会いだったんだが、そこから俺の昔話まで少し時間が空く

そこからは接点が全く無かった。

俺もサトミに対して何の気持ちも無かったし、特に意識もしなかった

 

一年後、俺が中二に成った時、サトミとは再び同じクラスになった

そして、最初のHRの時に何故か俺は学級委員長に選ばれた

 

ここから本題の昔話なんだけどさ

誰も見てないかな?

 

10:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:28:03.31 ID:5faFAUAO

見てるよww 何気に消しゴムのあたりでフイタwwwwww

 

>>10

ありがとう

遅いけど勘弁してくれ

 

11:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:28:34.08 ID:2bDrzic0

俺が委員長に選ばれたのは、特に俺が優秀だからじゃ無い

誰も成る奴がいなくて、たまたまくじ引きで選ばれただけ

 

そして、副委員長に選ばれたのが・・・サトミだった

 

12:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:30:39.46 ID:2bDrzic0

最初の委員会があって俺とサトミがそれに参加した

そしたら、「クラスの目標を委員二人で話し合って次回に提出」そう言われた

 

俺とサトミは放課後に教室に残って二人で会議をした

 

13:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:33:12.58 ID:2bDrzic0

俺はサトミに対して何も思ってなかった

ただ、俺は女子と教室で二人きりと言うシチュエーションに興奮してた

22012年01月13日 10:11

★ハイCHU★ はい。俺は変態です。

 

サトミは男子に対して全く意識が無いのか、はなまた、俺に対して意識が無いだけか

普通に話しをしてくる

 

サトミ「でも、委員長が福田君で良かったww」

 

俺はドキッとした

 

14:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:35:03.55 ID:2bDrzic0

サトミ「去年も一緒だったしねwwそれに福田君優しいしww」

 

俺は生まれて初めて女子にそんなプロポーズを言われた

その時に思ったのが・・・

 

「こいつ俺に気があんじゃねーの?」

 

だった

童貞の厨房なんで勘弁してあげてください

 

16:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:39:12.65 ID:2bDrzic0

ある日家庭科の実習が有った。

前日に食料の買い出しに行かなければならない。だが、みんなクラブ活動等で忙しいので

何故か学級委員二人で買い出しに行って来い、そう先生に言われた。

 

サトミ「仕方ないねー、じゃあ一旦家に帰ってから行こうか?」

 

サトミにそう言われて俺は家に帰る・・・が、いきなり女子とデート!!!!

そんな思いが頭に浮かんできた。

 

俺はテンパった。家に帰って髪型をセットし直す。

そして着ていく服を選び出した。

 

あ、特にサトミの事を好きだった訳じゃなくて、単純に女子と初めて買い物に行くことに

舞い上がってただけなんだけどね

 

17:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:42:17.14 ID:2bDrzic0

だが、ふと俺は止まった。

余り張り切り過ぎて引かれたら最悪だ・・・そう思い普通の格好で行くことにした

 

待ち合わせは15時だったんだが・・・俺は14時過ぎには近くのスーパーに到着

だが、余りに早く行くのは格好悪いと思い、スーパーのトイレに隠れてサトミが来るのを待った。

 

少しストーカーの気があるんだよ

 

18:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:44:28.88 ID:2bDrzic0

15時前にサトミが到着した

初めて見るサトミ・・・と言うか女子の私服に俺は興奮した

だが、俺は素っ気無い態度でゆっくり歩いて行った

 

そして「あー・・・だりいー・・・石原、一人で買い物しろよー」

 

そんな事を言い出す始末。あの時の俺市ね

 

22:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:50:07.48 ID:2bDrzic0

サトミは吟味した肉を何故かカートに入れずに、そのまま野菜コーナーへ

俺「あれ??いれないの?」

サトミ「あ!!!なんか選んだだけで満足しちゃった!!!」

 

天然恐るべし

 

サトミ「あ~・・・どれかわかんない・・・」

 

こいつ・・・馬鹿だー・・・でも萌えた俺がいた

 

21:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:47:16.22 ID:2bDrzic0

そして俺がカートを押して二人で買い物を始めた

 

買い物なんて親としか来た事が無かったから凄く幸せ。

サトミは肉とか野菜とかをちゃんと吟味していた。

 

俺はサトミと新婚生活気分。『今日はすき焼きにしよっか(はーと)』『あ、俺春菊嫌いだからな』『知ってるwwでも食べなさいww』

 

そんな妄想を繰り広げだしていた

 

23:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:53:04.43 ID:2bDrzic0

帰りに荷物を分けてそれぞれの家に置いておく事になった。

 

サトミは重そうに荷物を運ぶ。

俺は「持とうか?」その一言も言わずにただ歩いて行く

 

「持とうか?」って言いたいけど、言うのが恥ずかしかった

厨房の頃の俺は最低だった。そのまま「じゃあねー」と言われて家に帰る

 

一人になってからも「持とうか?」がなんで言えないんだ!!そう思って悔やみまくった

 

24:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 12:56:01.64 ID:2bDrzic0

それから俺はサトミを少し意識する様になった。

サトミなら付き合っても良いかな?と訳の分からない高飛車な気持ちを持ってた俺死ね。

 

この頃から俺の寝る前の妄想にサトミが出て来はじめる

 

あの頃の流行の妄想は、俺はエスパーなんだけどサトミだけの前で、その力を見せてしまったry・・・市ね

 

28:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:01:05.51 ID:2bDrzic0

ある日、一番仲が良い友達(インパルス板倉に似てるので便宜上、板倉と呼ぶ)に

「お前石原が好きだろ」

そう言われた。

俺はごまかしたが見てると分かるそうな

 

ちなみに板倉は小学校からの親友だった。

 

29:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:02:37.43 ID:2bDrzic0

そして彼は超が付く程の変態だった

32012年01月13日 10:12

★ハイCHU★ 俺のエロ知識は完全に板倉からの輸入のみであった。

 

話は逸れてしまうが、エロエピソードとしては、

女先生(48歳)の靴を盗んで匂ったり、

近所の幼稚園の女の子に「オチンチン触ってみる?」とか聞いたり、

俺のチンチンを舐めたりと変態の幅がやたらと広い

 

30:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:05:36.77 ID:2bDrzic0

板倉が「石原はたぶん、エロいぞーあのぽてっとした唇の女はエロいのが相場だ!」

 

彼は思いっきり童貞です。

奴は俺をとにかく石原が好きと言う事にしたいらしい

 

俺は正直どっちでも良かった。て言うか、付き合えるなら付き合っても良いというスタンスだった

 

厨房の俺を殺したい

 

31:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:07:59.03 ID:2bDrzic0

一学期の終わりのHRで二学期に有る文化祭の実行委員を決める事になった。

勿論、みんな嫌がる。誰も立候補しない。

 

先生が「立候補者が出るまで終わらないぞ」とキレはじめた。

意味が分からない。

 

俺はひたすら「誰かいませんかー」を言い続ける。

誰も反応が無い。立候補だけで男三人、女三人の六人集まるんかよ。

俺に疲れが見え始めた

 

32:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:09:22.92 ID:2bDrzic0

俺は板倉に助けを求める為にチラリと見た。

 

板倉は目を伏せて寝たふりをした。

まあ、そんな奴なんだ

先生もイライラして貧乏揺すりをしていた。そろそろキレるんだろうな

俺がそう思って隣に立つ副委員長のサトミを見た。

 

サトミはニコッと笑い、そのまま俺に近づいて来た。

そして俺の手を掴んで上に挙げた。

 

「はーい、私達二人、実行委員に立候補しまーす」

 

34:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:11:54.70 ID:2bDrzic0

俺「えっ?えっ?」

 

俺は慌てた。そして先生を見た。

 

先生「よし!!!!決まった!!じゃあ、お前ら二人は残りのメンバーを指名しろ!!!」

 

先生はそう言って嬉しそうに立ち上がった。

 

嫌々!!!今の立候補になるんかよ!!!しかも他のメンバーは指名しろって!!!

 

先生の表情を見た時に分かった。

 

コイツは飽きていた。

 

35:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:14:42.84 ID:2bDrzic0

俺は思いきり反論したかった。

だが、俺は疲れていて早く帰りたかった。反論する力も無く俺は実行委員になってしまった。

 

仕方なくサトミは自分の友達二人を指名。

俺は勿論板倉を指名。

 

板倉は最初寝た振りで押し通そうとしたが、帰りたいモードの先生に怒鳴られ了承。

 

もう一人の男子はタマタマ目が合った森君(本名)を指名した。

森君はいつもノートに漫画を書いている子だった。

 

特に友達では無かったんだけど、一番押し付け易かったんだ

 

36:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:16:14.36 ID:KBQy1WE0

森君カワイソスwww

 

37:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:17:25.19 ID:2bDrzic0

実行委員が決まり、夏休み中に何をするのかを決める事になった

その話し合いを俺の家で何故かやる事に決定

確か、板倉が自分の家は嫌だけど、俺の家が近くて便利だから決まったと思う

 

俺は慌てて家の大掃除。板倉が来て掃除を手伝うが途中からこち亀を読み出した。

 

38:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:19:23.50 ID:2bDrzic0

前日に母ちゃんにクラスの女子とかが家に来るから、と言う。

母ちゃん女の子が来ると分かり張り切り出した。家全体の大掃除をし始めた

 

父ちゃんが会社休んで接待すると言い出す。

 

弟(小二)は両親の慌てっぷりから大変な事が起きると思い込み何故か吐いた。

 

39:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:20:31.76 ID:5faFAUAO

弟ww

 

40:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:21:16.56 ID:2bDrzic0

当日、俺は朝6時に起きた。

落ち着かずにオナニー二回もしたが、まだ落ち着かない。

女子が家に来るって言うのが俺の気持ちを高ぶらせる。

 

最初に来たのが森君だった。しかも一時間前に。

森君は俺の本棚にパトレイバーが有るのを見つけると「ほー」と突然呟き、見た事も無い鋭い表情で熱く語りだした。

 

帰って欲しかった

 

42012年01月13日 10:13

★ハイCHU★ 41:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:23:21.91 ID:2bDrzic0

森君の語りにうんざりしてた頃に女子三人がやって来た。

 

母ちゃんと弟がリビングから見てお辞儀

サトミが率先して元気よく挨拶をする。

サトミはエエ子です。

 

俺の部屋に女の子が入ると言う現実にドキドキ。

森君は女子が来るとピタリと話止めて部屋の隅で黙り込む。

 

彼は置物の様に俺の部屋に同化してしまった

 

43:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:28:28.57 ID:2bDrzic0

母ちゃんが見た事も無い派手な化粧と服を来て紅茶とお菓子を運んで来た。

板倉が遅れて登場。

遅れて来た板倉が「福田、エロ本どこ?」と言って俺の部屋を漁りだした。

 

女子二人が「え???エロ本在るの???」と何故か興奮し始める。

 

俺「ねーよ!!!!勝手に漁るな!!!」

 

そう言って板倉を止めるが、森君が俊敏な動きで俺の押入れを開ける。

エロ本(エロ漫画)を発見

 

森君「大体、目線で分かる・・・!」

 

森君のメガネがキラリと光った

 

44:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:32:03.27 ID:2bDrzic0

女子「うわwwwwww福田エローーーwwwwww」

 

女子二人が騒いで、そのエロ本をサトミに見せた

サトミは顔を真っ赤にして俯いてしまう。

 

もう俺は死にたくなった。

女子「うわwwwwすごーいwwww」

板倉「もっと出せ」

森君「多分、このページがお気に入りなんだな・・・折り目がついてる・・・!」

 

サトミは下を見たまま動かない

俺は何故か女子が俺のお気に入りのエロ本を見ている事に・・・

 

興奮していた・・・!

 

62012年01月13日 10:16

★ハイCHU★ 45:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:34:56.32 ID:2bDrzic0

サトミ「もう良いじゃん、早く話し合いしよ!」

 

サトミは怒った口調でそう言った。

俺はもう自殺をしよう・・・そう思っていた

 

話し合いが始まったが、俺は一言も発しない。

森君の方がまだ意見を言っていた

 

女子「福田もなんかアイデア無いの?」

 

いきなり振ってきた。どうでも良くなってた俺は特に・・・本当に特に何の考えもなく呟いた

 

俺「和太鼓・・・とかしよっか・・・」

 

その瞬間みんなが顔を見合わせた

 

46:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:38:42.99 ID:2bDrzic0

全員「それ・・・良いなww」

その声に俺はびっくり。

みんなが口々に俺のアイデアを褒め出した

 

サトミも「さすが、福田君ww」

 

そう言われて俺は舞い上がった。

良かった・・・サトミは怒ってない・・・

 

俺はすごく救われた。そして、そのまま俺が実行委員長に選ばれても俺は舞い上がってたので、勢いで了承してしまった

 

そして副委員長を、板倉が「石原やれよ」

その一言で決定

 

今考えれば、板倉GJだったよ

 

47:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:43:08.75 ID:2bDrzic0

その日はそれで終わったが、俺はふと思った

て、言うか・・・和太鼓ってどこで手に入れるんだ・・?

そう思ってた数日後の事だった

 

俺が夕方にアイスを食ってると、家の電話が鳴った。

ちなみにその頃は携帯電話を持ってなかった

 

母ちゃんが電話に出て、いきなり声が変わった

「しょーしょーおまちくださいやせ!!!」なんだその声は。

俺が思っていると母ちゃんが慌てて俺を呼ぶ

 

「ちょ!!女の子よ!!!石原さんて言う子!!!早く!!!早くしないと切られちゃう!!!」

 

切るか馬鹿

 

48:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:45:12.11 ID:5faFAUAO

そういや、>>1は今何歳なんだ?

 

>>48

26歳です。

 

49:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:45:22.58 ID:2bDrzic0

だが、俺は慌てた。

女子から電話!!!!!!

俺は何故かアイスをベランダから投げ捨てた。

 

俺が慌てて走る。

 

後で知ったが、並々ならぬ緊張感を感じてか弟がまた吐いていた。

 

50:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:49:35.73 ID:2bDrzic0

俺は慌てた素振りを見せまい、そう思って

 

俺「ああ、石原?誰かと思ったわ」

と落ち着いた振りをする。

 

石原「ごめんね、急に電話して・・・」

 

俺「何?なんか用?」

 

もう俺死ねよ

 

51:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:52:12.77 ID:2bDrzic0

サトミ「あ、和太鼓どこで借りるか決めた?」

俺「え、まだだけど」

サトミ「あ、良かったww」

 

そう言ってサトミは笑う。ごめんなんかこの時舞い上がりすぎて記憶が定かじゃない

 

どうやらサトミのお父さんの知り合いで太鼓とか楽器を貸し出ししてる人がいるとの事だった

で、その楽器を良ければ貸してあげるとの事。しかも一回見においで、とまで言ってくれていた

 

52:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:53:32.48 ID:2bDrzic0

サトミ「で、実物見るか?て言われてるの」

俺「へーww見せてくれるんだ」

サトミ「明日とか福田君時間ある?見に行かない?」

 

明日・・・?二人で・・・?二人でか!!!!!

俺は確認したかった。

が、怖くて聞けない

 

53:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 13:54:52.67 ID:2bDrzic0

俺「うん・・・」

サトミ「あ、良かったwwその知り合いの人が明日来いって言ってるのよww」

 

あの・・・他のメンバーは・・・

 

俺はそれが聞きたかった。

 

サトミ「とりあえず、時間も無いし私達二人で先に見ていたら良いよね?」

72012年01月13日 10:16

★ハイCHU★ キター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

55:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:01:25.62 ID:2bDrzic0

だが、俺は冷静に言った「そうだな、まだ決まった訳じゃ無いしな」

だが俺の胸はバクバク。

受話器を切った瞬間に俺はすぐに板倉の家に行った。

 

自慢したかった。板倉に俺は女子とお出かけして来るから!みたいな感じで自慢したかったんだ

板倉に言うと

 

「俺も行く」

 

俺は板倉と中学に入って三度目の喧嘩をした

今回の喧嘩は俺が勝った。

板倉は「呪う!!!呪う!!!」と連呼していた

板倉が喧嘩に負けた時にいつも言う台詞だった

 

その後にアイスを奢ってやると「まあ、でもどうせお前は石原に振られるよ」と

言いながらアイスを食べていた

 

56:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:04:35.17 ID:2bDrzic0

俺は可能な限りのお洒落をしようと服装を考えた。

その晩は眠れずに夜中に鼻血が出た。

 

太鼓を見に行った後に晩飯を食べよう、そう思い貯金箱から一万円を持って行く事に決めた。

てか、どこで食べよう。お店とか知らないし・・・俺は夜中の三時に母ちゃんの雑誌を見ていた。お洒落な店を探そうとしていたんだ

 

俺は初めての女の子とのお出かけで舞い上がり過ぎ。

向こうは単純に太鼓見に行くだけなんだけどね。

でも俺は舞い上がっていた

 

58:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:08:26.63 ID:2bDrzic0

待ち合わせは13時だったんだけどね

俺は10時に家を出たんだよ

 

そして駅に着いたのが10時半

俺はコンビ二で雑誌を読み漁る

 

それでも11時過ぎだった。俺はそのまま駅から離れた木陰に隠れてサトミを待った

みんなが不審な顔で俺を見ていく

どう見ても変質者です

 

59:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:12:01.72 ID:2bDrzic0

サトミが来たのは俺がデカビタCを三本開けた頃の待ち合わせ10分前。

遠目で見るサトミの服装は可愛かったのを覚えてる

 

俺はすぐには行かずに、ダルそうにゆっくりと駅に歩きだす

 

サトミ「あ、福田君ww」

俺「おう・・・てか、ダルイなー」

サトミ「ごめんね」

俺「え?あ、別に・・・」

 

あああああああああもう俺最悪すぎるうううううううううう

 

そもそも来る方向が違うし!!!俺の家は俺が現れた方角じゃ無いし!!!!

もう殺して欲しい

 

60:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:15:57.62 ID:2bDrzic0

サトミと電車に乗り目的地に向かう。

サトミしか場所を知らないのでサトミの言うとおりに電車に乗った

 

サトミが緊張した顔をしだした

俺「あのさ・・・」

サトミ「え?」

俺「どうしたの?」

サトミ「私、方向音痴だから間違えない様に・・・しないと・・」

 

ちょっと萌え

 

しばらく二人で座席に座り黙る。

するとサトミが「あ!!!」

と叫んだ

 

俺「え???どうした???」

サトミ「逆!!!!!!!!」

俺「え???」

 

サトミ「方向逆の電車に乗った!!!」

 

しかも急行です

 

61:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:19:33.36 ID:2bDrzic0

俺らは慌てて次の駅で降りて逆の電車に

そこからは何故か俺も緊張がほぐれたか、サトミと普通に話す事ができた。

 

目的地に到着後、楽器を見る。

てか、そこはどうでも良かった

俺楽器見てもわかんねーし

 

俺は帰りにどうやってサトミと遊びに行くかを考えていた

 

帰りの電車に乗ると時刻は4時前。

どうにかして遊びに行きたい

が、どうしたもんか・・・

 

62:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:21:56.02 ID:2bDrzic0

俺「あーまだ4時かー中途半端だな」

サトミ「だねー、でも暑いねえww」

 

全く気付かない。

 

俺「あ、映画やってんじゃん」

サトミ「あ、本当だww」

 

そこからが続かない。うん無理。童貞の厨房には無理。

俺は諦めた。

82012年01月13日 10:17

★ハイCHU★ 63:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:26:35.23 ID:2bDrzic0

が、駅に到着して駅前のお好み焼き屋の前を通る時に

その店に「カキ氷」の看板が掲げてあった

 

サトミ「あ、カキ氷!食べたーいwwww」

 

来たぜ!

俺「じゃあ、食べる?」

サトミ「あ、行く?入ろうww」

 

俺はブルーハワイ、サトミはイチゴを食べた

 

サトミ「ねえ、ねえ、ベロ出してww」

俺「え????」

サトミ「ベロww」

 

俺は訳も分からず舌を出す

 

サトミ「あwwwwwwwwww青いwwwwwwwwハハハハハwwwwww」

 

何が面白いのかサトミは笑ってた

 

64:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:30:29.30 ID:2bDrzic0

サトミ「ねえwwねえww私は???」

そう言ってサトミが舌を出した

 

ピンクの舌が可愛いし、なんかエロい

 

俺「赤い」

サトミ「だってイチゴだもんwwwwww」

 

サトミはやたらと楽しそうであった

天然よく分からん

 

サトミ「ねえねえ」

俺「うん?」

サトミ「なんで男子ってエロ本持ってるの?」

 

突然過ぎる質問に俺はカキ氷を吹きそうになった

 

俺「え???」

サトミ「だって持ってたじゃん?」

俺「いや・・・あの・・・」

 

俺なんかキョドって格好悪かった・・・orz

 

65:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:32:28.30 ID:2bDrzic0

そんな感じでカキ氷を食べ終わり家に帰った

俺はまたもや、「サトミは俺に気がある」そう思い込んで、付き合っちゃおうかなww

とか考えてた

 

もう最悪だよ

 

66:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:33:49.11 ID:2bDrzic0

中途半端ですまない

 

急遽仕事に行かないと行けなくなった

 

また続きを書くよ

まだ続くんだ

 

68:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:35:11.42 ID:2bDrzic0

でさ、この昔話は非常に長いんだけどね

急にこんな昔話をしたのは理由があるんだよ

それも話をしたいから

 

本当にごめんなさい

 

67:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:34:34.88 ID:5faFAUAO

続き何時ころになりそう?

 

>>67

今日は戻れるか分からないから一応酉つけとくよ

 

69:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:35:55.78 ID:KBQy1WE0

待ってるぜノシ

 

71:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 14:37:32.20 ID:5faFAUAO

おk 仕事がんばれノシ

 

72: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 14:37:49.01 ID:2bDrzic0

じゃあね。本当にごめんなさい

 

76:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 15:49:53.75 ID:qMCq3KYo

しかし弟吐き過ぎだろjk

板倉の呪いじゃね?

 

——————–

 

77: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 17:15:53.67 ID:cGqdg8Q0

会社のPCからこんにちわ

今暇だから続きを書く

ただ、急な呼び出しで突然の終了は勘弁してくれ

 

78:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 17:18:35.99 ID:5faFAUAO

wktk

 

79: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 17:19:53.24 ID:cGqdg8Q0

それからの夏休みは特に進展も無く終わった

九月になり新学期が始まると最初のHRで和太鼓をする旨を皆に伝えた

 

なんの反対も無くて速攻で決まった

先生に関しては「とにかくお金が余りかからないように」しか言わない

本格的に和太鼓の練習に入る。

 

そこから毎日放課後に集まって実行委員で会議をした。

 

俺は板倉のからかいからか段々サトミを意識する様になっていた。

確かに可愛いし、良い子だけど・・・でも告白とかは無理。

92012年01月13日 10:18

★ハイCHU★ ヘタレの俺には絶対それは無理

俺はサトミとはすっかり仲良しに成っていた。多分俺の人生の中で一番仲良い女の子じゃ無いかと思う。

 

80: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 17:22:28.87 ID:cGqdg8Q0

サトミから夜に頻繁に電話する様になった。

そして文化祭の話以外にも話をする様にもなった。

 

サトミは映画好きで俺も好きだったので話があった。

もうね、凄い楽しかった記憶がある。

 

文化祭の練習も段々激しくなる。

練習後にふとサトミと目が合う事があった。

その時二人で笑った。サトミが口だけ動かして「お疲れ」と言う。

 

俺はすげえー幸せだったはず・・・くそ

 

81: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 17:28:18.13 ID:cGqdg8Q0

ちなみに森君とも俺らはすっかり仲良くなってしまった

森君との漫画の貸し借りをする様になり、て、言っても俺が借りる一方だった

 

森君の家は漫画喫茶が開けるんじゃないかと思える位の漫画の量だった

彼はお薦めの漫画をいつも俺に貸してくれた

 

板倉に至っては、学校帰りに森君の家に直行する様になった

そして飲み物を要求するようになったころ流石に森君が切れて板倉に勝負を挑んだ

これが世に言う「森の乱秋の陣」であった

 

板倉は森君に泣かされた

俺もそれから森君の神経を逆なでしない様になった

 

82: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 17:33:37.28 ID:cGqdg8Q0

文化祭は11月にある。体育大会やら色々とあったが俺はサトミと文化祭の口実で

学校でも、家に帰ってからも電話したりして色んな話をした

 

俺の中ではサトミは彼女になっていた

うん。ただの俺の勘違いなんだけどね

 

俺は特にリーダーシップを張れる奴じゃない。にも関わらず皆がよく俺に付いてきてくれたと思う

文化祭当日俺は緊張で吐きそうだった。

だが、俺はサトミの前では「緊張してないぜ」アピール

 

俺「あれ?石原緊張してんの?」

サトミ「うん・・・すごく・・」

俺「大丈夫だってwwいつも通りで良いんだからww」

 

多分俺は足が震えてたと思うんだけど

 

サトミ「福田君は凄いねww」

 

サトミのその言葉に俺はガチで緊張は吹っ飛んだ

112012年01月13日 10:21

★ハイCHU★ 83: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 17:36:00.91 ID:cGqdg8Q0

結果から言うと文化祭は大成功だった

俺らのクラスは最優秀賞を獲得した。

全員が抱き合って喜ぶ。俺と板倉も柄にもなく握手した

 

森君に至っては泣いていた

俺も少し感動

 

サトミも泣いており、同じく実行委員の女の子と抱き合って喜んでいた

まあ、感動したよ

青春だったね

 

84: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 17:40:14.16 ID:cGqdg8Q0

ただ、俺は少し残念だった。

これでサトミとの接点が無くなってしまう・・・その不安が残った

今までは文化祭にかこつけて電話したりしていたが、これで完全に接点は無くなってしまう

 

サトミが泣いているのを見ながら俺は別の意味で泣きそうになっていた

 

閉会式の後に、俺ら実行委員だけで集まって「お疲れ」と言う言葉を交わす

女子三人は泣いていた

俺も泣きそうになる。

 

素直に泣ける森君が羨ましかった。

 

だが、俯いていた板倉がナイス提案をする

 

板倉「なあww実行委員で打ち上げしね?」

 

GJ板倉

 

85: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 17:44:33.13 ID:cGqdg8Q0

一週間後、俺らは実行委員女子Aの家に集まる。

幸い女子Aの家には家人が不在だった

 

俺は女子Aの家に向かう為に板倉の家に誘いに行く

すると板倉がデカイ鞄を担いで出てきた

 

俺「なんだそりゃ?」

板倉「ムフフ・・・」

 

板倉が不敵に笑う

 

板倉「酒だww」

俺「え?」

板倉「良いっしょww盛り上がるっしょww」

俺「大丈夫か?」

板倉「酔わせる・・・絶対に酔わせる・・・!」

 

俺は板倉を有る意味尊敬している

 

86: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 17:50:43.46 ID:cGqdg8Q0

女子Aの家で宴が始まった

板倉が持ってきた酒を見せると女子二人は盛り上がった

ただサトミは「だめだって・・・」

と優等生発言。

 

サトミ「ねえ?福田君?」

 

俺「え??ああ・・うん・・・」

 

俺は曖昧な返事

 

が、なんやかんやと女子二人に押し込められて結局サトミも酒を飲み始めた

正直、俺は初めて酒を飲んだ

て言うか全員そうだったんじゃ無いだろうか?

 

全員のテンションがあがる

板倉は女子Aに「パンツ見せて」といい続けてる

女子Bは寝てしまっていた

 

森君は一人でエヴァンゲリオンに付いて語りだしていた・・・壁に向かって

 

サトミは俺の隣でケタケタと笑っていた

俺は既に頭が痛くなっていた

 

サトミ「だいじょうぶ~?」

俺「だいじょうぶ・・・じゃない」

サトミ「なんだそりゃ~wwwwwwww」

 

なんかこんな会話を繰り返してたと思います

 

87: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 17:53:00.79 ID:cGqdg8Q0

いつの間にか、俺は外にいた

隣にサトミがいた

二人で歩いていた

 

サトミは俺と手を繋ぎながら笑っていた

 

なんでそうなったか全然覚えてない

ただ、夜道を二人で手を繋いで歩いていた

 

少し肌寒かった事を覚えている

サトミが笑いながら話してた事位しか覚えてない

 

これが俺の脳内妄想なのかどうかも分からないんだよね

 

91: ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 18:01:47.18 ID:cGqdg8Q0

翌日からはごくごく普通の毎日となった

俺とサトミとの接点が全く無くなってしまった

俺はサトミを目で追う毎日だった

敢えて話しかけるチャンスが全く無い。

 

そうなると、俺は毎晩妄想でサトミと会話をする

俺きめえな

 

そして俺はすっかりサトミを好きになっていた

本気で惚れていた

 

92:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 18:05:17.83 ID:cGqdg8Q0

板倉に相談してみた

まともな答えが来るとは思ってなかったが、それでも親友だ・・・そう思って相談する

 

板倉「女はチョコを食べるとやりたく成るらしいぞ」

 

駄目だった

俺は仕方なしに何故かそのまま接点が残っていた森君に相談

122012年01月13日 10:22

★ハイCHU★ 森君「恋愛漫画の王道は、二人がくっつく前に必ず喧嘩をする!」

 

俺は一理あると思い作戦を練った

 

93:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 18:08:56.02 ID:cGqdg8Q0

森君「福田君が違う女の子と仲良くしているの見せ付けて嫉妬を誘うんだ!」

 

俺は違う女にサトミの前で違う女子に話しかける

 

俺「なあなあ」

女子「は?」

俺「昨日のテレビ見た?」

女子「・・・え?」

俺「いや、見たかどうか・・・」

女子「・・・・」

 

作戦失敗

そう言えば忘れていたが俺は殆どの女子と接点が無かった

サトミだけだったんだ

 

94:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/06(日) 18:09:29.91 ID:KBQy1WE0

なんとかく落ちが見えてきたが・・構わん続けろ

 

>>94

多分君が考えている結末では無いと思う

 

95:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 18:14:19.87 ID:cGqdg8Q0

森君の家で作戦を考える

が、良い案が浮かばない

板倉が「明日天気になあれ」を読みながら適当に呟いた

 

板倉「ラブレター書けば良いんじゃね?」

 

そう言われて俺は「はあ?」と思っていたが・・・ちょっと良いかも

そう思い俺はラブレターを書き綴った

 

96:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/06(日) 18:15:27.90 ID:cGqdg8Q0

ごめんちょっと呼び出しになった

すまんがまたね

 

99:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/07(月) 00:46:20.73 ID:gyVyaWko

続きを期待ww

 

——————–

 

100:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 07:42:59.79 ID:5aY3/gSO

おはよう

空いている時間に少しでも書いていくよ

 

意外に書くって時間が掛かるのね

 

ラブレターを書いた俺はそれをいつサトミに出すか考えていた。

だが、俺にそんな度胸があるはずも無い

 

相変わらず俺はサトミを目で追う。妄想でサトミと会話する

どうみても変質者です

 

板倉からは「いつ渡すんだよ」と責っ付かれる

 

俺「なんでお前はそんなに俺の為に?」

 

そう聞くと少し目が泳いだ後に

 

板倉「友達じゃねーか」

 

単純に面白いからですね

 

102:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 07:50:06.47 ID:5aY3/gSO

俺はそれでもラブレターを渡す為にサトミが一人に成るのを伺う

 

が、中々一人には成らない

「これじゃ渡せないね」

俺は自分でそう思い自分をごまかしていた

 

また「そもそも俺はそんなにサトミが好きじゃないかもね」とか言う訳の分からない言い訳を思っていた

情けない男だな

 

そうやって時間は過ぎていく

俺は時間は永遠にあると思っていた

中三の終わりまでにサトミにラブレターを渡せば良い・・・

 

そう思っていた

 

103:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 07:56:42.33 ID:5aY3/gSO

12月に期末テストが終わった後だったと思う

 

朝のHRで先生がサトミを前に呼んだ

 

先生「えー、知っている人も居ると思うが石原が転向する。二学期を最後にお別れだ」

 

はい?

 

俺はなんか一気に頭に血が昇ったのを覚えている

後、何故か少しホッとしていた

 

ただ大半の思いはショックだった

サトミは前で全員を見ながら挨拶をしている

 

104:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 08:02:59.97 ID:5aY3/gSO

俺がショックだったのはサトミが転校する事もだが、それだけじゃ無い

 

それ以上に俺がその事実について全く知らなかった事がショックだった

 

俺はサトミが俺の中で一番仲の良い女子だった。

同じくサトミにとっても一番仲の良い男子は俺だと思っていた

 

だからそう言う事をちゃんと俺に告げてくれる・・・そう信じていた

 

だから俺は思った

 

サトミにとって俺は特別じゃ無いんだと

 

悲しくなった

132012年01月13日 10:22

★ハイCHU★ 106:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 08:14:10.41 ID:5aY3/gSO

それからの俺は冷めた

 

結局サトミは俺の事なんかなんとも思って無かったんだ・・・そう思うと悔しかったからだ

 

俺はあえてサトミを目で追わなくなった

 

話し掛ける事もしない

 

そして妄想でもサトミは出さない

 

だが、

 

気がつけばサトミを目で追っている・・・妄想でサトミの顔が浮かぶ

 

結局俺はサトミが好きだったんだね

 

107:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 08:20:58.63 ID:5aY3/gSO

ある日森君の家でいつもの様に三人で漫画を読んでいた

 

すると板倉が漫画を見ながら呟いた

 

板倉「お前どうすんの?石原は」

俺「うん・・・まあ良いじゃん」

森君「え?なんもしないの?」

俺「もう良いだろ」

 

俺はイライラしながら二人にそう言っていた

厨房ってプライドが高いんだよな

なんか指示されたりする事に腹が立っていた

 

キモい死ね

 

108:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 08:32:21.39 ID:5aY3/gSO

そのままダラダラと二学期の終わりまで過ごした

俺は毎日、「サトミが俺の家に来てくれて抱きついてくる」

 

そんな妄想を抱いていた

引っ越しを嫌がって俺の家に同居する妄想なんてのもした

 

が、勿論現実社会ではそんな事は起きない。

起きるハズも無い

 

俺は毎日板倉達と遊んで、家でオナニーして、学校ではサトミを見つめるだけの毎日だった

 

終業式前のクリスマスイヴにサトミが俺の家に来た・・・そんな妄想もしたよ

 

109:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 08:40:55.49 ID:5aY3/gSO

そして終業式も終わり、俺は板倉といつもの様に森君の家に行った

 

そして漫画を読む

 

板倉がボソッと言う「明日だな」

その声に俺は胸が詰まる

そう、終業式の翌日にサトミは引っ越しするとクラスの女子が言うのを聞いた

 

森君「もう良いの?」

俺「ウルセーな」

 

俺はイライラした

 

板倉「お前は・・・あれ?」

俺「あん?」

板倉「自分の事を好きだから、相手の事が好きになるの?」

俺「・・・」

板倉「そーか、そーか、まあ・・・」

 

そのまま板倉は漫画を読む

板倉は馬鹿だが、たまに真理をつく

 

110:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 08:47:14.28 ID:5aY3/gSO

だが、イライラ感マックスの厨房の俺に言っては成らない台詞だった

 

俺は板倉と中学に入って四回目の喧嘩をした

が、今回は俺が負けた

俺は板倉に「ガイコツ市ね!!!」と俺が負けた時の捨て台詞を吐いて逃走した

 

俺は家に帰りラブレターを手に取った

 

そして、家を出た・・・!

 

が、すぐに戻って来た

行く勇気が無い

怖い

凄く怖い

俺は何度も家を出たり戻ったりを繰り返す

 

結局その日は行けなかった

 

112:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 09:03:04.93 ID:5aY3/gSO

その日俺は殆ど寝なかった。

夜中に行こうかとも思った

が、昼間に行けない奴が夜中には行けない

 

朝までずっと悩み続けた

疲れ果て朝方に眠りにつく

そして、俺の顔をペチペチ叩く感触に気付いた俺

ガバッと起きると、俺の部屋に板倉と森君がいた

板倉は金属バットを持って俺の前に立っている

 

俺「な、何?」

余りの事に俺はビビる

 

板倉「行くぞ、チキン野郎」

 

板倉はそう言って無理矢理俺に服を着せた

二人は俺を連れて、サトミの家に向かった

 

てか何この友情ドラマ

 

114:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 09:12:42.52 ID:5aY3/gSO

板倉は俺が一人では行けない事を知っていた

流石は親友と言うべきか

もしも行かない場合は金属バットで実力行使するつもりだったそうな

 

俺はね

泣きそうだった

142012年01月13日 10:23

★ハイCHU★ 凄く感動したよ

板倉は「ショータイムだぜい!」と茶化していたが、本心は分かった

 

俺ら三人はサトミの家に向かい走った

森君が意外に足が速い

板倉は既に横っ腹を押さえて100m後方を歩きだしていた

 

俺はハアハア言いながらも走る

 

手にはラブレターを握りしめて

サトミに思いを伝えたい

そう思って全力で走った

森君が「急げ!」と叫んでた板倉は既に立ち止まっていた

 

俺は走った・・・!

 

115:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 09:17:27.10 ID:5aY3/gSO

だけどね

現実はそうドラマチックじゃ無いんだね

うん

俺ら三人はその時痛感したんだ

 

既にサトミの家はもぬけの空だった

 

何も残って無いし、誰もいない

 

俺はその場に座り込んだ。

森君もしゃがみ込んでいた

追い付いた板倉は金属バットで壁を殴った

 

まあ、こんなもんなんだろう

 

116:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 09:22:53.15 ID:5aY3/gSO

これで最初の昔話は終わり

特にドラマチックな話でも無い物語に付き合ってくれてありがとう

 

ただ、まだ昔話は続きます次は三年後の話、俺らが高二に成った時の話です

 

つまらん話だが、もうしばらくお付き合い下さい

 

117:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/07(月) 09:24:22.75 ID:5aY3/gSO

だけど、ちょうど区切りが良いので仕事をします

また後ほど話を書きます じゃあね

 

118:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/07(月) 09:25:06.51 ID:tteaLWwo

板倉かっこいいじゃねぇかww

 

120:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/07(月) 09:34:32.64 ID:XiuOr2AO

続き待ってるよーノシ

 

125:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/07(月) 21:05:22.97 ID:2mr7Cbko

楽しみにまってるぜ

 

162012年01月13日 10:27

★ハイCHU★ 127:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:07:10.86 ID:9xNlBgSO

お待たせしました。今客待ちで時間があるので、仕事の合間を縫って書き溜めて奴を投下します。

 

128:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:10:50.81 ID:9xNlBgSO

高二に成った俺。

少しだけ大人になり、ちょっとづつ現実が見えて来た。

だが、やはり妄想はするし、格好を付ける所は変わって無かったと思う。相変わらず板倉とは一緒で、何故か森君も加わり三人でずっと過ごしていた。

 

毎日三人で誰も来ない学校の別棟で弁当を食べて昼寝をしたりして過ごす。

 

誰も来ない事を良い事に俺らは私物を持ち込み、いつの間にかその場所は俺らの別荘の様に成っていた。

板倉が持って来たカセットコンロですき焼きをした事もあった。

流石にその時は先生に見つかり、こっぴどく叱られた。

 

129:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:13:24.99 ID:9xNlBgSO

学校の外では、森君の家で漫画を読んだり、近くの山に秘密基地を作ってダラダラ過ごしたりしていた。

だが、この秘密基地が夏の蚊のせいで閉鎖に成ってからは、専ら森君の家で過ごした。

 

森君は俺ら二人が家で寝ていても一人いち早くハマったインターネットについて語っていた。

ちなみに森君は板倉に毒されてエロに物凄い執着を見せる様になっていた。

 

彼はデジカメを駆使して街で女の子の写真を撮る事に何やら尋常じゃ無い程の情熱を見せていた

 

こんな感じの高校生活を送っていたんだ。

 

130:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:16:24.58 ID:9xNlBgSO

俺は同じ高校で好きな人がいなかった。

 

俺は中二の頃から俺の心は止まったままだったんだ・・・(笑)

 

毎晩の様にする妄想では、ある日偶然に再会する二人と言う妄想をヘビーローテーションで流す。

 

もう完全にノイローゼですな。

 

131:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:27:40.62 ID:9xNlBgSO

夏休みに俺と板倉と森君の三人で婆ちゃんの家に行く事に成った。

 

俺の婆ちゃんの家は渡船業兼釣り宿をしている。

バイトで一ヶ月雇って貰っう事になったんだ。

朝は3時に起きて船の積み荷を手伝って帰って一旦寝て夕方に釣り人を迎えに行く。

結構な激務だった。

 

釣り人は正直ウザい。

奴らは釣り情報を聞く為に夜中でも平気で電話して来やがる。

 

夜中に叔父さんが電話に出ない時に俺が電話に出た。

俺はよく分からんから釣り人が

「どんなのが良いの?」

て言われたら、

「クロダイとか・・・」

しか言わなかった。

 

正直クロダイがどんな魚かは知らん。

 

132:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:32:13.99 ID:9xNlBgSO

初日の夜の事だった。

部屋で布団を敷いて寝ようとした時に板倉が呟いた。

 

板倉「俺・・・死んじゃうな・・・」

俺「疲れたな」

 

森君は既に寝ていた。

彼はのび太ばりに眠りに着くのが早い。

 

板倉「金・・安すぎね?」

俺「日給5000円だし朝と夕方だけじゃん」

板倉「実働時間は6時間だろうが!朝は4時間、夕方は二時間だし!重労働だし!てか、何?あな釣り人の荷物の重さは?奴らは金塊でも掘ってんのか???」

 

板倉はキレていた。

 

133:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:35:41.50 ID:9xNlBgSO

俺「まあまあ、旅行に来て金わ稼げると思ったら良いじゃんww」

 

俺がそう言うと板倉は起き上がり呟く。

 

板倉「・・・ストライキ」

俺「は?」

板倉「ストライキをする!我々は労働条件の改善を要求する!」

俺「いや・・・何言ってんの・・・」

 

板倉は立ち上がり森君を蹴った。

 

板倉「もりー!!起きろー!!!ストライキじゃー!!!」

 

迷惑な奴

 

134:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:38:06.35 ID:9xNlBgSO

蹴られた森君は起き上がると電光石火の速さで板倉のボデイに綺麗なアッパーを入れた。

 

板倉「う~ん・・・リバーが・・・リバーが・・・」

 

苦しんでいた。

 

森君「寝ろ」

 

彼はそれだけ言うと再び眠りにつく。

俺は森君に「お疲れ様でした」そう言って頭を下げた。

 

板倉「お腹痛い・・・」俺「うん、大丈夫、寝たら治るから」

 

そうあやしながら眠りにつかせた。

 

これが世に言う「森の乱夏の陣」であった。

 

135:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:41:51.99 ID:9xNlBgSO

でも、そんな過酷な日々でも慣れれば高校生は流石に体力がある。

 

婆ちゃんの家に行って五日後には俺ら三人は昼間は近くの海水浴場に行って遊び出した。

 

板倉がナンパしようと毎日言うが、結局毎日モジモジして女の子の前を通るだけ。

森君はデジカメでひたすらギャルを撮っていた。

すっかり変態に成り上がっていた。

172012年01月13日 10:28

★ハイCHU★ 俺はと言えば、一人で岩場から海を見て浸っていたりした。

 

うん、まだサトミを思っている俺カッコイイとか思ってた。

実際にこんな海にサトミと二人で来れたら良いのに・・・とか思ってたんだけどね。

 

そんな俺を板倉が後ろから蹴って海に落とされたりして喧嘩によくなった。

 

136:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:46:29.88 ID:9xNlBgSO

ある日俺らがいつもの様に海水浴場で遊んでいた。

俺ら三人は少し沖まで出てシュノーケルで潜って魚を銛で取ったりして遊んでいる。

 

周りは、カップルがゴムボートに乗りイチャイチャしている。

俺ら三人はそれを海の中から覗く。

 

板倉「くそームカつくなー」

 

板倉はそう言いながらもチンチンを触る。

 

俺も羨ましかった。

サトミと二人でゴムボートでイチャイチャする事を想像しながらチンチンを触る。

完全にヤバイ人です。

 

森君は「防水カメラにすれば良かった」と呟いていた。

 

137:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:48:47.98 ID:9xNlBgSO

そのまま覗きをしながら泳いでいると俺の近くでゴムボートに乗ってはしゃいでいる女の子二人がいた。

 

俺はあれがサトミで偶然会うなんて無いかなー、そう思って顔を確認する

 

が、勿論サトミじゃ無い。

 

俺は諦めてゴムボートから離れた。

そしたら、女の子二人の声が聞こえた。

 

「あー、前に進まないー」

 

そう言ってグルグル廻ってる。

 

138:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 16:53:23.54 ID:9xNlBgSO

へたくそだなー

 

俺はそう思いどうしようかと板倉を見る

 

そこには見た事も無い鋭い表情をした板倉がいた。

 

板倉の全力のクロールを見ながら俺と森君も後に付いていく。

 

板倉のあの時のスピードは凄かった。

 

板倉「大丈夫ですか!!!」

板倉の声に女の子二人が

「真っすぐこげなーい」

と言った。

 

板倉が俺らを振り返り、

「おい!押すぞ!」

と言い出した。

 

マジですか

 

139:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 17:04:52.03 ID:9xNlBgSO

俺ら三人が後ろから押す。

 

女の子二人は普通の子とピザだった。

 

普通の女の子が「すみません、ありがとうww」

と言った。

 

板倉「いえいえ、当然の事です」

 

そう歯をキラリと光らせて笑顔で言う。

 

もう一人のピザが「押すの遅い」

と言い出しやがった。

俺「重いんだよ」

そう言うと板倉が水の中で蹴って来る。

 

なんとか砂浜に到着。

 

141:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 17:09:01.27 ID:9xNlBgSO

普通の女の子が「友達みんなの所に来てスイカ食べる?」

と聞いてきた。

 

板倉「よろこんで」

と言ったので女の子の友達の所に。

 

俺は正直どうでも良かったんです。

 

だが、

 

俺の妄想パワーがここで炸裂。

 

ま、まさか・・・その女の子の集団の一人が・・・サトミ・・・?

 

勿論ね。

いないよ。

いなかった

全然いないの。

 

女の子は全員で四人グループ。

全員高校生だった。

 

近くの民宿にバイトに来ており

昼間は暇なので交代制で海に来てるとの事。

 

142:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 17:12:09.71 ID:9xNlBgSO

板倉はハシャギまくり、

そして何故か森君モテモテだった。

 

確かに森君は眼鏡を外してるとイケメンと言えなくは無い。

それに最近海に出ているので日焼けして男らしく成っていた。

 

でも変態なんだけどね。

森君「写真撮ろう」

としきりに言っていた。

写真を何に使う気だ。

182012年01月13日 10:29

★ハイCHU★ 板倉はハシャいでいるが空回りしている。

少し板倉が可哀相になった。

俺はと言えばヤハリ恰好つけて女の子らと喋っていた。

 

「別にお前らの事興味ねーし」

 

みたいな感じに。

 

どうか昔の僕を殺して下さい。

 

143:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 17:15:01.02 ID:9xNlBgSO

仕事の時間になり彼女達と別れた

全くモテなかった板倉がショゲてトボトボと自転車をこぐ。

 

森君「なんで元気無いの?」

板倉「うるせー!盗撮野郎が!!!」

 

板倉は切れていた。

 

森君「あの子らと夜に一緒に花火しようて事になったんだけど」

板倉「森・・・さん・・・とお呼びして良いですか?」

 

板倉の元気が戻った。

 

俺はあの子らの中にサトミが居れば良かったのに・・・それしか考えて無かったよ。

 

144:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 17:17:49.50 ID:9xNlBgSO

花火には昼間見た子以外の女の子が一人加わっていた。

 

昼間のシフトの子だったらしい。

皆で楽しく花火をする。

 

その最中に俺はまた厨ニ病の発作を起こし、

注目を浴びたくて一人で波打際にしゃがんで海を見つめる。

 

早く、誰か早くタイムマシーンで俺を殺して来てくれ。

 

145:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 17:20:57.42 ID:9xNlBgSO

女の子「あの人はなんで一人で海見てんの?」

板倉「軽い病気だから気にしないで良いよ」

 

聞こえてるよ全部。

 

戻るタイミングを失った俺はそのまま海を見ていた。

 

すると、案の定板倉が後ろから俺にジャンピングキック。

 

俺は海に落ちた。

俺はすぐさま浜に上がり板倉も海に引きずり込み二人で海辺の乱闘。

 

森君は一人女の子と楽しく花火をしていた。

 

本当俺らは馬鹿だわ。

 

147:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 17:23:45.91 ID:9xNlBgSO

海で濡れた俺らはチャリンコをこいで着替えに帰る。

 

チャリンコに乗りながらも俺ら二人は唾の吐き合いをしていた。

 

だが板倉の一言でその戦いは終止符を打たれた。

 

板倉「もう一人でイジイジしてんじゃねーよ、俺らに吐き出せ馬鹿」

 

そう恥ずかしそうに言った。

 

俺は「ふん!」とだけ言ったが・・・

 

凄く嬉しかった。

 

宿に戻り着替えて再び出掛けようとしたが

俺ら二人はなんか馬鹿らしく成っていた。

 

どうせ森君しかモテてねーし

その思いが全てを面倒臭くしていた

 

148:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 17:27:00.10 ID:9xNlBgSO

俺「なんかつまんなくね?」

板倉「だな、どうせ森しかもてねーし」

そう言って俺ら二人は・・・壊れた。

 

婆ちゃんの家にあるデカイ水鉄砲を二丁運び出す。

その中に掛かったら面倒臭いであろうサイダーを入れた。

 

そしてタオルで顔を覆いつくす。

 

板倉「これから突撃する!準備は良いか!」

俺「OKで有ります!少佐!」

 

板倉「三、ニ、一!ふあああああっきゅうううううう!!!!!!!!!!」

 

俺らはテロリストと化した

 

149:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 17:30:00.29 ID:9xNlBgSO

俺らはチャリンコで全力で砂浜に向かった・・・

 

そう、全てをぶっつぶす為に・・・!

 

板倉「良いか!これはテロじゃない!!!俺達の権利の為の・・・闘争だ!!!!」

 

まあ、今思ったら意味が全く分からん。

 

だが、俺らは最高にハイな気分で砂浜に向かう。

 

楽しかったんだよ

 

だが、

 

その権利の為の戦いとやらは行われなかった。

 

何故なら、砂浜に戻るとそこには・・・

 

サトミがいたからだ。

 

後半へ続く(キートン山田)

 

150:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/08(火) 17:31:55.80 ID:9xNlBgSO

すいません。時間なので行きます

続きは時間が有ればすぐに書きます

192012年01月13日 10:29

★ハイCHU★ 151:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/08(火) 17:40:27.69 ID:.mCFUZEo

いいとこでwwww

待ってるぜ

 

153:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/08(火) 20:20:04.78 ID:NTtrCzA0

ちょwwwwなんというつなぎ方wwwww

 

155:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/09(水) 02:31:39.55 ID:Rfpl4BEo

ついに幻覚を見るようになったかw

 

156:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/09(水) 07:56:40.98 ID:4hA3e6AO

福田が痛いよーww しかし板倉いいやつ

 

 

212012年01月13日 10:35

★ハイCHU★ 157:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 11:42:19.58 ID:2Q6NlEY0

仕事中なのに続き書く

途中で昼飯に出かけるけどね

 

158:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 11:43:49.43 ID:2Q6NlEY0

砂浜に行くとね、そこにサトミが居たんだよ

 

俺は余りの事に一瞬何が何だか分からなかった。

俺が分かったのはサトミは綺麗に成ってたってこと。

 

俺が毎日の様に妄想していたのは中学生のサトミだ。

今目の前に居るサトミとはレベルが違っていた。

板倉が楽しげに話し掛けているのが夢みたいだった。

俺は妄想のし過ぎで自分の頭がおかしく成ったのかとさえ思っていた。

 

サトミが何かを俺に話し掛けていたが、俺の記憶には残っていない。

多分俺は日本語をまともに話して無かったと思う。

 

160:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 11:51:00.92 ID:2Q6NlEY0

俺が・・・覚えているのは・・・

 

サトミの・・・特上の笑顔だった・・・

 

カッコイイ台詞だ

 

サトミ達と別れて宿への帰り道、俺は道端で吐いた。

多分余りの衝撃でだと思う。

森君が背中を摩ってくれていた。

俺の家族は胃腸が弱いんかな?

 

森君の話では俺と板倉が宿に帰った後にそのまま花火をしているとサトミがやって来たそうだ

 

161:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 11:52:32.87 ID:2Q6NlEY0

森君は一瞬誰か分からなかったらしい。

そしたらサトミが

「森君!」

と言って来てサトミだと分かった。

サトミも昼間の女の子達と同じ民宿でバイトに来ており、

昼間はシフトで海に来れなかったそうな

 

162:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 11:54:41.47 ID:2Q6NlEY0

寝る前にその話を聞き終えて板倉が言った。

 

板倉「ゲロ福田」

俺「変な名前で呼ぶな」

板倉「お前は今、人生で二度あるチャンスの二回目が目の前にある」

俺「一回目はどこで使った」

 

森君「ゲロ福田君、チャンスだよ、マジで」

俺「だからその名前はなんだ」

 

板倉「ゲローー!!!!!!」

俺「もう名字ねーし」

板倉「絶対に行けよ!」

 

そう言われて俺は緊張して来た。

 

164:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:37:12.22 ID:2Q6NlEY0

俺はね実はまだ持っていた。

 

正直気持ち悪いが、

あの昔に書いたラブレターをまだ持っていた。

 

いつサトミと再会しても良い様に・・・

と言うか、サトミの事を思い出せるツールだったからだ。

 

なんと見事な伏線回収

 

まあ、ガチで肌身離さず持っていたから自分でも怖いよ

 

165:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/09(水) 12:38:12.19 ID:sUPv5kDO

これはwktk

 

166:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:38:44.50 ID:2Q6NlEY0

翌朝

睡眠時間三時間だけにも関わらず俺は一番に目を覚ました。

 

勿論まだ太陽は出ていない。

俺は窓を開けて夜明け前の外の空気を吸い込み実感した。

 

出会えたんだ・・・

 

大袈裟かもしれないが板倉が言う様に

俺の人生の中で数少ないチャンスかもしれない。

 

167:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:39:39.15 ID:2Q6NlEY0

俺は思いっ切りテンションが上がり寝ている板倉と森君をたたき起こす。

 

その日の仕事は張り切り過ぎて海に落ちた。

落ちた時に板倉に石を投げられた。

それでもキレない俺はよっぽど嬉しかったのだろう。

 

168:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:40:45.18 ID:2Q6NlEY0

前日に板倉と森君がサトミ達と遊ぶ約束をしてくれていた。

 

朝の仕事を終えた俺は急いで海パンに履き代えて板倉達が着替えるのを待った。

 

板倉「お前慌てすぎだろ」

俺「いや慌ててなんかねーよ」

 

俺キモッ。

 

169:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:41:39.33 ID:2Q6NlEY0

海に行くとサトミ達のグループは来てない。

サトミが来るまでの時間、俺は不安とワクワクで一杯だった。

 

サトミが来ると言うワクワク感と、

もしもサトミが俺の事をキモいと思ってたらどうしよう?

 

と言う不安感だった。

 

170:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:42:33.14 ID:2Q6NlEY0

海に浸かってオシッコをしていると、

段々不安感の方が増えて来た。

222012年01月13日 10:36

★ハイCHU★ ひょっとしてあの時、

サトミが俺に何も言わずに引っ越したのは、

俺の事をキモいと思ってたからじゃ無いだろうか・・・?

 

そう思うと居ても立ってもいられなく成ってきた。

 

171:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:44:01.68 ID:2Q6NlEY0

ちょうど俺がオシッコをし終えた所に板倉がやって来た。

 

板倉「やっぱ海水はしょっぺーな」

 

うん。そうだね。

 

俺「板倉」

板倉「なんだ?」

俺「俺、やっぱ帰る」

板倉「はあああああ?????」

 

俺はそのまま海から出ようとすると、板倉と森君に羽交い締めされた。

 

172:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/09(水) 12:44:53.96 ID:4hA3e6AO

そりゃ海に浸かっておしっこしてればきもいと思うわwwwwww

 

>>172

海ではよく有る事だ

 

173:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:45:06.56 ID:2Q6NlEY0

俺らが揉み合っているちょうどその時、

サトミ達がやって来た。

 

サトミが手を振って俺らを呼んだ。

 

俺はサトミの姿を見た。

 

サトミはワインレッドの色に柄が付いた水着の上からパーカーを羽織っていた。

思わず生唾を飲み込んで見取れてしまった。

 

174:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:46:49.09 ID:2Q6NlEY0

板倉「帰るか?」

板倉が俺の側で囁く。

 

板倉「あれを見て帰るんか?」

俺は森君を見た。

 

俺「写真・・・」

森君「うん?」

 

俺「石原の水着姿の写真を・・・頼む・・・!」

 

森君「任せておけ・・・!」

 

森君は仕事の時の顔に変わった

 

175:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:49:26.12 ID:2Q6NlEY0

サトミ達と遊び出してからも俺は中々サトミに話し掛けられない。

 

何故かミユキちゃん(最初にゴムボートに乗っていたピザじゃ無い方の普通の女の子)

にばかり話しかけられる

 

サトミは皆とワイワイ喋っている。

普通に話せる板倉と森君が羨ましかった。

 

176:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:53:29.75 ID:2Q6NlEY0

俺はチラチラとサトミを見る

サトミは可愛かった

 

たまに板倉と森君に背中を小突かれる

分かってます

でも、勇気が無いんです勘弁してください

 

その日は仕事の時間になり、そのまま俺ら三人は宿に帰った

 

177:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:56:08.43 ID:2Q6NlEY0

サトミと話すきっかけをくれたのは

板倉だった

 

その日の夕方に釣り人の魚が山ほど入ったクーラーボックスを見せられた

釣り人の自慢話を聞きながら荷物を船から運び出す

 

てか、マジでお前らの釣果は興味ないんだよ

 

仕事が終わった後に板倉が俺に女物の小銭容れを渡してきた

 

178:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:57:15.25 ID:2Q6NlEY0

俺「何これ?」

板倉「財布」

俺「見りゃ分かる、で、何?」

 

板倉「石原の財布だ」

 

はい?

 

俺「なんでお前が持ってんの?」

板倉「くすねた」

 

犯罪者がいた

 

179:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 12:59:47.58 ID:2Q6NlEY0

俺「はああああああああああああ????????????????」

 

板倉はドヤ顔で俺を見てきた

 

板倉「きっかけだ!お前これ返して来い!」

俺「てか盗むなあああああああ!!!!!!!!!!」

 

俺は慌てて宿からサトミ達がいる民宿に電話をした

ちなみにこの時は俺らの地方では高校生の携帯普及率が低かった

 

サトミも携帯を持ってなかった「欲しい」とは言ってたけど

 

180:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 13:02:04.49 ID:2Q6NlEY0

民宿の人にサトミを呼んでもらう

 

サトミ「もしもし・・・?」

サトミは少し不審そうな声を出した

 

俺「あ、福田です、仕事中にごめん」

サトミ「あwwwwww福田君wwwwwwどうしたのwwwwww」

232012年01月13日 10:36

★ハイCHU★ サトミのテンションが高くて良かったww

 

俺はサトミに板倉が間違えてサトミの財布を持って帰ってしまったと伝えた

 

181:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 13:04:58.46 ID:2Q6NlEY0

てか、この嘘は正直無理があった。

そもそも、なんで財布の持ち主がサトミと分かったのか?

で、どうやって女物の小銭容れを板倉が持ち帰ったのか?

 

俺は不安だった

 

サトミ「あwwwwwwそうなんだwwwwww良かったww財布無くしたかと思ったよwwありがとうww」

 

天然で良かったです

 

182:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 13:11:47.48 ID:2Q6NlEY0

板倉が後ろから俺に呟く

「今から届けろ」

ドキン・・・

俺の心臓が鳴った

 

俺「あ、石原・・・今夕飯の支度とかで忙しい・・・よな・・・?」

サトミ「ううんww私の仕事は終わって今は暇だよww」

 

ドキドキドキドキドキドキ・・・・

 

俺「あ・・・じゃあ、俺・・・今から持っていくよ・・・」

 

言った

 

183:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 13:13:55.27 ID:2Q6NlEY0

サトミ「え?ホント?別に明日でも良いよ」

 

ガビーン・・・・

 

俺の動きは止まった

板倉「良いから行け!」

板倉の囁きで俺は再び言う

 

俺「いや、俺も暇だし・・・散歩がてら持っていこうかな・・・と」

 

勇気を振り絞ったよ

大した事じゃ無いんだけど、俺の中では凄く勇気を振り絞りましたよ

 

184:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 13:16:44.98 ID:2Q6NlEY0

サトミ「えwwホント?ありがとうwwじゃあ、私もそっちに向かうから、いつもの砂浜の所位かな?落ち合えるのは?」

 

よっしゃ嗚呼あああああああああああああああああああああああ

 

俺が親指を板倉達に立てると、板倉と森君はニヤニヤしていた

電話を切った俺に板倉と森君が背中をバチバチ叩く

 

俺は嬉しかった。倫理的にどうあれ板倉には感謝の気持ちで一杯だった

 

185:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 13:19:47.22 ID:2Q6NlEY0

俺はチャリンコに乗り込む

板倉と森君も何故かチャリンコに乗る

俺「待て」

板倉、森君「どうした?」

 

俺「どこに行く」

板倉「見に行く」

 

俺は2人に生まれて初めて土下座をした

とりあえず、2人には後で報告と相成った

 

だが、俺は後ろを警戒しながらチャリンコを漕ぐ

どうやら尾行は無い様だ

 

186:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 13:23:17.95 ID:2Q6NlEY0

夕暮れの海辺の町をチャリンコで走らせる

 

もうすぐサトミに会える・・・俺はそれを考えるとチャリンコを漕ぐのもテンションが上がった

 

いつも俺らが遊んでる砂浜が見えてきた。

砂浜には人が疎らであった

夕日が海にほぼ沈んではいるが、まだ海を赤く染めていたのを覚えている

 

遠くの方にサトミが見えた

 

サトミは俺に気が付くと笑顔になって・・・手を振ってくれた

 

187:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 13:24:33.97 ID:2Q6NlEY0

すみません

ホントにすみません

急遽呼ばれました

 

いつもは夕方まで暇なんですけど

ホントすみません

 

188:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/09(水) 13:25:22.25 ID:TCBejUDO

待ってるよ

 

190:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/09(水) 14:10:23.63 ID:5ckhE5s0

自分のペースで。ゆっくりでいいよ。

十分楽しませてもらってます。

 

192:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/09(水) 14:35:13.84 ID:e/vPCgQ0

追いついた!

なんかいいなセイシュンって

 

——————

 

195:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:34:41.34 ID:Dt96BOc0

お待たせしました

少しづつ投下していきます

 

197:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:36:47.14 ID:Dt96BOc0

サトミと落ち合えた俺。

 

サトミ「わざわざゴメンねww」

サトミはそう言って笑った。

242012年01月13日 10:37

★ハイCHU★ 俺「いや、どうせ散歩してんだよ、チャリンコで」

 

そう言って俺は夕日をアゴでしゃくる。

 

俺「綺麗だろ・・・この夕日を見たくてさ」

 

うわああああああああああ誰か俺をマジで止めろおおおおお!!!!!

 

サトミは「ふーん」とだけ言ってた。

 

死にたい、いや殺したい。

 

198:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:37:56.21 ID:Dt96BOc0

俺はサトミに黙って財布を渡した。

 

サトミ「あ、ありがとうwwあ、ちょっと待って」

サトミはそう言って近くの自販機に行く。

 

サトミ「喉渇いたでしょ?何飲む?」

俺「あ、良いよ、大丈夫だから」

サトミ「良いからww良いからww」

 

そう言ってたがサトミが財布を出して止まった。

 

199:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:38:56.29 ID:Dt96BOc0

俺はサトミを見る。

 

サトミはペチッと自分の額を叩いた。

なんだそのオッサンみたいなリアクションは。

 

サトミは恥ずかしそうに俺を見た。

 

サトミ「ゴメン・・・そー言えば小銭全部使ったんだった・・・wwだから無くても気がつかなかったのww」

 

カワユス。

 

200:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:40:18.34 ID:Dt96BOc0

俺は笑ってポケットから自分の財布を出して自販機にお金を入れた。

 

俺「どうぞww」

サトミ「いや、悪いよ・・・持って来て貰った上に・・・」

俺「良いからww元々は板倉が悪いんだしww」

 

実際にそうだから。

 

サトミ「じゃあ明日遊ぶ時に喉渇いたら言ってwwその時は私が出すからww」

 

サトミはボタンを押した。

俺もジュースを買う。

二人で防波堤に座りジュースを飲んだ。

 

 

262012年01月13日 10:41

★ハイCHU★ 201:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:41:26.05 ID:Dt96BOc0

俺が妄想をしていたワンシーンが実際に現実と成った。

 

夕日を浴びた海辺で・・・

 

サトミと二人切り・・・

俺はジュースを飲みながら舞い上がっていた。

 

チラチラとサトミの夕日に照らされた横顔を見つめる。

 

202:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:43:02.07 ID:Dt96BOc0

サトミ「あのね」

 

気が付くとサトミが俺に可愛い笑顔を向けていた。

 

サトミ「福田君・・・怒ってる・・・?」

俺「え?」

サトミ「私が黙って引っ越した事・・・」

俺「怒ってないよww別にびっくりしたけどww」

 

サトミは少しホッとした表情になった。

 

203:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:44:11.27 ID:Dt96BOc0

サトミ「なんだ・・・昨日福田君と会ってから全然喋ってくれなかったから・・・怒ってるのかと思ってた・・・ww」

 

違います。

 

俺「大丈夫ww怒ってたけどもう忘れたww」

怒っては無いけど忘れた事は一日足りとも有りません。

 

サトミ「そっかwwでも福田君喋ってくれなかったじゃんww」

 

俺「そう?あんま意識して無かったなぁww

すみません意識しまくってました。

 

204:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:45:07.70 ID:Dt96BOc0

俺らはそこから久しぶりに、

 

本当に久しぶりに話した。

 

サトミが引っ越してから女子高に行った事。

中学時代の文化祭の思い出。

等々。

 

気が付くとすっかり日が沈み辺りは夜に成っていた。

 

205:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:46:15.82 ID:Dt96BOc0

ふと突然サトミが黙る。

 

俺は不思議に思ってサトミを見ると

サトミが真っすぐ前を見つめていた。

 

俺「どうしたの?」

サトミ「カニだww」

 

サトミが指射した方を見るとなんかが動いている。

でも暗くてよく見えない。

 

207:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:49:39.05 ID:Dt96BOc0

サトミ「カニwwカニww」

 

そう言ってサトミがカニらしき物の所に行く。

と、突然サトミが「キャア!!!」と叫んだ。

 

サトミ「ゴキブリだった!!」

 

俺は笑った。

再びサトミが言う「あ、あれはカニ?」

俺が見る。てか、どんだけカニww

 

いや・・・サトミは俺が言う前に近付く。

 

サトミ「キャア!!!!」

 

ゴキブリだったww

 

海水浴場はゴキブリが多い。

それにしてもサトミが可愛い。

 

208:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:51:43.58 ID:Dt96BOc0

時計を見ると既に8時をまわっていた。

 

俺はまだサトミと一緒にいたかった。

ずっとサトミと喋っていたかった

 

いつの間にか俺らはあの文化祭の頃の様に話す事が出来ていたんだ。

 

サトミが笑っている。

空には満天の星空が在った。

山からは虫の鳴き声が聞こえていた。

そして海からは波の音が聞こえる。

 

俺は

この時間が永遠であって欲しかったんだ。

 

209:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:55:06.04 ID:Dt96BOc0

サトミを民宿まで送って俺が自分の宿に到着すると

板倉と森君は部屋でテレビを見ていた。

 

彼らは俺が帰って来るとすぐに俺から話を聞く。

話終えると二人は俺を布団に包み殴る蹴るの暴行を加える。

 

だが、俺は「おいおいwwwwww辞めろよwwwwww」と笑っていた。

よっぽど御機嫌だったんだね。

 

210:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:56:09.52 ID:Dt96BOc0

それからの毎日は本当に幸せだったんだ。

 

俺の人生の運を全て使い切ったんじゃ無いかと思ったよ。

サトミと普通に話せるし、

冗談も言い合える様になった。

 

また、俺の妄想厨二病が治った事により他の女の子とも普通に話す。

他の女の子からしたら「なんだコイツ?」って感じだっだろうww

 

211:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:57:11.64 ID:Dt96BOc0

板倉の空回りも無くなり元来板倉は面白い奴なので、

272012年01月13日 10:42

★ハイCHU★ 徐々に人気が出てきた。

相変わらず森君人気は凄かったけどね。

 

212:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/09(水) 22:59:37.17 ID:Dt96BOc0

ごめん帰りの電車の中とかで書き溜めてたのこんだけです

 

ごめんなさい明日に続きを書きます

眠いので寝ようと思います

みんなが面白いと言ってくれて凄く嬉しいです

 

ありがとう

じゃあお休みなさい

 

215:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/09(水) 23:30:42.61 ID:CVzSh/Ao

おつかれ

明日もまってるぜー

 

——————-

 

220:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 16:52:06.93 ID:Q2Z3Bl20

仕事サボりです

 

221:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 16:56:19.13 ID:Q2Z3Bl20

俺はサトミとボートに乗りたかった。勇気を出して・・・

 

「ボート乗ろうぜ」

 

と誘えた。

 

サトミ「怖く無い?」

俺「俺の前世は渡来人だったから大丈夫ww」

サトミ「そうなんだww」

 

そう言って二人でゴムボートに乗った。

 

222:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/10(木) 16:57:07.00 ID:O0DZK6DO

来るか?来るのか?

wktk

 

223:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 16:58:39.00 ID:Q2Z3Bl20

真正面にサトミの水着姿を見た俺は

凄く興奮しているが、余り見れない。

 

少しサトミの股が開いていてその部分が膨らんでいてそれをムニムニしていやそれよりムシャムシャして違うそんな事よりオッパイが気になるのであって水着の上から触ってムニムニして俺はその感触を触りまくりで感じたいうんもうそのまま死んだら良いしおry・・・

 

まあ、そんな感じで妄想が炸裂していた。

 

225:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 16:59:31.21 ID:Q2Z3Bl20

沖まで出た時にサトミが少し怖がっていた。

 

サトミ「この辺深くない?落ちたら怖そう・・・」

俺「だねー、サメとかいるかもねww」

サトミ「辞めてww怖いww」

 

俺はこのまま流されて無人島にサトミと二人で暮らしていく事を妄想した。

 

226:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:00:39.16 ID:Q2Z3Bl20

サトミ「福田君は彼女出来た?」

サトミがいきなり聞いてきた。

 

俺はドキンとした。

俺「いない・・・な」

脳内の彼女はお前だけどね!

 

サトミ「ふーんww福田君モテそうなのにねww」

 

マジ?マジ?じゃあ彼女に成ってくれい!

俺は叫びたかったよ

 

227:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:01:34.08 ID:Q2Z3Bl20

俺は一番サトミに聞きたい事を聞くチャンスボールが目の前に転がってきた。

 

俺「あ、い、石原は・・・?」

 

俺はサトミの顔を見る事が出来ずオールを見つめていたと思う。

 

サトミ「いないwwいないww」

 

そう笑って言った。

俺は小さくサトミに見えない様にガッツポーズをした。

 

228:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:02:28.63 ID:Q2Z3Bl20

サトミに彼氏がいない・・・

そのニュースは瞬く間に全国の猛者達に伝達された・・・

大海賊時代の幕開けであった・・・

 

板倉「まあ、でも彼氏がいなくてもお前が付き合えるとは限らないけどね」

 

夕方の仕事の時間にその言葉をきっかけに喧嘩が始まった。

釣り人に

「兄ちゃんもっと蹴りを入れろ!」

とけしかけられた。

 

229:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:03:24.74 ID:Q2Z3Bl20

翌日?(この辺の時系列ははっきり覚えてない)は

サトミが昼間に民宿の仕事を入る当番だった。

 

俺らはサトミ以外の女の子達と遊ぶ。

その日は俺はシュノーケルを付けて

ぼんやり海の中を見ながら、ボーッとしていた。

 

230:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:04:18.82 ID:Q2Z3Bl20

すると後ろから声をかけられた。

 

振り返るとミユキちゃん(何回も言うが最初にゴムボートに乗っていたピザじゃない普通の子)がいた。

 

この子は非常に感じが良い子なんです。

 

ミユキ「福田君なんか水死体みたいだったよww」

俺「ぷかぷかと浮かぶのは気持ち良いんだよww」

 

みたいな会話をしていた。

 

282012年01月13日 10:43

★ハイCHU★ 231:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:05:13.44 ID:Q2Z3Bl20

そのまま岩場まで泳いで二人で魚を見たりした・・・

 

と、ここまで来るとさ、

人一倍思い込みの激しい俺はふと頭に浮かぶ事がある。

 

コイツ・・・俺に気が有るんじゃねーの?だった。

俺はもう心の病だよ。

 

232:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:06:05.31 ID:Q2Z3Bl20

しかも、

 

サトミを一途に思っている俺に惚れるミユキ、

それに気が付いたサトミが嫉妬をして俺の事を段々意識し始める。

俺は悩んだ末にサトミと結ばれry・・・

 

気持ち悪いです。

 

233:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:06:58.85 ID:Q2Z3Bl20

ある晩にみんなで肝試しをする事になった。

くじ引きでペアを組んで行くというベタなプラン。

コースは海からすぐ裏の山に入りお墓に行く

というこれまたベタなプラン。

 

234:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:07:53.15 ID:Q2Z3Bl20

そして・・・

くじ引きを作ったのは・・・板倉であった・・・!

 

板倉は俺に軽く頷いている。

なんと言う策士だ!

 

コイツは将来とんでも無い大物になるんじゃ無いだろうか?

マジで俺は良い友達を持った・・・!!!

 

ペアの相手はピザだった。

板倉を見ると何故か満足げだった。

 

235:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/10(木) 17:08:24.93 ID:3y4/F.Uo

ひでぇwwwwwwあまりにひでぇwwwwww

 

236:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:08:50.35 ID:Q2Z3Bl20

俺とピザが二人で山道に入る。

ピザが「フウ、フウ」と鼻息が荒い。

 

ピザ「めっちゃ蚊に刺されるんだけど」

 

それはお前が二酸化炭素の排出量が多いからだ。

環境に悪い奴め。

 

だが、こんな奴でも夜道に二人きりというので少し興奮している俺がいる・・・最悪だ。

 

238:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:09:44.55 ID:Q2Z3Bl20

ピザ「なんか面白い話してよ」

俺「え?・・・いや・・・」

ピザ「怖いから、お願い」

 

そう言って懇願する・・・

あー!!!コイツがサトミだったら!!!!

 

俺「ある所に一匹の猫がいました」

ピザ「それちゃんと落ちが有るんでしょうね」

 

うっせー見切り発車だよ。

 

239:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:10:43.27 ID:Q2Z3Bl20

俺はなんか話す気が失せて黙り込んだ。

そしたらピザが話し掛ける。

 

ピザ「福田君てミユキの事をどう思う?」

 

ミユキは普通の子の事ね。

俺は聞かれた瞬間にドキンとした。

 

ま、まさか・・・俺、モテモテ・・・!

 

ウヒャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

240:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:11:36.28 ID:Q2Z3Bl20

俺は遠くを見つめる様な眼差しをして言った。

 

俺「どうって・・・?」

 

フフフ一度は言ってみたかった台詞ww

 

ピザ「あ、違うよ」

俺「え?」

ピザ「言い方が悪かったけど福田君の事を好きなんじゃ無いよ勘違いしたらダメだよ」

 

俺は泣きそうになった。

 

241:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:12:42.84 ID:Q2Z3Bl20

俺「い、いや俺は別に・・・はは・・俺は・・そう・・違うよ・・・」

 

もう動揺し過ぎで自分自身が可哀相過ぎる

 

ピザ「福田君てモテなさそうだもんねー彼女とかいないっしょww」

 

お前が言うなあああああああ!!!!!!!

お前に俺の何が分かるんじゃぼけええええええ!!!!!!!!!

 

242:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:13:36.17 ID:Q2Z3Bl20

俺「ま、そう思うならそうでも良いけどねww」

 

俺は強がった。

 

ピザ「無理すんなってww」

 

ムッキーイイイイイイ!!!!!!!

氏ね!市ね!死ね!!!!!!!!

 

ちょうど墓場が有るからそこに捨ててやりたかった。

 

243:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:14:27.65 ID:Q2Z3Bl20

俺はそれでも「フッ・・・」

 

とか余裕ぶってんのよ。

痛い・・・

292012年01月13日 10:43

★ハイCHU★ 余りのムカつきになんでミユキの事を俺に尋ねたかを聞かずに終わった。

てか、ピザにコケにされた事がムカついて仕方が無かった。

 

245:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:15:35.51 ID:Q2Z3Bl20

肝試しは大した盛り上がりも無しに終了。

俺らは女の子達を民宿まで送って行く。

 

俺はサトミに話しながら帰った。

その時だけが幸せでした。

 

俺は毎朝、朝起きるのが楽しかった。

今日は何をするんだろう?

そんなワクワク感で一杯だったんだ

 

生まれて初めて青春してる

 

そんな気がしてたんだよ

 

246:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:16:30.93 ID:Q2Z3Bl20

有る朝、

 

いつもの様に釣り人を磯に運んだ

客が一組しか居なかった事もあり、叔父さん(俺の母ちゃんの弟)に

「今日は早いし釣りでもするか?」

と言われて船の船尾に釣針だけ付けた糸を垂らす。

 

247:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:17:22.65 ID:Q2Z3Bl20

そしてゆっくり船を動かすと・・・

捕れるわ捕れるわ、なんかメジカ?

とか言うアジみたいな魚が山ほど捕れた。

俺ら三人は興奮しまくりww

朝日を浴びながら俺らは釣りまくった。

 

248:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:20:20.77 ID:Q2Z3Bl20

板倉「師匠!(板倉は何故か俺の叔父さんをこう呼んでた)めっちゃ釣れるじゃ無いですか!!」

 

板倉は興奮していた

森君も興奮して写真を撮りまくる

あ、そのカメラ女の子専門じゃ無かったんだ

 

叔父さん「まあ、今日は潮が良いなww」

 

すると板倉が俺を見てニヤリ

 

板倉「師匠!明日は客はいないっスよね?お願いがあります!」

 

312012年01月13日 10:48

★ハイCHU★ 249:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:21:23.30 ID:Q2Z3Bl20

翌朝俺らの釣り宿にサトミ達が来た。

 

板倉が「俺らと一緒に魚を釣らない?入れ食いだからww」

と誘ったのだった

 

叔父さんも俺らがよく働いているので船を出す事を快く引き受けてくれた

 

250:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:23:19.95 ID:Q2Z3Bl20

朝の四時から船に乗り込む

女の子らも船にまずは大興奮

 

サトミ「私、こんな船に乗ったの初めてww」

俺「そう?俺らはいつも乗ってるけどww」

 

と何故か自慢気だった。俺マジキモい

 

251:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:24:40.82 ID:Q2Z3Bl20

船が昨日のポイントに到着

が、叔父さんが呟く。

 

叔父さん「今日は潮がよくないな・・・」

 

なんなのよ

その潮ってば

 

そしてその言葉通り・・・全く釣れない

最悪だった

 

252:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:27:28.34 ID:Q2Z3Bl20

ピザ「え~・・・全然つまんな~い・・・」

 

この瞬間、俺ら三人はコイツを海の神様の生贄にしようと思った

 

俺「ごめん、石原・・・せっかく誘ったのに・・・」

サトミ「ううんww良いよww朝から船に乗っただけでも楽しかったww」

 

そう言ってくれた・・・

サトミ達が朝の民宿の仕事があるので陸に戻る事になった

 

253:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:29:20.71 ID:Q2Z3Bl20

その時だった

船の横を何かが跳ねている

 

俺「あれ・・・?」

サトミ「え?」

 

俺「イルカだ!!!!!!!!!!!!!!11111」

 

俺らの乗る船の横に何匹かのイルカが

 

並走していた

 

254:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/10(木) 17:30:18.91 ID:3y4/F.Uo

すげぇ!

 

255:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:31:28.07 ID:Q2Z3Bl20

全員が興奮していた

 

板倉「イルカーーーーー!!!!!!!!!」

 

朝日を浴びながらイルカが飛び跳ねながら泳ぐ

女の子らも大興奮

 

イルカはよく漁船とかに付いてくるらしい

俺も初めて見た

 

サトミ「すごーーーーーいwwwwwwwwwwwwwwwwww」

 

サトミもめちゃくちゃ喜んでいた

 

256:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:34:24.51 ID:Q2Z3Bl20

陸に到着してもイルカの話で盛り上がりまくりだった

すっかり魚が釣れなかった事など忘れ去られていた

 

もうイルカ様々でした

 

それからも俺らはサトミ達と遊んだ

ミユキは相変わらず俺に話しかけて来る

 

一体彼女は俺に何を求めてるんだろうか?

まあ、でもそれよりも俺はサトミと一緒に居れる・・・それが嬉しかった

 

257:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:36:35.26 ID:Q2Z3Bl20

でもそんな楽しい日々も終わりが来る

その終わりは唐突に来た

 

サトミが急に・・・本当に急に帰ることになったのだった

 

サトミの親戚に不幸があり、そのお葬式に出席しなくてはならなくなったらしい

そして、バイト期間も後僅かと言う事もあり、そのまま地元に帰る事になった

 

258:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:41:02.01 ID:Q2Z3Bl20

ちなみにサトミの家と俺の家は同じ地方ではある

大体、電車で二時間位の距離であった

 

帰ると言う知らせをわざわざサトミが俺らの宿に連絡をくれた

 

サトミ「ごめんね、せっかく再会したのにねww」

 

俺は凄くショックだった

本当にショックだった

 

259:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:43:25.43 ID:Q2Z3Bl20

俺は受話器を板倉と森君にも渡した

 

すると板倉が言った

 

板倉「なあ、石原は何で帰るの?電車?あ、そうwwで、駅までどうやって帰るの?」

 

何やら喋っている

 

板倉「タクシーなんかもったいねーよwwこっちに良いタクシーが有るから今から出動させるわww」

 

そう言って板倉は俺を見た

 

260:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:45:30.94 ID:Q2Z3Bl20

板倉「行け!!!!!!!!1福田!!!!!!!!!1」

322012年01月13日 10:48

★ハイCHU★ 板倉はそう言って俺を蹴った

 

俺「え???」

森君「はい」

 

森君がそう言って座布団を俺に渡す

 

森君「チャリンコの荷台に座布団敷けば座りやすいぞ」

 

261:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:50:22.98 ID:Q2Z3Bl20

板倉「行けよ、早く、またこれから一生イジイジしないと生きれないぞ」

森君「急げよ」

 

俺は

俺は

 

俺はすぐに二階の俺らの部屋に行った

 

そして・・・・

 

あのラブレターを・・・かなり色あせたラブレターを・・・手に持った・・・!

 

そして再び下に行くと、俺のチャリンコの荷台に二人が座布団を巻いていてくれた

 

板倉「急げ馬鹿」

森君「気をつけて」

 

俺は頷いて・・・

 

チャリンコを猛ダッシュで・・・発車させた・・・!

 

あの時はガチで映画のワンシーンの様だったよww

 

262:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:53:15.84 ID:Q2Z3Bl20

サトミの民宿にチャリンコを走らせる

 

サトミ達と毎日遊んだ浜辺には沢山の海水浴客がいた

俺は真夏の日差しを浴びながらチャリンコをこぐ

 

汗がダラダラ流れ始めた

 

サトミは民宿の前で待っていた

俺を見ると微笑んだ

 

俺「毎度!福田タクシーです!」

サトミ「待ってましたww高級車ですねww」

 

そう言ってくれた

 

263:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:56:24.38 ID:Q2Z3Bl20

サトミ「良いの?本当に?送ってもらって」

俺「もちろんwwちゃんと座布団も付いてるしww」

 

サトミが荷台に腰掛けて俺は前かごにサトミのカバンを入れた

そしてゆっくり走り出す

 

海とは逆方向の山に向かって走る

 

サトミ「大丈夫?私降りようか?」

 

俺「任せろ!!!しっかり捕まっておけ!!!!」

 

俺は凄い勢いで立ち漕ぎをした

サトミが俺の短パンにしがみついた・・・!

 

三分後には俺とサトミはチャリンコを二人で押して坂道を登っていた

 

264:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 17:59:26.25 ID:Q2Z3Bl20

坂道を上がると、後は下り坂と平地であった

下り坂をガンガンスピードをあげて下る

 

サトミ「きゃあwwwwwwwwww」

俺「うおおおおおおおお!!!!」

 

怖かった。二人分だからスピードがついて怖かった

 

平地をゆっくり走り出す

周りには林と田圃しかない

 

ミンミンとセミが鳴いていたのを覚えている

 

265:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:00:54.02 ID:Q2Z3Bl20

駅に到着

もちろん、田舎の単線の無人駅

だーれも居なかった

 

そして電車が来るのは一時間後ww

 

うん

ナイスシチュエーションww

 

まるでドラマのワンシーンが今から始まる様だった

 

266:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:02:56.77 ID:Q2Z3Bl20

サトミ「あ~電車一時間後だ~」

俺「俺も一緒にいるよ、一人じゃ暇だろ?」

サトミ「ありがとうwwお言葉に甘えますww」

 

俺らは二人で喋っていた

サトミが笑顔で何かを話している

だが、俺は殆ど聞いてなかった

 

俺はポケットにあるラブレターを握り締めていた

 

心臓がバクバクだったんですよ

 

267:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:04:52.03 ID:Q2Z3Bl20

しばらく話した後に、ふとした沈黙

 

ドキン

 

俺の心臓がなった

 

サトミ「ねえ」

 

沈黙を破り、サトミが話しかけた

 

俺「うん?」

332012年01月13日 10:49

★ハイCHU★ サトミ「帰っても・・・みんなで・・・また会える・・・かな・・・?」

 

ドキドキ

 

268:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:06:27.65 ID:Q2Z3Bl20

俺「うん・・・?」

 

サトミは少し笑った

 

サトミ「あのね・・・あ、・・・う~ん・・・」

サトミが少し困っていた表情する

 

俺はもうなんかパニックになりかけていた

何?何?

 

ひょっとして・・・サトミから・・・来る・・???????

 

269:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:07:38.87 ID:Q2Z3Bl20

サトミはチラリと俺を見る

 

サトミ「あのさ・・・」

俺「うん・・・(ごくり)」

 

サトミ「ミユキのこと・・・どう思う・・・?」

 

なんですと

 

270:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:09:18.92 ID:Q2Z3Bl20

俺「え??」

サトミ「いやwwあのね・・・う~ん・・・ミユキ・・・良い子でしょ・・?」

 

もうね

俺は脱力したよ

凄くね

 

なんだよ、やっぱミユキちゃんは俺に気があるのかよ・・・

正直ね、その時ばかりは・・・

 

全然嬉しくなかったよ・・・マジで

 

271:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:11:12.54 ID:Q2Z3Bl20

サトミがなんか色々ミユキについて話してたけどね

俺は全然聞いてなかった

もう本当に脱力でした

 

てかさ、サトミも俺の態度見て気づかんのかと

俺がサトミに気が有るのを気づかんのかと・・・

 

もう本当になんなんでしょう・・・この天然さんは・・・

まあ、そこが好きなんだけどね

 

272:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:14:29.03 ID:Q2Z3Bl20

俺はずっと「うん・・・」「ああ・・・」しか言わなかった

するとサトミが言った

 

サトミ「え・・・?怒ってる・・・?なんか・・・」

俺「・・・う~ん・・・いや・・・」

 

俺が曖昧に言うとサトミが首を傾げた

 

サトミ「どうしたの・・・?」

 

いやどうしたのってさ・・・

 

273:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:16:39.03 ID:Q2Z3Bl20

俺がそのまま黙っているとサトミも黙った

俺らはそのまましばらく黙った

 

そして俺が口を開いた

 

俺「あのさ・・・」

 

俺はサトミを見た

 

なんかね凄く、凄く自然に言葉が出た

 

俺「俺は石原が・・・好きなんだけどね」

 

274:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:18:15.83 ID:Q2Z3Bl20

俺の言葉にサトミがびっくりした

 

サトミ「え?????」

俺「あ、いや・・・俺は石原が好きなんだwwなんか・・・ごめんww」

 

思わず笑ってしまったww

 

だが、サトミは下を向いていた

何も言わない

 

まあね、なんかタイミング悪いしねww

 

275:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:20:20.45 ID:Q2Z3Bl20

俺「あww別に困らなくて良いよww単純に俺が好きなだけだからww」

サトミは下を向いていた

 

俺は立ち上がりなんかその場をグルグルと回り始めたww

何してんだ俺はww

 

サトミ「ごめん・・・なんか・・・びっくりした・・・」

 

本当に気が付いてなかったんだねww

 

276:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:22:18.53 ID:Q2Z3Bl20

俺らはただ黙っていた

そうこうしている内に電車が来た

 

俺はサトミのカバンを持ってやる

 

サトミ「あ・・・ありがとう」

俺「どういたしましてww」

サトミ「えっと・・・」

俺「うんww」

サトミ「返事ってさ・・・今じゃないと・・・だめ・・・?」

俺「いやwwwwww良いよwwwwww別にww」

 

てかラブレター意味ねえww

 

277:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:23:32.26 ID:Q2Z3Bl20

サトミが電車に乗り込む

342012年01月13日 10:49

★ハイCHU★ 俺はサトミを見送る

 

サトミ「じゃあ・・・」

俺「うん・・・」

 

ドアが閉まり電車は動き出す・・・

 

俺はサトミが行った後も電車を見続けた

 

278:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/10(木) 18:23:46.03 ID:tAKICPMo

しょっぺえwwwwwwなんかしょっぺえwwwwwwww

 

279:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:27:01.66 ID:Q2Z3Bl20

誰もいない駅に俺は一人ベンチに座っていた

なんかまたもや一人の世界に浸っていた

 

好きだねぇ俺も

 

セミの鳴き声を聞きながら俺はサトミの事を考えていた

なんか俺はタイミング悪いよな・・・

 

そう思っていた

 

これで俺の昔話の第二部を終わります

 

そして、申し訳ないが、まだ昔話は続きます

続いては俺が大学二年の時の話です

 

280:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/10(木) 18:28:30.35 ID:Q2Z3Bl20

ごめんなさい

仕事のサボりは中断です

仕事に戻ります

 

ダラダラ続けてすみません

 

第三部はまた隙を見て書きます

いつも中途半端ですみません

 

281:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/10(木) 18:29:06.08 ID:tAKICPMo

いいぞwwwwゆっくりやれwwwwww

 

282:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/10(木) 18:29:48.47 ID:3y4/F.Uo

楽しみにしてるぞ!

 

285:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/10(木) 18:47:43.97 ID:mKmJ0WQ0

2828が止まらないwwwwwwwwwwww

 

362012年01月13日 10:54

★ハイCHU★ ◇少し昔話をしたくなった【大学生編】

 

295:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/11(金) 23:52:42.82 ID:TF9i6mg0

さあ一気に投下していきまっす

 

297:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/11(金) 23:53:35.69 ID:TF9i6mg0

大学生になった俺は近場の大学ではあったが一人暮らしを始めた。

 

板倉と森君とは大学で離れ離れになったが、それでも頻繁に会う。

てか、毎日会っていた。

二人は俺の一人暮らしの家に入り浸りで、

何故か合鍵までも持っていたのであった。

 

俺ら三人はどうやら他に友達が出来ないらしい・・・

 

299:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/11(金) 23:54:27.19 ID:TF9i6mg0

たまに、あの高二の夏を思い出す。

 

サトミを見送った後、俺は無人駅にずっと居続けた。

するとチリンチリン、自転車のベルの音が聞こえた。

 

俺が振り向くと板倉と森君がいた。

俺はなんか情けない顔で手を振ったと思う。

 

二人は俺の情けない顔を見ても何も言わなかった。

 

300:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/11(金) 23:55:55.76 ID:TF9i6mg0

その後の俺はまたもや厨二病患者となりボーッと海を見て過ごしていた。

 

ミユキも何故かそれ以降は俺に絡んで来なかった。

俺はミユキに対してはコチラからは一切話し掛け無い様にしたんだ。

ミユキには悪いがなんかちょっとした抵抗だったのかもしれない。

 

女の子達も地元に帰り、俺ら三人だけは八月のギリギリまで海にいた。

 

海水浴客もいなくなり、浜はガランとしていた。

夏の終わりをスゲエ感じれたよ。

 

なんかあのサトミ達と過ごした二週間が夢の様な気がした。

 

301:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/11(金) 23:56:53.88 ID:TF9i6mg0

九月になり新学期が始まってもサトミからの電話は無かった。

 

そして俺からサトミにも電話はしなかった。

 

俺は後悔した。

 

告白した事を凄く後悔した。

告白しなければ俺はまだサトミと接点を持てたかも知れない。

 

だがもう後の祭だった。

 

それから俺は余り妄想をしなくなった。

 

302:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/11(金) 23:57:48.53 ID:TF9i6mg0

現実に目を向けて、来たるべく受験に備えた。

 

もちろん板倉や森君達とは馬鹿な事をして盛り上がる。

 

だが、もう妄想はしない・・・

すみません。

嘘です。

 

めちゃくちゃ妄想全開でした。

 

俺はサトミを思い続けた・・・

 

サトミが俺の元に現れる妄想しまくってました・・・

 

303:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/11(金) 23:58:39.81 ID:TF9i6mg0

大学生になりサークルにも入り仲間は増えた。

女子共一緒に遊んだりしたりするからか、

俺は女の子にも少し慣れてきた。

 

だが、女の子と雑魚寝したりする時はドキドキしたし、

普通に俺の家に遊びに来たりするだけなのに、

コイツ俺に気が有るんじゃ無いかと相変わらずの勘違いをする。

 

まあ、この病気は不治の病なんだろう。

 

304:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/11(金) 23:59:42.29 ID:TF9i6mg0

だが、なんだかんだ言っても気が合うのは板倉と森君だった。

 

三人でよく酒を飲みに行った。

 

三人で行くと、酒が弱い俺が吐いて

板倉が女の子を追い掛け、

森君が隣の席のサラリーマンにガンダムに付いて語るのがいつもの流れだった。

 

305:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:00:39.46 ID:hu4P1Ds0

ある日いつもの様に酒を飲んだ後にカラオケに行こうとして街中を歩く。

 

俺はかなり酔っ払っていた。

板倉と森君は酒が強いんだよ・・・

 

気分が悪くなった俺は路地裏に入り吐く。

ゲロゲロした後に少しすっきりした俺に森君が自販機でお茶を買ってくれた。

 

森君「大丈夫か?」

俺「ダメだー死ぬー」

 

そんな事を言っていると板倉が戻ってきた。

 

306:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:02:08.52 ID:hu4P1Ds0

板倉「誰か女呼べよ野郎ばっかじゃ楽しくねー」

 

それは板倉が常に言う言葉だった。

が・・・時刻は午前1時をまわっていた。

この時間に電話して来る女なんかいねー。

 

俺らは自販機の横にしゃがみ込んでタバコを吸っていた。

具体的に時期は言わんが俺らはタバコを覚えた。

 

きっかけは板倉の「タバコ吸わね?」の一言だった。

最初はちょっと吸ってみるかな?

の始まりがいつの間にか本格的なニコチン中毒の誕生となった。

 

あの時板倉を殴ってでも止めれば良かったよ・・・

372012年01月13日 10:55

★ハイCHU★ 307:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:03:32.32 ID:hu4P1Ds0

俺ら三人はボーッと人の流れを見つめる。

 

大学時代、時間は腐る程あった。

だが、一個無い物があった・・・

 

板倉「ちょ、マジでどっか移動しようぜ何してんだ俺ら」

森君「所がですね、板倉さん・・・」

板倉「うん?」

森君「俺はあと800円しか無い。ちなみに板倉君は?」

板倉「・・・ろ、600円位・・・」

森君「残念です」

 

俺らは金が慢性的に無かった

 

308:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:04:23.70 ID:hu4P1Ds0

板倉「福田は?」

俺「さっきタバコ買って後300円」

板倉「お前、一番ねーじゃねーか!!」

俺「うっせー!!!ここまで来たら300円も600円も変わんねーわ!!!」

板倉「いーや変わります!!!倍だもんね!倍違うもんね!!!」

 

いつもの様に俺と板倉が小競り合いを始めた。

森君は慣れっこで無視。

 

309:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:05:17.43 ID:hu4P1Ds0

その時突然、

 

「福田ー」

 

そう女の声で言われた。

振り返るとそこには、大学の同じサークルの女達四人が立っていた。

 

「何してんのwwこんなとこでwwチョー受けるんだけどww」

 

一人のビッチが言ってきた。

なんでウケるんだよ。

意味がわかんね。

 

310:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:06:28.27 ID:hu4P1Ds0

板倉が俺の横腹を小突く。

分かってる待て。

 

俺「よお」

ビッチ「キモいww」

 

なんで?ねえなんでキモいの?

 

板倉がまた俺の横腹を小突く。

さっきより痛い。

分かってる待てってば。

 

カズミと言う同じサークルの子が

「何してるの?お友達?」

そう聞いてきた。

このカズミは良い子です。

俺ともサークルでよく喋る。

 

311:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:07:20.83 ID:hu4P1Ds0

板倉は我慢しきれず立ち上がり、

男前表情を作った。

 

板倉「板倉です・・・今日と言う日は二度と来ない・・・そして、今と言う時間は僕らの為にある・・・さて、どこに行こうか・・・?」

 

呪文を唱えだした。

 

ビッチ「何言ってんのwwマジウケるんだけどww」

 

お前なんでもウケるんかよ。

 

312:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:08:40.37 ID:hu4P1Ds0

板倉「さあ、あのカラオケに行こう・・・!」

 

カシャーッ。森君が携帯で女の子の写メを撮り始めた。

 

ビッチ「何?何撮ってんの???」

俺「あ、いや・・・」

 

カシャーッ。森君は撮り続ける。

もう、コイツは神の領域だよ。

 

板倉「良いからww良いからwwどこ行く?」

ビッチ「は?」

 

場はカオスだった。

だが、こうなったら板倉達の独壇場だった。

女の子らは強引に板倉に連れて行かれる。

 

313:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:09:51.19 ID:hu4P1Ds0

カズミが俺に言って来た。

カズミ「なんかww凄いお友達だねww」

 

素直に笑ってた。

うん、コイツも少し天然なんだ。

カラオケに入る。だが、俺らは金がない。

 

俺は板倉に耳打ちした「いや、どうすんだよ金は?」

 

板倉はニヤリと笑い財布の中身をチラリと見せた。

 

板倉「カードがあるww」

俺「え?お前そんなん持ってんの?」

板倉「親父のだ、緊急事態の時だけ使う」

 

緊急事態・・・親父カワイソス。

 

314:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:10:47.60 ID:hu4P1Ds0

ビールが運ばれて来て乾杯する。

 

板倉「自己紹介一気のコーナーwwwwww」

 

テンションたけえ。

だが、ビッチ達は何故か

「イエーイww」と応えていた。

 

何このノリ。

382012年01月13日 10:55

★ハイCHU★ なんか妙に盛り上がった。

 

板倉「ビッチ子ちゃんはあれ?男性経験何人?ウヒヒww」

 

エロ親父かよ。

 

315:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:12:00.89 ID:hu4P1Ds0

ビッチ子「えーwwwwひ・み・つww」

ウゼエ。

 

板倉「えー、じゃあ高校の時に付き合った人数は?」

ビッチ子「15人・・・ww」

全員「えー???!!!!」

ビッチ子「ビッチ子はモテモテww」

 

俺「何それ・・・ラグビーチームでも作る気だったの・・・?」

ビッチ子「はあ?」

 

なんかムカつかれた。

俺は板倉に膝をツネられた。痛いっす。

 

316:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:12:54.57 ID:hu4P1Ds0

なんか盛り上がっていたが俺は既に酒で頭が痛かった。

少しチューハイを飲んだだけで更に吐き気がする。

俺はトイレに行き吐いた。

 

吐いてからトイレを出た所でタバコを吸う。

もう帰りたい・・・そう思っていた。

 

なんで板倉達はあんな元気なんだ・・・

 

そう思っていると「フクちゃん」と声を掛けられた。

 

カズミであった・・・

 

317:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:14:16.66 ID:hu4P1Ds0

カズミはいつも俺の名字をちゃん付けで呼ぶ。

 

俺「ああ」

カズミ「大丈夫?」

俺「無理」

カズミ「フクちゃんお酒弱いもんね」

俺「カズミらは何してたの?今日は」

カズミ「普通に飲み会ww」

 

ここでカズミの特徴。

顔は普通。髪は茶色でショート。

割と地味な格好を好んでいた。

身長が高かった。俺と数センチしか変わらない。

 

スタイルは良かったねー。

 

318:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:15:31.77 ID:hu4P1Ds0

カズミ「どうする?ここにいとく?」

俺「外行くわ」

 

俺はそう言ってフラフラしながら外に出る。

そして自販機でお茶を買い飲んで更に吐いた。

吐いている時、誰かが背中を摩ってくれる。カズミだった。

 

なんかねーほら、そんな事をされちゃうとね・・・

コイツ俺に惚れてんじゃねーの病が出て来た。

もはや重病だね。

 

それから自販機の横に座り二人で喋る。

なんか良いwwなんかあれだ、青春だよww

 

その日は始発で家に帰った。

 

321:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/12(土) 00:17:25.17 ID:AcA2mYIo

>>318

>その日は始発で家に帰った。

セクロスか!

セクロスなんだな!

 

320:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 00:16:21.05 ID:hu4P1Ds0

すみません、書き溜め終わりましたので

寝ます

続きはまた明日書きますです・・・

 

おやすみなさい

 

——————–

 

323:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 11:07:34.01 ID:2eNDnESO

おはようセクロスしてないよー

 

325:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 16:23:29.77 ID:2eNDnESO

空き時間を使って投下します

 

326:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 16:26:56.71 ID:2eNDnESO

翌日か翌々日に大学に行って授業を受けた。

俺結構真面目に授業受けてたんだよ。

 

授業の後に喫煙所でボーッとタバコを吸っていた。

そしたら

「フクちゃん」

と言う声。カズミだった。

 

俺「おう」

カズミ「この前はありがとうwwあ、これカラオケ代」

 

そう言ってカズミが俺に金を渡して来た。

あの日は板倉が親父さんのカードで支払いをした。

 

327:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 16:28:53.18 ID:2eNDnESO

が、翌日には板倉からの金払えの矢のような催促。

結局、男三人で割り勘だった。

 

俺「いやいや、別にイイよ」

カズミ「良くないよ、はいww」

 

カズミは無理矢理俺に渡して来る。

カズミは良い子だな、やっぱり。

 

俺「カズミは昼飯食べた?」

392012年01月13日 10:56

★ハイCHU★ カズミ「ううん今から」

俺「じゃあ昼飯奢ってよ、それでチャラって事で」

カズミ「え?それじゃ少なくない?」

俺「良いからww」

 

また俺の格好付け病が始まった。

 

328:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 16:30:37.51 ID:2eNDnESO

昼飯をカズミと学食に食べに行く。

が、昼時で学食は人でごった返していた。

 

カズミ「一杯・・・」

俺「ああ、もう昼飯パンで良いわ俺」

 

俺がそう言うとカズミが

「ねえねえ、フクちゃん昼から授業は?」

俺「いや、まあ有るけど出なくても問題ない」

カズミ「ホント?じゃあお昼外で食べない?」

 

マジ?マジ?え?マジ?

俺はドキドキし始めた。

 

329:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 16:32:55.33 ID:2eNDnESO

俺らは学校から出て近くの繁華街に向かう。

 

カズミ「ねえねえフクちゃんは何が食べたい?」

俺「え?いや、なんでも良いよー」

 

俺は照れていた。

何度か学食では女の子と二人で食べた事が有るが、わざわざ街に出てご飯を食べるのは初めてだった。

 

カズミが俺の脇腹を指で突く。

カズミ「なんでも良いは困るのww決めてww」

俺「じゃあ・・・ラーメン」

カズミ「OKwwじゃあラーメン行こうww」

 

俺らはラーメンを食べた。

 

330:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 16:35:16.43 ID:2eNDnESO

ラーメンを食べ終わった後にカズミが

 

「ねえフクちゃんボーリング行こうww」

 

ボーリング・・・

そうそれは俺は男としか行った事が無いもの・・・

まさか女の子と行く日が来るとは・・・

 

ボーリングをしましたよ。

ストライク取った時もハイタッチをしましたよ。

なんかもうね、最高に楽しかった。

 

412012年01月13日 11:11

★ハイCHU★ 331:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 16:38:14.62 ID:2eNDnESO

家に帰った時にカズミからメールが来た。

 

「今日は楽しかったね、またナイショで二人でボーリング行こう」

 

みたいな感じのメール。

俺はそのメールを保護にしてずっと見続けた。

そしてその晩夢にカズミが出て来た。

カズミと二人で手を繋いでる夢だった。

 

俺は例によって妄想にカズミが出る様になった。

今まで俺の妄想出演回数No.1はサトミだ。

だが、その日からカズミの出演が多くなる。

 

現金な奴だな俺は。

 

332:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 16:39:43.72 ID:2eNDnESO

それ以降、

大学でボーッとしているとカズミが後ろから俺の脇腹をチョンチョンと突いてきたり、

サークルの部会後に俺に話し掛けて来たり、

そしてよく目が合う様になる。

 

目が合うとカズミは目を逸らさない。

ニコッと笑う。

 

333:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 16:41:19.63 ID:2eNDnESO

ある時、サークルで旅行の計画があがった。

夜にカズミから電話があり、喋ってた。

 

カズミ「フクちゃんどうする?旅行行く?」

俺「うん、多分行く」

カズミ「あ、そうなんだ、フクちゃん行くなら私も行こうかな・・・」

 

そう言われた。

俺はカズミの気持ちを完全に分かっていた。

フフフ、モテる男は困るぜ・・・

 

334:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 16:42:31.78 ID:2eNDnESO

サークルでも俺とカズミがジャレ合っていると他の男から言われる

 

「お前ら付き合ってんの?どうなんだよww」

とね。

 

俺「いやいや、まあ良いじゃんww」

 

スマン。一度言ってみたい台詞だったんだよ。

基本モテない子なんで許してやって下さい。

 

335:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 16:44:20.41 ID:2eNDnESO

俺は板倉達に実質自慢の恋愛相談をする。

 

板倉「早くセックスしろ」

俺「いや、そーいうんじゃ無いからww」

 

何がそーいうんじゃ無いんだよ。

 

板倉「は?」

俺「いや、どーしよかww付き合ってやった方が良いかなーww」

森君「なにその上から目線」

 

板倉「良いからさっさっとセックスして来い、そんで森君に盗撮して貰うから」

森君「良いよ、綺麗に撮ってやる」

 

俺「いやーアイツと俺はな・・・そーいう感じじゃ無いんだなー」

板倉「なんなんだよお前は・・・」

 

俺ちょーウゼー。

 

337:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:18:30.57 ID:2eNDnESO

実際にね。

俺はカズミと付き合いたかった。

「お前サトミはどうしたんだよ」

と言われそうだが、

モテない男はフラグが立てば付き合いたいと思うだろjk。

 

でも俺は今一歩踏み出せなかったんだ。

もしカズミは単純に俺の事を友達として好意を抱いているだけなら・・・

そんな怖さがあった。

 

モテない男は目の前のフラグに疑心暗鬼になる。

そしてそれを見逃すから更にモテない。

モテないスパイラルだねー。

 

338:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:25:26.43 ID:2eNDnESO

サークルの旅行に行く事になった。

予定は二泊三日だった。

まあ、旅行は普通に楽しかった。

 

だが、カズミが話し掛けて来ない。

俺がカズミの方を見ても女の子達と喋っている。

普段なら目が合う筈なのに・・・

 

俺は・・・

俺は・・・

欝になった。

 

339:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:26:57.23 ID:2eNDnESO

飲み会の際にワザと一気して注目を浴びる様にする。

周りは盛り上がるがカズミをチラリと見ると・・・

見てない。

 

俺は厨二病患者らしく一人で旅館のベランダで夜空を見ながらタバコを吸ってみた・・・

見てない。

 

俺はラブコメ漫画に有りがちな感じで

「なんなんだよ・・・そっちがその気なら・・・」

とか呟いたりもした・・・

キモッ。

 

340:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:28:33.82 ID:2eNDnESO

だが、カズミは俺を無視。

もう俺は旅行中ずっと欝だった。

板倉の言う様に早く仕留めれば良かった・・・

 

後悔が胸に押し寄せた。

あー俺の人生後悔ばっかで全然学習しねー・・・

 

最終日に新幹線の時間までアスレチックが有る簡易的な遊園地で過ごす。

422012年01月13日 11:12

★ハイCHU★ 皆で釣堀で釣りをする事になった。

 

341:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:30:22.39 ID:2eNDnESO

最初のポイントで釣れなかったので、皆が移動する。

俺は動くのが面倒臭く釣りも好きじゃ無いのでそのまま、最初のポイントで釣る事にした。

 

誰かが「福田動かねーの?」

と聞いて来た。

俺「あ、良いよ俺ここで釣るわ」

 

そう言って一人で残った。

みんなは対岸に行き釣りをしてる。

「はあー」

俺が溜め息をついていると、隣に人の気配がした。

 

カズミだった。

 

342:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:32:23.29 ID:2eNDnESO

俺は思わず焦った。

何故か逃げようとした。

 

だが逃げるのも変だし・・・

しばらく二人で黙って隣り合わせで釣りをする。

 

俺の頭の中では目まぐるしくコンピューターが動いていた。

なんで?なんでカズミはここに残った?

何これ?え?ドッキリ?

 

俺のコンピューターは役立たずなんの答えも出さない。

 

沈黙に耐えれなく成った俺は・・・

カズミに話し掛けた。

 

344:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:35:12.88 ID:2eNDnESO

俺「てか、釣れんなー」

カズミ「・・・うん、そーだね」

 

俺「カズミは・・・向こう行かないの・・・?」

カズミ「うん・・・ここで良い」

俺「あ、そう・・・」

 

会話が続かん

 

カズミ「・・・フクちゃんがいるから・・・」

 

え?

 

俺は心臓がバクバク。

 

なんだって・・・?

 

その時、俺の竿の先の浮きが動いた。

そして、凄いアタリが来た。

 

345:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:37:30.85 ID:2eNDnESO

俺「ぐわあー!!来たー!!!」

カズミ「え!!!うわ、大丈夫?フクちゃん!!!」

俺「ひいいいい!!!」

 

俺はなんとか竿を立てる。

俺は釣りは好きじゃ無いが、一ヶ月間釣り人を相手してたので要領は分かる。

 

俺「カズミ、タモ取って!!」

カズミ「タモ?」

俺「あ、網ー!!!」

 

カズミがタモを取ってなんとか引き上げる。

 

メッチャデカイ鯉が釣れた。

 

カズミ「すごーーーーい!!!!」

 

カズミが嬌声をあげた。

 

俺ら二人は大興奮していた。

 

346:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:39:03.38 ID:2eNDnESO

鯉を釣り上げたので、釣堀のオッサンから釣堀回数券を二枚プレゼントされた。

 

てか、俺ら地元じゃ無いんですけど・・・

 

そこからは俺とカズミは普通に会話する様になった。

前みたいにじゃれ合う。

旅行は最後に来て楽しくなった。

 

347:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:41:36.51 ID:2eNDnESO

帰りの新幹線は旅行会社のミスかなんかは知らんがダブルブッキングになり、

団体指定席が取られて無かったんだ。

 

車掌さんが空きを探してバラバラに座らされた。

 

俺は何故か一人ぼっちで隣に婆さんが座っていた。

婆さんは仕切りに俺に話し掛ける。

まあ、良いんだけどさ、他の奴らは比較的固まって座ってるから楽しそう。

 

しかも俺だけ別車両で一人。

婆さんは次の駅で降りた。

俺はホッとして一人目をつぶってウォークマンで音楽を聴く。

 

突然、俺の耳からイヤホンを抜かれた。

 

「何聴いてんのww」

 

カズミだった。

 

348:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:45:38.64 ID:2eNDnESO

俺「ドラゴンアッシュ」

カズミ「私も聴いて良い?」

俺「絶対ヤダww」

カズミ「えーーww」

俺「嘘だよww良いよww」

 

カズミは俺の隣に座り一緒に音楽を聴く。

窓の外に景色が凄い速さで通りすぎていく。

 

イヤホンを二人で付けると自然肩を寄せ合う形になった。

432012年01月13日 11:13

★ハイCHU★ カズミ「お腹減ったねww」

俺「だなぁ」

カズミ「帰りにご飯食べて帰らない?」

 

その言葉に俺はカズミを見た。

 

349:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:53:10.73 ID:2eNDnESO

俺「なあ」

カズミ「うん?ww」

 

俺「なんで・・・喋ってくれなかったの・・・?」

 

俺は何を聞くんだ、そう思った。

 

カズミは少し下を向いた後に背もたれに頭を乗せて、

顔だけを向けて俺を見つめた。

 

カズミ「・・・諦めようかな・・・って思って・・・でも・・・無理だった・・・」

 

そう少し悲しそうな顔で言う。

 

俺は心臓が爆発するかと思う位、鼓動が激しかった。

 

350:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:55:09.28 ID:2eNDnESO

そしてゆっくりカズミがひじ掛けに置いてる手を握った。

 

カズミも俺の手を握り返す。

周りの乗客は眠っていた。

誰も俺らを見てない。

 

背もたれに乗せている頭を俺は少し動かしてカズミの方に顔を向ける。

 

カズミも背もたれに乗せながら伏し目がちにゆっくり顔を動かして・・・

 

俺らはキスをした。

 

生まれて初めてのキス。

 

それは軽い唇を合わせるだけのキスだった。

 

351:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:56:25.84 ID:2eNDnESO

唇を離した後にカズミが俺に照れた様に笑いかける。

 

カズミ「・・・これってさあ・・・良い・・・の?」

 

俺「うん・・・付き合ってくれ・・・!」

 

俺がそう言うとカズミは笑う。

 

俺らは再びキスした。

 

352:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 17:59:53.00 ID:2eNDnESO

旅行から帰って俺はすぐに板倉達に報告したww

 

板倉と森君はニヤける俺にコブラツイストと四の字固めをかける。

でも俺は全然平気だった。

 

ちなみに板倉は大学に入ってすぐに彼女が出来初体験を済ませました。

森君は高三の時に別の女子高の子と付き合っていた。

 

この時がちょうど大学一年の秋でした。

俺が一番遅かったねww

 

353:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 18:01:25.91 ID:2eNDnESO

翌日の朝、カズミからメールが来る。

 

「おはようダイスキ」

 

みたいなメール。

 

俺に彼女が出来た・・・それを実感した。

 

毎日学校で会って一緒に帰る。

土日は必ずどこかへ出掛けた。

当初はそれで幸せだったが、俺の中で出て来た欲望がありました・・・

 

脱童貞だった。

 

354:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 18:03:55.46 ID:2eNDnESO

俺はこのミッションをクリアすべく、俺の部屋にカズミを呼んだ。

 

部屋には板倉達が壁一面に長い紙に

『頑張れ福田穴を間違えるな!』

と言う言葉が書かれていた。

 

カズミが固まっていた。

俺は慌てて紙を破りごみ箱へポイッ!

 

俺「ハハハ・・・ちょっと友達が・・・」

カズミ「う、うん・・・ww」

 

気を取り直して一緒にDVDを見た。

ベッドに腰掛けて二人並んで見る。

 

俺は凄く緊張していたのを覚えている。

ゴムを隠した位置やどうやってセクロスするかをシミュレーション・・・大丈夫イケる・・・!

 

355:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 18:05:58.85 ID:2eNDnESO

見終わった後にカズミが料理を作ってくれた。

もうすっかり夫婦気分だったww

 

その後お酒を飲んだ。

何を喋っていたかは忘れた。

 

ただ俺らはキスしまくった。

もちろんベロチュウ。

 

そして俺は鼻息荒くカズミをベッドに押し倒した。

そしたらカズミが

 

「・・・フクちゃん」

 

そう言った。

 

カズミ「フクちゃんは・・・初めて・・・だよね?」

 

そう言われてドキッとした

 

442012年01月13日 11:14

★ハイCHU★ 356:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 18:08:15.87 ID:2eNDnESO

が、隠しても仕方ないので頷く。

 

カズミ「ゴメン・・・私は初めてじゃ無くて・・・ゴメン」

 

そう謝って来た。

俺は首をふる。

 

俺「良いよww俺はそんなん気にしない」

 

ぶっちゃけ凄く気にしたよ。

でも仕方ないしね。

 

俺らは抱き合った。

初めて見る女の子の裸に興奮した。

オッパイ柔らかい。

首筋良い匂い。

 

ゴムが上手く付けれない。俺は焦った。

かなりの格闘の末に装着。

 

が、俺の息子がグレた。萎えている。

また更に焦るが立たない・・・orz

 

357:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 18:10:12.82 ID:2eNDnESO

俺「ゴメン・・・」

 

そう言うとカズミが

「大丈夫だよ・・・気にしないでww」

そう言ってくれて嬉しかった。

 

しばらく二人でベッドの中で喋りながらカズミの体をまさぐっていると・・・

 

息子が更正した。

「父ちゃんゴメン、俺頑張るよ」

そう頼もしく語りかけているかの様だった。

 

俺は無事初体験終了した。

 

ちなみにその日は朝まで四回しました。

 

358:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 18:11:41.25 ID:2eNDnESO

俺らはそれから会えばセックス。

猿みたいww

 

でも二人で色んな所に遊びに行った。

下らない嫉妬をしたり、されたりして喧嘩もした。

 

でも幸せだったな・・・

 

これが大学一年の時の話です。

前置きが長くて申し訳無いけど・・・

これから本編の大学二年の時の話に入ります

 

360:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 18:14:26.79 ID:2eNDnESO

凄く早足で来ました。

今からはちょっと本腰いれます。

 

今家に帰って来ました。今から風呂入ってオナニーして、飯食ってウンコしてから続きを書きます

 

361:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/12(土) 18:15:20.16 ID:Cf8BjDso

待ってるぜ

しかし今はどうかは分からんけど、いい思い出持ってるなぁ

羨ましいぜ

あーあ……

 

462012年01月13日 11:19

★ハイCHU★ 371:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 21:37:51.12 ID:V1dqxgM0

お待たせしました

明日俺五時起きなので俺の体力の続く限り書きます

 

372:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/12(土) 21:39:44.78 ID:ZEwjMwAO

wktkwktk

 

374:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 21:41:57.10 ID:V1dqxgM0

カズミと付き合いだした俺は心に余裕が持てる様になった

彼女がいない時は

「モテない」

の一言に結構ムッとしてたのですが、そんな一言もヘッチャラに成った自分がいた

 

もちろん板倉と森君とも相変わらずの付き合いがあった

だが、ひとつ違うところは、板倉や森君と彼女を交えた付き合いをする様になってきた事だった

 

375:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 21:46:28.17 ID:V1dqxgM0

中学や高校時代の俺たちには考えられない事態になっていた

 

そして、俺は妄想癖が段々少なくなってきた

リアルが充実してたら妄想をする意味が無いからだろうか

 

そして、それに伴いサトミへの想いが無くって来たのだろうか?

 

カズミに対して俺は誠心誠意付き合った

想いも本当だったと思う

 

だが、俺にはカズミに秘密にしている事があった

俺の部屋の奥底には、未だに有ったんだよ

 

渡せなかったラブレターが

色あせてしまったラブレターが

 

376:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 21:49:24.53 ID:V1dqxgM0

大学二年になり、あっと言う間に春が過ぎた

 

本当にあっと言う間だった。そして季節は梅雨を迎えた

 

俺はある日一人で街にいた

確かカズミがバイトを終わるのを待つ為に一人でブラブラしていたと思う

 

本屋に入った。

そこで適当に雑誌を見ていた

 

377:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 21:52:28.15 ID:V1dqxgM0

顔を上げて欠伸をした時に、俺の前を何かが過ぎった

 

?

なんだ?

 

何かが俺の脳に引っかかりを見せた

なんだろう?

 

俺は雑誌を見ていた顔を再び上げて本屋の窓から見える風景を見た

 

人混みが目の前にある

 

その人混みの向こうに・・・見覚えのある姿があった

 

サトミ・・・・・?

 

378:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 21:54:48.61 ID:V1dqxgM0

俺は慌てて雑誌を直して、本屋を出た

そして、さっきサトミを見た場所を探す

 

自分でも意味が分からなかった

何故今更サトミを探すのか

 

だけど体が反応したんだよ

俺は・・・未だに・・・サトミの影を追っていたのかもしれない

 

なんか少し綺麗な表現が続くねww

 

379:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 21:57:27.13 ID:V1dqxgM0

でも、サトミの姿はいくら探しても無かった

見間違いかも知れない

 

俺は、再び本屋に入り先ほどの位置で窓の外を見る

サトミの姿は見えない

 

やはり見間違いだったのか?

だが、俺は何故かサトミがいた周辺を探す

 

そして、近くの駅の方に歩く

いない。今度は駅とは逆の方向を探す。その時は最早走っていた

 

サトミの姿を探し回った

 

380:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 22:00:29.65 ID:V1dqxgM0

俺は汗をダラダラかいてサトミの姿を探し回った

だが、見つからない。その時携帯が鳴っているのに気が付いた

 

カズミ「もしもし」

俺「おう・・・」

 

相手はカズミだった

 

カズミ「何回かけても繋がないけど、何してたの?」

俺「え?マジ?全然気が付かなかった」

カズミ「もお・・・バイト今終わりました」

俺「あ、お疲れええっと・・・」

 

俺は気が付くとカズミのバイト先から全然違う場所にいた

 

381:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 22:02:12.74 ID:V1dqxgM0

俺「ごめん、ちょっと買い物してたら・・・なんか全然違う場所にいるわww」

カズミ「何してんの?」

俺「すぐ行く」

カズミ「徘徊老人みたいだね」

俺「飯はまだかのお」

カズミ「ハイハイ、んじゃ待ってるから」

 

俺はマジで何してたんだろ

 

382:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 22:04:08.99 ID:V1dqxgM0

その日はカズミと飯を食って、俺の家に行った

472012年01月13日 11:20

★ハイCHU★ そしていつもの様にセクロス

 

けどね、俺は本当にカズミに申し訳無いんだが・・・心ここに有らずだった

俺は、カズミと普通に喋ったり、セクロスしたりしながら・・・

 

サトミの事を考えていた

ずっと頭から離れなかった

 

383:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 22:07:34.60 ID:V1dqxgM0

確かその翌日だったか、夜中に森君が一人で俺の家に来た

 

森君は家にケーブルテレビを引いたらアニメを見すぎて大学に行けないとぼやいていた

知らんがな

 

俺「森君さあ」

森君「うん?」

俺「あの・・・高2の時に出会ったさ、女の子達覚えてる・・・?」

森君「高2・・・あの海の時の?」

俺「そうそう」

森君「あの俺がモテモテだった時の・・・?」

 

何故か森君の眼鏡がキラリと光った

 

384:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 22:10:53.86 ID:V1dqxgM0

俺「それは・・・どうか覚えてないけど・・」

森君「いや、俺はモテモテだったよ」

 

なんでそこを強調する

 

俺「なんでも良いけどさ、あの子らの連絡先覚えてる?」

森君「うん?どうしたの?なんで?」

俺「あ、いやさ・・・」

 

俺は森君にサトミらしき姿を見た事を伝えた

 

俺「だからさ、石原がどこの大学に行ったかをね、聞きたいんだよ・・・ひょっとしてさ、この近辺の大学かも知れないじゃん」

 

385:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 22:12:49.04 ID:V1dqxgM0

俺がそう言うと森君は頷いた。だが・・・

 

森君「で?」

俺「え?」

森君「それ知ってどうすんの?」

俺「あ、いや・・・」

森君「カズミちゃんは?」

俺「・・・うん?」

森君「福田君の彼女は・・・カズミちゃんだよね?」

 

あんた正論だよ

 

386:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 22:15:24.38 ID:V1dqxgM0

森君「もうさ、忘れちゃいな。カズミちゃん良い子じゃん」

俺「うん・・・」

 

俺も胸がズキンと痛んだ

 

だがね、俺は最低な奴かも知れないが

サトミの居場所を知りたかった

 

ひょっとして近場の大学にいるかも知れない

その思いが強くなっていた

 

この時は森君は固いなー

そんな馬鹿な事しか思わなかった

 

387:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/12(土) 22:18:47.48 ID:V1dqxgM0

ごめんなさい俺限界眠いっす

 

明日マジ早いんで眠りたいっす

続きは明日暇があるときに書きます

 

いつも中途半端ですみません

そして遅筆ですみません

 

388:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/12(土) 22:20:49.78 ID:jMeREkYo

乙!

明日も楽しみだぜ

 

389:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/12(土) 22:20:59.42 ID:Cf8BjDso

お疲れー

好きなように書くが良い

 

391:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/12(土) 22:30:52.17 ID:NRc17uU0

探すか…One more time, One more chanceだな

 

『秒速5センチメートル』見た事ある?

 

>>391

見た事無いです

 

393:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/12(土) 23:02:57.10 ID:QbBa8LI0

>>391ノシ

俺も同じこと考えてたwwww

 

…ハァ

 

——————-

 

396:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 05:25:27.95 ID:KYU0SwSO

おはようございます

 

てか、眠いー

働き過ぎで死ぬかもー

 

この話は完全実話なので、皆さんが思う様なドラマチックな話に成らなかったらすみません

 

さて、今日も仕事の合間をぬって書きますので

 

駅には誰もいない

 

401:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:37:55.60 ID:KYU0SwSO

それからの俺は再び妄想にサトミの姿を出す様に成ってしまった。

 

カズミとデートをしていても、これがサトミなら・・・

482012年01月13日 11:20

★ハイCHU★ と考える様に成ってしまった。

本当に俺は最低だ。

ある日カズミに言われた。

 

カズミ「最近さあ、なんか・・・隠して無い・・・?」

そう言われた。

俺は焦った、分かりやすい奴だったと自分でも思う。

 

俺「ええ?ああ・・・そうか・・・?」

もう何言ってんのよ俺・・・

 

402:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:39:29.21 ID:KYU0SwSO

俺はなんで自分がこんなにサトミにこだわっているかが分からなかった。

所詮初恋の相手じゃないか・・・

 

そう頭では分かっていた。

 

この時の俺はマジで病気だよ。

街に行くと辺りをキョロキョロする。

なんかテレビで街の風景を映す時もサトミの姿を探し出す。

 

キモい、て言うか怖いです。

 

404:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:41:19.45 ID:KYU0SwSO

ある日の事だった

いつもの三人で居酒屋に行って酒を飲んだ。

 

店を出て家に帰る途中だった。

俺は酔ってサトミの話をした。

 

板倉「お前マジストーカーだわww」

俺「ストーカーじゃねー!純愛だ馬鹿」

板倉「イタいww」

 

そんな話をしている時にずっと黙っていた森君が口を開いた。

森君「良い加減にしろよ」

そう呟いた。

 

俺「な、なんだよ・・・」

森君「石原さんは昔の話だろ???いつまで引っ張ってんだよ???」

 

405:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:42:40.65 ID:KYU0SwSO

俺「いや・・・いつまで、つーか・・・」

森君「良いか?石原さんは福田君の告白になんの返答もしなかった人だぞ???そんな奴の事なんかどうでも良いだろうが!!!!」

 

森君は正論を吐いた。

 

板倉「うん、そうだね」

 

板倉が曖昧な表現をした。少し焦った顔をしていた。

 

406:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:45:09.34 ID:KYU0SwSO

俺「いや・・・でも、それはなんか理由があんじゃねーの?」

 

俺はイライラして来た。

 

板倉「あ、それも有るかもね」

森君「理由てなんだよww石原さんはそんな人なんだよww」

板倉「かもな・・・」

 

俺はイライラがマックスに来た。

 

俺「お前が石原の何を知ってんだよ!!!」

森君「お前こそ表面だけだろうが!!!」

板倉「まあまあ・・・アイスでも食わね?」

 

俺「あん???!!!」

森君「所詮は石原さんに騙されてたんだろ!!!」

 

俺はキレた。

森君の顔を殴った。眼鏡が吹っ飛ぶ。

 

407:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:47:28.86 ID:KYU0SwSO

板倉「ちょ、ちょお前は・・・いきなり殴んな!」

 

板倉がなんか慌ててた。

よろけた森君が体勢を整え直して俺を殴り返して来た。

 

口の中に血の味が広がった。

俺らは取っ組み合い、道端で転がり出した。

 

板倉「よし!!!よし、もう良いぞ!!!ほら!アイスいる奴!奢ってやる!」

 

板倉が声を上げるが俺らは止まらない。

 

408:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:48:55.41 ID:KYU0SwSO

俺がマウントポジションを取った時に森君が叫んだ。

 

森君「石原、石原って・・・お前の彼女は・・・カズミちゃんだろうが!!!!!」

 

その言葉に俺の目の前にカズミの姿が浮かんだ。

そして一瞬動きが止まる。

その瞬間に森君が俺の体をどかせた。

俺はそのままその場に座り込んだ。

 

森君「自分の彼女がどんな気持ちか考えずに・・・勝手な事言うな!!!!」

 

俺はその場で何も反応出来ずにただ座り込んでいた。

 

409:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:50:29.91 ID:KYU0SwSO

森君はそのまま舌打ちだけしてその場を離れる。

 

板倉は慌てて森君の名前を呼ぶが森君は反応しない。

 

板倉「うわ・・・なんか青春ドラマみてぇ」

 

下らん感想を言い出した。

 

俺「・・・お前も行けよ・・・」

板倉「うわ、その台詞も青春ドラマみてぇ」

俺「うるせーな!早くどっか行け!!!」

板倉「ハイハイ・・・次会ったら、こんなもんじゃ済ませないからな!」

 

なんでお前がその台詞を言うんだ・・・

 

410:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:52:37.49 ID:KYU0SwSO

俺は通行人の目を気にしながら立ち上がった。

492012年01月13日 11:21

★ハイCHU★ 痛い・・・口を切ってた。

でももっと痛いのは・・・

 

俺の・・・胸だった・・・

詩人でスマン

 

俺はすぐに家に帰る気に成れずに一人で牛丼を食べて帰った。

家に帰ると鍵が開いていた。

部屋ではカズミがテレビを見ている。

この頃には俺はカズミに鍵を渡していた。

板倉と森君は勝手に合い鍵を作ったけどね。

 

411:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:54:00.21 ID:KYU0SwSO

カズミは俺の顔を見るなり少し笑った。

 

カズミ「男前に成ったねww」

俺「生れつきだっつーの」

 

カズミはバンドエイドを手に取り俺に貼る。

 

俺「用意が良いな」

カズミ「でしょう?私予知能力があるからww」

俺「宝くじ当ててくれい」

カズミ「さっき板倉君が家に来てバンドエイド置いて行ってくれたよww」

 

板倉・・・少し泣きそうになった。

 

413:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:55:51.51 ID:KYU0SwSO

カズミ「森君と喧嘩したんだって?」

俺「まあ・・・」

 

俺は少しドキドキした。

まさか、サトミの事とは言えない。

 

カズミ「原因はラーメンの豚骨か醤油で揉めたんだってね」

板倉さんアンタ何言ってんの・・・

 

俺「うん、まあ・・・」

カズミ「馬鹿じゃないの?」

 

まあね。俺は黙り込んでいた。

 

カズミ「で、フクちゃんは本当はどっちが好きなの・・・?」

 

はい???俺の額から冷や汗。

 

414:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:57:44.37 ID:KYU0SwSO

俺「え・・・?」

 

カズミはキョトンとしてる。

 

カズミ「ラーメン。豚骨と醤油」

 

ああ・・・ビックリしましたよ。

 

俺「そりゃ豚骨細麺っしょww」

 

カズミは鼻で笑うと

「馬鹿じゃないの?」

 

と言っていた。確かにね

 

俺は申し訳無い気分で一杯であった。

その晩俺はイロイロ冷静に考えた。

 

結局は・・・俺が全面的に悪かったんだ。

 

415:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 10:59:30.77 ID:KYU0SwSO

翌日、俺は学校をサボり森君の学校まで行く。

 

そして森君に電話した。

森君はすぐに出た。

 

森君「・・・もしもし」

俺「口痛くね?」

 

俺は突然そう言った。

森君はちょっと間を開けた後に

「板倉君よりは福田君の方がパンチ力あるわww」

 

俺「てか、板倉は弱すぎだしねww」

森君「すぐ泣くしww」

俺「あるあるww」

 

俺らは笑った。

 

 

512012年01月13日 11:28

★ハイCHU★ 416:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 11:01:00.63 ID:KYU0SwSO

俺「なあ、今森君の大学の前なんだけど」

森君「え?何?今度は俺をストーキング?」

俺「うっせーww昼飯食いに行こうぜww」

森君「OK、今行くよww」

 

俺「あ、それからさ・・・」

森君「うん?」

俺「俺の・・・勝ちで良いよな?」

森君「・・・いや、俺の勝ちww」

俺「お前は強情だww」

 

俺らは飯を食いに行った。

本当は「ゴメン」と言いたかったが、なんか気恥ずかしかったんだ。

 

417:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 11:02:25.78 ID:KYU0SwSO

次に俺はカズミにメールした

 

「仲直りした。豚骨醤油が最高と言う事になった」

 

カズミからの返信

「良かったね。これからも喧嘩したらちゃんと仲直りするんだよ」

 

俺はもう一個メールした。

「夏休みに二人で旅行行かね?」

カズミ「行きたーい、絶対行く!」

俺「じゃあ、俺の婆ちゃんの家に行かね?んで釣りしよ!海水浴場も側だし」

カズミ「私行っても大丈夫?」

俺「大丈夫。船にも乗せて貰える。イルカを見せてやる」

 

418:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 11:03:26.82 ID:KYU0SwSO

俺はカズミ一筋で行く事に決めた。

 

サトミの影を振りほどく為にカズミをあの思い出の地に連れていく事に決めたんだ。

 

だけどね

 

この約束は守られる事は無かったよ。

 

419:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 11:04:19.36 ID:KYU0SwSO

書き溜めここまでです。今から仕事に復活します

んじゃまた

 

420:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/13(日) 11:04:38.41 ID:4YtBEOc0

乙!

 

422:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/13(日) 12:00:44.32 ID:3NPFRqgo

ああ気になって夜しか眠れん

しかし板倉いい奴だなぁ。喧嘩の理由のセンスも抜群だww

 

——————

 

426:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:13:15.73 ID:M90hE/M0

omatase

 

427:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:14:09.51 ID:M90hE/M0

ねむーい

 

とりあえず早足で投下します

 

428:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/13(日) 22:15:13.65 ID:3NPFRqgo

待ってたぞ

 

429:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:16:13.97 ID:M90hE/M0

6月の中旬だった。

その日は朝から雨が降っていて俺は学校に行くのが面倒臭かった。

出席も取らない授業だし、テストも簡単だったから行かないでおこう

 

そう一旦は決めた。

 

だが、何故かその日に限ってカズミからメールが来て

「お昼ご飯を○○のタラコスパゲティーが食べたい」

と言われた。○○とは大学の近くにあるパスタ屋だった。

 

俺はならば昼前に行こうと思い一旦二度寝してから学校に向かった。

 

430:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:17:12.02 ID:M90hE/M0

シトシト雨が降っており、カバンが濡れてウザかったのを覚えている。

 

いつもの時間と違うので、電車は空いている。

 

まだ時間があったので、普段乗る事が無い、普通電車に乗った・・・

 

車内はガラガラであった。

 

座席の端っこに座りたかったので連結部分に一番近い座席が丸々空いているのを見つけると、

座席に深々と座る。

 

431:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:18:09.61 ID:M90hE/M0

目の前の座席には女の子が一人いただけだった

 

。眠い・・・結構眠ったのに、まだ眠い・・・

俺は寝ようと思い一旦前を向いて欠伸した後に目を閉じて頭を下げた。

 

目の前の女の子が何故か俺を凝視しているのが、目を閉じる一瞬前に気が付いた。

 

何だよ・・・

 

・・・

 

・・・

 

432:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:19:21.71 ID:M90hE/M0

俺は目を開いて顔を上げた

 

目の前の女の子が俺をジッと見ている・・・

俺も見つめていた・・・

 

なんかその辺りの記憶が曖昧に成ってる。

 

俺が声をかけたのか、それとも向こうからなのか・・・

 

ただ、一つ覚えているのは・・・

 

目を見開いて凝視していた顔が俺と目が合った瞬間に変わった・・・

522012年01月13日 11:28

★ハイCHU★ サトミの笑顔だけだった・・・

 

433:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:20:13.96 ID:M90hE/M0

サトミはまた綺麗に成っていた。

 

だが、不思議な事にドキドキはしなかった。

 

それ以上に長い長い旅をした後に、家に帰って来た・・・

 

そんな安らぎを覚えた。凄く、凄く癒された。

 

434:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:22:01.09 ID:M90hE/M0

サトミ「久しぶり・・・」

俺「久しぶり・・・」

 

俺らは隣同士に座り直していた。

 

サトミ「大学・・・?今から?」

俺「うん・・・石原は?」

サトミ「私は、出掛けてた帰り・・・ww」

俺「そう・・・」

 

俺らは顔を見合わせて笑った。

 

俺「なんで笑うww」

サトミ「そっちこそww」

俺「え?今も実家?」

サトミ「うんww福田君は?」

俺「俺一人暮らしww」

 

俺らは近況を話した。サトミの大学は某有名大学だった。

昔から天然だけど勉強は出来たんだよな。

 

435:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:23:33.41 ID:M90hE/M0

サトミも本当に偶然にこの電車に乗ったそうだ。

いつの間にか俺の大学がある駅に着くアナウンスを車掌が流した。

 

俺「ヤベッ、降りなきゃ」

サトミ「あ、そう・・・」

 

俺は考えるより先に自然に言葉が出た。

 

俺「あ、石原携帯教えてよ」

サトミ「うんww良い?えっと・・・」

俺「OK、一回鳴らすよ」

 

俺はサトミの携帯を鳴らす。

サトミは何故か電話に出た。

 

サトミ「はい・・・」

俺「嫌々wwwwww俺、俺ww」

サトミ「あ、そういう事かww」

 

相変わらず天然だった。

 

436:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:24:24.48 ID:M90hE/M0

俺は駅に着き降りる間際でサトミに言った

「電話するよ!じゃあまた!」

 

俺が駅に降りるとサトミは車内から手を振ってくれていた・・・

 

こうして俺達は二回目の再会をした・・・

 

本当に偶然に出会えたんだ・・

 

438:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:25:45.89 ID:M90hE/M0

その日俺はカズミとご飯を食べていてもボーッとするかと思いきや、普通に過ごせた。

普通に会話して冗談を言って・・・

 

普通にキスした。

 

だが、完全に頭の中はサトミで一杯だった。

 

その日の晩に家に帰ると俺は早速サトミに電話をしたかった。

久しぶりに電話を前に緊張していた。

 

そういえば俺は振られたんだった・・・

 

だが、それ以上にサトミと会いたい・・・

その気持ちが強かった。

 

俺は携帯を手に取り・・・サトミにかけた。

 

5コール位後にサトミが出た。

 

439:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:26:49.00 ID:M90hE/M0

サトミ「もしもーしww」

声が明るい。

 

俺「あ、石原?福田です」

サトミ「今日はどうもですww」

 

サトミの声だった。三年振りに電話で話す。ドキドキしていた。

緊張じゃ無くてワクワク感の方が強かった。

 

俺らはまたもや近況を話し合った。

そして高二の夏の話題が上がる。

 

俺は一番聞きたかった事を聞いてみた・・・

 

441:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:27:58.64 ID:M90hE/M0

俺「てかさ、なんで電話くれなかったんだよww」

 

笑いながら、あくまで昔の笑い話ですよ的な感じで明るく聞いた。

俺も少し大人になった。

 

サトミ「え~???私あの時五回位福田君に電話したよ~」

はい?

 

俺「マジ???」

サトミ「うん、いつもお祖父ちゃんが出て、『今はいません』て言われたし・・・一応、電話が有った事をお伝えください、って言ったんだけど・・・」

 

442:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:29:18.18 ID:M90hE/M0

そうなのか・・・けどね・・・

 

俺「あのさあ」

サトミ「うん?」

532012年01月13日 11:29

★ハイCHU★ 俺「俺んち・・・祖父ちゃんいないんだ・・・」

 

サトミ「ええ????!!!!」

 

サトミは多分俺の番号を間違えていたみたいだった・・・

が、

 

サトミ「じゃ、じゃあ・・・」

俺「うんwwそうだな・・・」

 

サトミ「・・・幽霊・・・??」

 

俺はタバコを吹き飛ばした。

相変わらずの天然ぶりで何よりだ。

 

443:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:30:33.43 ID:M90hE/M0

なんか、サトミの天然ぶりを感じたら、昔の返事はどうでも良かった。

と言うか聞きたく無かった。

返事を聞くよりサトミに会いたいし、サトミの声を聞きたかった。

ただ側にいたかった・・・

 

俺「石原、今週いつ暇?」

俺は自然に尋ねた。

 

サトミ「バイト辞めたばっかりだから、いつでも暇ww」

俺「じゃあ飯食いに行こうぜww」

 

少しドキドキした。が、

 

サトミ「うんww良いよwwいつ行く?」

あっさりだった。

 

444:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:31:44.15 ID:M90hE/M0

多分翌々日だったと思う。俺はサトミの家との中間地点で待ち合わせをした。

その日はカズミには板倉と飯を食いに行くと嘘をついた。

 

カズミが「楽しんで来てねww」

 

と笑顔で言った事に物凄く罪悪感を感じた。

正直、待ち合わせの場所に行くまで、何度かサトミに中止しようと告げようかと思った。

駅に到着してサトミを待っている間も、後悔が押し寄せ出す。

 

俺は本当に最低な事をしていたんだ・・・

だけど、サトミの姿を見た瞬間にその罪悪感は全て吹き飛んだ・・・

 

445:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:33:02.55 ID:M90hE/M0

俺は厨房の頃の俺に戻れた気がした。

 

サトミ「ゴメン、ひょっとして遅れた?」

俺「いや、俺が早過ぎたwwワクワクしてたんだww」

 

俺の言葉にサトミが俺を見上げた。

 

俺「なに?」

サトミ「ううん・・・福田君なんか大人に成ったね・・・」

俺「だろwwピーマンも食べれる様に成ったよ」

サトミ「バカww」

 

なんか凄い自然だった。二人でダイニングバーに入る。お酒を飲んで飯を食べる。

 

昔話に花咲いた。

 

446:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:35:29.62 ID:M90hE/M0

サトミ「中学の時、お酒飲んだねww」

俺「あ、石原が酔っ払って酔拳を使って板倉を倒した時だな」

サトミ「してないしww」

 

俺「でも、あん時、石原酔っ払ってたな」

サトミ「福田君も潰れてたじゃん」

俺「あん時さ、帰りに俺、石原と手を繋いだよね?」

石原「・・・覚えてない・・・///」

 

なんかサトミが照れた。

 

447:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:36:20.43 ID:M90hE/M0

時間が忘れる位俺達は喋った。

帰りにサトミの家まで送る。

俺はサトミに言った。

 

俺「なあ」

サトミ「はい?」

俺「今度の土曜日、映画行かね?」

 

サトミは少し人差し指をアゴに当てて考えていた。俺は一瞬弱気に成ったが押す。

 

俺「いやいや、重く考えるなよwwただ、男女二人きりで映画館と言う暗闇に行くだけだよ・・・ドキドキしながらww」

サトミ「重っww」

 

二人で笑った。

 

449:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:38:51.72 ID:M90hE/M0

サトミ「違うの、土曜日はバイトの面接があるから、出来れば・・・日曜日にして欲しいの・・・」

俺「分かった、じゃあ日曜日でww」

サトミ「大丈夫・・・?」

 

俺は一瞬カズミとの約束を思い出した。だが、それは土曜日に変えてもらおう

 

俺「全然大丈夫!」

 

俺らはその約束を交わすと家に帰った

 

448:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/13(日) 22:36:32.23 ID:JjlXu5go

この頃の福田はサイテーだな

やったもの勝ちを肯定しない森君は特別立派なわけじゃない、ごく普通だよね

 

451:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/13(日) 22:40:57.76 ID:M90hE/M0

ごめん、今日はここまでです。

>>448

俺もその通りだと思う。最低なことをしていたと思うよ

でも、やった事は事実なので書いていきます

 

これを書かないと話が繋がらないんですよ

 

じゃあみんな寝ます

お休みなさい

 

542012年01月13日 11:30

★ハイCHU★ 455:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/13(日) 22:43:42.80 ID:JjlXu5go

乙!また明日ノシ

 

457:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/13(日) 23:20:15.66 ID:CTHQkAU0

俺だったら福田と同じ様にしてたと思うよ。自分でも最低だと思うが・・

 

459:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/13(日) 23:35:48.04 ID:if/czK.o

乙でした。

自制が効かない時ってあるもんなあ。

とにかく続きを待ってる。

 

———————-

 

466:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 22:50:45.81 ID:r/UNm620

お待たせ

いたしました

今から投下していきます

 

467:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 22:53:39.09 ID:r/UNm620

サトミに会う前日の土曜日にはカズミと会った。

 

カズミに対して会うまでは罪悪感で胸が押し潰されそうだったが、会うと普通に過ごせた。

なんならいつもよりもテンションが高かった。

 

時折、サトミの顔がチラつくがそれは夢の中の出来事みたいであった。

 

カズミ「明日はどこ行くー?」

そう聞かれて俺は「ゴメン、明日は急遽バイト入った」そう口から出まかせを言う。

 

カズミ「じゃあ待っとく?」

俺「いや、その後バイトの奴らと飲みに行く」

カズミ「そっかあ、じゃあ私は家でゲームしとくかww」

 

その答えに俺は正直ホッとしていた。

 

468:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 22:54:30.57 ID:r/UNm620

翌日、俺はサトミと映画に行った。

その日は最初から罪悪感を感じなかった。

 

それよりサトミと映画に行ける事が嬉しかった。

まあ、最低ですね。映画館に入ると一個のポップコーンを二人で食べた。

 

サトミの隣に座った時、サトミから良い匂いがした。

俺はめちゃくちゃトキめいた。

 

470:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 22:55:19.02 ID:r/UNm620

正直映画の内容は覚えてない。

俺はずっとサトミの姿を隣で感じている事で満足だった・・・

 

映画の後に遅めの昼飯を食べた。

昔はサトミとこうしてデートをする事を夢見た事が実現されていた。

 

大人に成るとご飯を二人で食べる事が簡単に成るんだな・・・

俺はそう痛感した。

 

昼飯を食べた後に、ショッピングモールに行きブラブラする。

 

471:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 22:56:25.53 ID:r/UNm620

ふと、目の前にかき氷の幟が見えた。

 

俺「なあ」

サトミ「うん?」

俺「かき氷食わね?」

 

俺がそう言って笑う。

 

サトミ「うん・・・ww二度目だねww」

 

そう言って二人で笑った。俺はブルーハワイをサトミはイチゴ。

 

サトミ「見せてww」

俺「あ、やっぱり見られます?」

 

そう言って舌を見せる。

 

サトミ「アハハハwwwwwwあおーいwwwwww」

 

サトミはツボにはまり笑う。何が面白いか六年経っても分かんね。

 

 

562012年01月13日 11:35

★ハイCHU★ 472:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 22:57:17.49 ID:r/UNm620

その後近くのアミューズメントパークに行った。

二人でゲームして遊んだ。

 

て言うか、これって完全にデートだ。

 

サトミはどんな気持ちで今、俺と居るんだろう?

好意を持ってくれてるんだろうか?

サトミは彼氏、または好きな人が居るんだろうか?

 

まあ、居たら俺と二人で出掛けんか・・・そう思った時、俺は自分を省みた。

 

473:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 22:58:40.74 ID:r/UNm620

あれ、俺は彼女いる。

 

俺の中で一瞬モヤモヤした。カズミの顔が浮かぶ。

 

が、サトミの笑顔を見てそれを打ち消した。

なんだろうね、あの時の罪悪感と高翌揚感。

 

もの凄く悪いと思っている自分がいて、スリル感とサトミを好きだ・・・

と言うドキドキ感。自分でもよく分からなかった。

 

サトミが笑顔に成れば成る程嬉しいんだけど、罪悪感が出て来る。

 

まあ、今思うとさあ、お前モテない癖に何調子に乗ってんの?て感じだね。

 

474:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 22:59:31.63 ID:r/UNm620

正直その訳の分からない気持ちに苛まれてからは、楽しめ無かった。

 

サトミを家に送っていく最中にサトミから言われた。

 

サトミ「なんか・・・」

俺「うん?」

サトミ「・・・何でもない・・・」

 

サトミも薄々気が付いてたんじゃないだろうか・・・

 

サトミと次の約束も交わさずに俺は家に帰った。

 

475:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:01:56.28 ID:r/UNm620

家に帰るとカズミが家にいた。

 

俺は一瞬焦ったよ。

 

カズミは俺の部屋で片付けをしていた。

カズミ「お帰りぃ」カズミがそう笑顔で言う。

 

俺「何してんの・・・?」

カズミ「うん?片付けだよ、フクちゃん片付けないから・・・」

俺「いや・・・いいよ」

 

俺は少し耐えれくなって来た。

辞めてくれ・・・

 

カズミ「え?なんで?ちゃんと片付けしとかないと、またアレがないーとかフクちゃん言うじゃんww」

 

そう言っていつもの笑顔で俺を見る。

 

476:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:02:59.41 ID:r/UNm620

辞めろ・・・

マジで辞めてくれ・・・

 

吐き気がして来た。

 

俺「ちょっと、タバコ買い忘れた・・・」俺はそう言って外に出た。

 

出る時にカズミに「気をつけてねーww」と言われ余計に吐き気がした。

 

俺はコンビニでタバコと飲み物を買った後に近くの公園でタバコを吸った。

 

477:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:04:19.37 ID:r/UNm620

俺は最低な事をした・・・本気でそう思った。

 

カズミに対しても、サトミに対しても最低な事をしていた。

なんか調子に乗ってた。

 

俺は夜空を見上げる。

 

カズミは冴えない俺を好きで居てくれた・・・

 

そして何故か会った事がないカズミの親を何故か思った。

 

カズミの親はカズミを一生懸命育てた。

 

なのに、その恋人はカズミに対して不誠実な事をしている。

 

478:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:05:11.37 ID:r/UNm620

そう思うと、俺は猛烈な吐き気に襲われてベンチの裏に吐いた。

 

相変わらず胃腸が弱い。

 

俺は誰かに殴って欲しかった。罵倒されたかった。

 

だが、カズミに事実を言う度胸も無かったんだ・・・

 

それからの俺はサトミに会わずに居よう・・・そう思った。

 

479:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/14(月) 23:06:56.13 ID:z5QUQWso

思っただけなんだろwwww

 

>>479

そうなんだよww

 

480:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:08:08.81 ID:r/UNm620

だが、サトミの事が頭から離れない。

カズミと電話しても会ってもサトミの事を考える。

 

サトミに会いたい・・・

会って話がしたい・・・

なんで出来ないんだ・・・

 

そう思い一瞬カズミに腹を立てる。お門違いも良いところだ。

 

だが、そのムカつきも一瞬だけで、そんな事を思った俺を自己嫌悪する。

 

と、同時にカズミに対して申し訳なく思い泣きそうになる。

572012年01月13日 11:35

★ハイCHU★ 481:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:09:42.65 ID:r/UNm620

俺はセクロスもしなかった。

一回カズミから求められて、セクロスしようとしたが立たなかった。

 

だが、それでも毎晩携帯を握りしめてサトミに電話しようか迷う。

二時間位そのままで迷う。なんか俺は精神的に少しヤバかったと思います。

 

ある日、俺は我慢できずに・・・

 

サトミに電話をした。

 

一回だけ・・・ただの女友達に掛けるのと一緒だ・・・

 

そう自分で言い訳しながら電話した。

 

482:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:10:41.04 ID:r/UNm620

呼び出し音が永遠に思えた。

このまま出ないで欲しいとめ思った。

 

出た。

 

電話が繋がった。

 

その瞬間涙が出そうになった。サトミと話している・・・

 

その思いが俺を満たしてくれた。

 

何を喋ったか覚えていない。ただ俺の気持ちは安らいだ。

 

483:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:12:09.69 ID:r/UNm620

カズミと別れれば良いじゃん。

その通りだった。

俺も毎日それを考えた。

 

カズミからの「いつ旅行に行く?」と言う言葉がすごく辛かった。

俺は本当にカズミと旅行に行くのか?そう思いだしてきた。

 

別れよう

 

そう思うが言えない。

俺はカズミも好きだった。

 

生まれて初めて付き合った人、生まれ初めてキスした人、生まれて初めて・・・

 

まあ、全部言い訳なんだけどね。

 

俺は別れたく無かった。

 

484:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:13:13.43 ID:r/UNm620

だが、そんな身勝手も続かない。

 

俺はサトミが好きだ。

 

このままじゃダメだ。

そう思いながらも

 

カズミと会って、サトミと電話する日々が続いた。

 

そんな日々が続き、季節は七月になる。

 

485:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:14:36.97 ID:r/UNm620

俺とサトミのキーワードは今考えると夏なのかも知れない

 

ある日板倉と森君の三人で俺の部屋にいた。

 

板倉は俺の押し入れに入り

「ドラ焼きを持って来ない限り出ない」

と言って閉じこもり漫画を読む。

 

森君は酒を飲んで漫画のヒロインについて延々と壁に向かって語っている。

 

俺の中で、一番下らなくて、安らげる時間がこの三人で会う事だった。

 

俺は板倉と森君にこの自分の思いを聞いて欲しかった。

だが、俺は二人にサトミと再会した事も言ってなかった。

 

486:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:15:36.15 ID:r/UNm620

俺は怖かった。

 

この事実を言って、二人が俺から去ってしまうんじゃないだろうか?

 

最低な俺を見捨てるんじゃないか?

 

凄く不安だった。

 

だから聞いて貰いたくても言えない。

 

そんな思いで押し潰されそうだった。本当に俺は自分勝手な奴だよ

 

488:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:16:43.79 ID:r/UNm620

板倉が押し入れが突然開ける。

 

板倉「のび太君暑いよ!!押し入れ暑いよ!!」

森君「フラウボウは軽い女だよな」

 

いつもの様な会話をしていた。

 

その時、突然携帯が鳴った。

 

全員がテーブルの上に置いてある俺の携帯電話を見た。

着メロがイエローモンキーの楽園・・・

 

サトミだった。

 

489:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:17:56.93 ID:r/UNm620

一瞬出ようか出まいか迷った。

だが、出たらまずい、そう思い放って置いた。

 

板倉「おい、電話だぞ」

俺「ああ、だな・・・まあ良いや」

 

これでスルーされる・・・そう思ったのだが、

板倉の野生の勘なのだろうか、しつこい。

 

板倉「出ろよ」

俺「良いって」

 

そうこうしている内に電話が鳴り止んだ。

582012年01月13日 11:36

★ハイCHU★ 板倉「誰なんだ?」

俺「さあ?」

森君「イエモン懐かしいねー」

 

491:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:18:58.71 ID:r/UNm620

板倉「なんで出ない?」

俺「え?何が?」

 

板倉「森君!!!」

森君「おう!!」

 

森君が立ち上がり携帯を取ろうとする。

俺は素早い動きで森君の手に側にあったボールペンを投げつけた。

 

それは森君の手にヒット!

 

森君「いたっ!!」

俺「あ、ごめん、手が滑った」

 

492:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:20:08.54 ID:r/UNm620

板倉が動いた。

俺はその動きを見逃さない、板倉の前に足を出す、

板倉がコケた。

 

俺はその隙に携帯を取った。

 

板倉「おいおい・・・兄さん・・・怪しさ満点だな・・・」

 

板倉はそう言ってゆっくり立ち上がる。

森君も手をさすりながら俺を見据える。

 

俺は携帯をズボンのポケットに入れて

 

逃げた・・・

 

493:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:21:44.08 ID:r/UNm620

まずは森君が俺に突進して来た

俺はそれを避けながらベッドの上に逃げた。

 

が、そこには既に板倉が待ち構える

「あめえ・・・!」

板倉がそう言って不敵に笑った。

 

が、俺は板倉の脇腹をくすぐった。

 

板倉「いやwwいやwwだめえええええ」

 

板倉が倒れた。

が、森君がベッドの下で首をゴキッと鳴らしながら俺を待ち構えていた。

 

森君「本気・・・の様だな・・・!」

俺「・・・」

森君「見せてやろう・・・我が奥義を・・・」

 

森君が鶴の舞をしだした

 

494:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:23:03.55 ID:r/UNm620

それに目を取られている隙に後ろからあっさり板倉に捕まった。

そして携帯を没収。

 

俺「辞めろって!!!!マジで!!!」

板倉「さてと」

 

そう言って携帯を開ける。

 

俺は観念した・・・潮時かも知れない・・・俺は思った。

 

だが、同時に二人からこれで見放される・・・そう思った。

泣きそうになっていた。

 

495:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:24:10.64 ID:r/UNm620

板倉「さてと、誰?これ?」

俺「・・・・石原」

板倉「え?」

 

板倉と森君は顔を見合わせた。

 

板倉「え?マジ?」

俺「・・・マジだよ」

森君「え???本当に???」

 

俺「俺はこの前石原と再会した・・・で、俺は・・・」

 

そう言い掛けて途中で止めた。

二人がジッと俺を見ている。

 

言いたくない・・・でも・・・言おう・・・

 

これで・・・恋人も・・・親友も無くす・・・

 

497:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:26:33.83 ID:r/UNm620

俺「俺は・・・カズミを裏切って二回、サトミと会った・・・そして今も電話をしている・・・」

 

俺はそう言った瞬間に・・・涙が出た。

 

板倉と森君は黙って俺を見ていた。

 

俺「俺はカズミを裏切ったから!!!だから反省して・・・サトミとの連絡を辞めようと思った!!!でも辞めれなかった!!!」

 

俺は叫んでいた。

 

自分勝手に・・・カズミが一番傷ついてるのに・・・俺は泣き言を言っていた。

 

そして、俺は震え出したんだ。二人に見捨てられる怖さを思い。

 

本当に情けない、そして最低だ

 

498:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:28:25.86 ID:r/UNm620

板倉「お前さあ・・・」

 

板倉は俺の前で座る。

 

板倉「なんで俺らに言わないの?」

 

俺「・・・・怖かった」

592012年01月13日 11:37

★ハイCHU★ 板倉「は?」

 

俺「お前らに・・・見捨てられるのが・・・怖かった・・・」俺はそう言って泣いていた

 

その時森君が俺の肩に軽くパンチした。

 

森君「言わない方がムカつくっつーの」

 

板倉「今度一人で抱え込んだら甲子園球場のライトスタンドに巨人帽被せて放り込むぞ」

 

そう言って板倉が俺の頭を叩いた。

 

499:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:29:40.05 ID:r/UNm620

俺は泣いた。

 

思いっきり泣いた。

 

森君「お前の好きにやれよ」

 

板倉「馬鹿じゃねーの泣くなよ、俺らから、それ位の事で逃げれると思うなよww」

 

二人はそう言ってくれた。

 

その日に俺は決めた。

ケジメを付ける事を・・・

 

カズミと別れる事を決めたんだ

 

500:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/14(月) 23:31:13.02 ID:r/UNm620

書き溜め以上っす

なんか今日はビールを飲んだので、予想以上にしんどいっす

 

未だに酒は弱いんです

 

すみません寝ます

いつも中途半端ですみません

 

おやすみなさい

 

501:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/14(月) 23:31:51.90 ID:r.SaFcAO

吐くなよーww

 

504:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/15(火) 01:50:08.30 ID:qbfea6.o

乙です。

なんか引き込まれたわ。楽園とかほんと懐かしい。

 

 

612012年01月13日 11:41

★ハイCHU★ 507:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 12:57:49.22 ID:6Ap0DgSO

なんか俺の昔話がこんなにウケるとは思いませんでした。なんかすみません。

とりあえず少し投下します

 

508:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 12:59:33.17 ID:6Ap0DgSO

昔、ドラマや漫画とかで男女の別れのシーンを見る度に俺は不思議だった。

 

男が別の女を好きになり、まだ好きな恋人と涙の別れをする・・・

そんなに好きなら別れなきゃ良いのに・・・

わざわざ安寧な場所を捨てて新しい恋?

意味分からんわ!

 

そんな事を考えていた。

まだ子供で人を好きに成ると言うのが、どういう事かを分かってなかったんだ。

 

510:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/15(火) 13:01:53.08 ID:qM2EOmwo

いつも通り待ってたぜ

 

511:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 13:05:52.82 ID:6Ap0DgSO

三人で有った日の翌日、

朝起きた時、俺は憂鬱だった。

正直、逃げ出したかった。

 

「好き」と言う言葉と「別れよう」と言う言葉をどちらを伝える方が良いかと言うと・・・

 

正直「好き」と言う言葉の方が気が楽だ。

相手は傷つかないしね。

 

だが、逃げる訳には行かないし、ケジメを付けない訳には行かなかった。

 

512:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/15(火) 13:16:16.78 ID:eCJOsQ2o

サトミに男がいないか確認もせず別れようとはww

福田、このころは脳みそが小学生レベルにまで劣化してるなwwww

 

>>512

いやあ、そうなんだよねー

 

513:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/15(火) 13:26:22.69 ID:a8TotSwo

いやいや、こういうのは打算的には動けないもんだよ

 

515:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:13:55.43 ID:6Ap0DgSO

その日俺は遅めに学校に向かう。

俺は電車に乗る前に逡巡した。

会わずに電話で済ます事が出来ないだろうか・・・?

 

そんな甘えた考えが浮かぶ。

出来ない。

出来る訳がない。

 

どんだけカズミを馬鹿にしてんだお前は・・・

 

電車に乗りながら、別れの言葉をイメトレする。

 

カズミは別れてくれるだろうか・・・?

罵声を浴びせられるのは構わない。

別れてくれなかったらどうしよう・・・

 

刺されたりするのかな・・・?

 

自分勝手な事を考えながら電車に揺られ学校に到着した。

 

516:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:15:53.35 ID:6Ap0DgSO

その日はカズミの授業は昼までだった。

俺は喫煙所に座りカズミを待つ。

アッと言う間に昼休みのチャイムが鳴り響いた。

 

ドキン・・・胸が鳴り、携帯を握りしめる。

案の定カズミからメールが来た。

見ると「どこで食べる?喫煙所?」

いつもの様にメールが来た。

 

俺は立ち上がりカズミを待った。

顔が強張っていたと思う。

 

517:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:17:41.41 ID:6Ap0DgSO

カズミはサークルの奴らと一緒に歩いて来る。

そして俺を交えてサークルの奴らみんなと飯を食いに行く事になった。

 

正直サークルの奴らが邪魔だった。

俺はカズミと別れると同時にサークルも辞めるつもりだった。

別れても同じサークルには居続けられない。

 

やっと昼飯を食べ終わり、みんなバラバラに別れた。

 

俺とカズミ二人だけになった途端に・・・

 

カズミは押し黙った・・・

 

まるで俺が何をするか分かっているかの様に・・・

 

518:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:19:59.63 ID:6Ap0DgSO

俺らは黙って歩く。

大学を出て駅まで歩く。

カズミも俺も何も喋らない。ただ黙っていた。

 

駅前の公園に来た時、俺はカズミに言う。

 

俺「ちょっと・・・話をしない・・・?」

 

俺がそう言って公園を指差す。

 

が・・・

 

カズミ「ヤダ・・・」

 

そう答えた。

俺は一瞬へこたれそうになった。

だがここで引いたらダメだ。

 

俺「・・・頼む・・・少し話を聞いてくr」「知ってる・・・」

 

カズミが突然そう言った。

 

519:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:21:30.12 ID:6Ap0DgSO

カズミは俺の方を見ずに顔を横に向けて遠くを見ていた。

622012年01月13日 11:42

★ハイCHU★ カズミ「・・・フクちゃんが女の人と会ったり電話したりしてるの・・・知ってる・・・」

 

俺は殴られた様な衝撃を受けた。

 

え・・・???

 

カズミ「もう、それは・・・良い・・・許すから・・・」

 

カズミはこの日初めて俺を見て、そして笑った。

 

俺は何も言えなかった。ただ、カズミを見つめていた。

 

520:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:23:01.06 ID:6Ap0DgSO

カズミ「だから・・・ね?もう良いから・・・今まで通り・・・ね?」

 

カズミはそう言うと携帯を取り出して時計を確認する。

 

カズミ「あ、バイトの時間・・・また夜に行く・・・その時、夏休みの旅行の話しよ!じゃね!」

 

カズミはそれだけ言うと走り出した。

俺は何も言う事が出来ずに、一人そこに取り残された・・・

 

誰かが言った様に・・・女は気付くんだね。

 

気が付いてないと思ってた俺は馬鹿だった。

 

521:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:24:15.95 ID:6Ap0DgSO

カズミは一人でずっと堪えていた。

 

俺が自分勝手な悩みでウジウジ悩んでいる間に彼女は一人で堪えていた。

 

サトミに勝手に安らぎとか格好付けている間、彼女は一人で堪えていた。

 

親友達に嫌われたく無いと思って一人で悲劇のヒーローを気取っている間も彼女は一人で堪えていた。

 

そしていつもと変わらぬ姿で俺に接していたんだ

 

522:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:26:55.96 ID:6Ap0DgSO

どこをどうやって家に帰ったか覚えてない。

ただ、いつの間にか俺は家で寝ていた。

 

目を覚ますと辺りは暗かった。

暗い中でテレビの明かりだけ付いている。

 

その前にカズミがテレビを見つめていた。

 

俺「・・・電気付けろよ・・・」

 

俺が言うとカズミは気が付いて電気をつけながら俺に言った。

 

カズミ「フクちゃんが寝てたから・・・」

俺「・・・ごめん」

カズミ「謝んないで良いよww」

 

カズミがそう言って俺の隣に来た。

 

523:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:30:39.73 ID:6Ap0DgSO

カズミ「チュウ・・・」

 

カズミはそう言ってキスを求める。

俺はそれに応えず、一言呟いた。

 

俺「・・・ゴメン・・・」

 

その言葉を聞いたカズミは下を向く。

俺のシャツの裾を握っていた手に力がこもる。

俺らは黙っていた。

 

テレビのバラエティ番組の中でみんなが笑ってる。

笑うな。

身勝手にそう思った。

 

カズミ「・・・なんで・・・?」

 

カズミが呟く。カズミ「私・・・なんかした?ダメだった・・・?」

 

俺は黙って首を振る。

 

524:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:46:55.52 ID:6Ap0DgSO

そこから二人とも再び黙る。

テレビの笑い声がうぜえ。

みんな市ね。

 

カズミの鼻を啜る音が聞こえて来た。

そして声をあげて泣き出した。

俺はどうする事も出来ずにただ黙っていた。

俺も泣きそうになった。

が、俺は泣いちゃいけない・・・

俺は泣いたらダメだ。

勝手過ぎる。

 

カズミの手が俺のシャツ裾から離れていく・・・

 

俺は言わなければ成らない・・・

 

ちゃんと言わなければダメだ・・・

言葉に出さないとダメだ・・・

 

525:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:48:30.27 ID:6Ap0DgSO

俺「・・・別れよう・・・」

 

そう言った。

 

その瞬間にカズミの涙は止まり・・・

再び泣き出した。

 

俺「・・・ゴメン・・・ゴメン・・・ゴメン・・・」

 

俺は狂った様に謝っていた。

カズミはただ泣いていた。何

 

時間がどれくらい経過したかは覚えてない。

カズミが立ち上がりカバンを手に持った。

時刻は夜の10時を回っていた。

 

526:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:51:22.75 ID:6Ap0DgSO

カズミ「後悔・・・」

俺「・・・」

632012年01月13日 11:43

★ハイCHU★ カズミ「後悔させるから・・・」

 

その言葉に俺は胸が痛んだ。

 

俺「・・・駅まで送る」

カズミ「いらない・・・来ないで・・・」

 

カズミがそう答える。

 

俺「でも・・・」

カズミ「フクちゃんの・・・そう言う所・・・嫌い」

俺「ゴメン・・・」

 

カズミはそれだけ言うと家の中にあるカズミの物をカバンに入れる。

俺は借りていたCDをカズミに渡す。

カズミはそれを黙って受けとった。

 

そしてカズミは部屋から何も言わずに出て行ってしまった・・・

 

527:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:56:28.01 ID:6Ap0DgSO

俺は少し時間をおいて、カズミの後に付いていく。

一応時間も時間なので何か有ったらマズイと思い駅まで後ろを付いていく。

 

カズミは泣いていた。

泣きながら歩いていた。

遠目で暗くて分からないがそれだけは分かった。

 

俺も泣いた。

泣きながら後を付けた。

 

駅の前でしばらくカズミは佇み・・・

 

涙を拭いて駅に消えて行った・・・

 

528:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:57:54.15 ID:6Ap0DgSO

帰り道、近くの公園で一人ボンヤリする。

家に帰る気になれなかった。

昔と違い自分に酔う気も成れなかった。

 

後悔が胸に込み上げる。

 

とんでもない事をした、という気持ちが沸き上がる。

 

もう一度カズミの元に行ってやり直そうと言う気持ちが出てきた・・・

 

けどもう遅い。

自分で決めた事だ。今更何を言っている・・・

そう自分に言い聞かせた。

 

529:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 14:59:13.14 ID:6Ap0DgSO

カズミとこの公園で花火をした事を思い出した。

 

冬にも関わらず二人で花火をして盛り上がった。

 

それから色んな思い出が蘇ってきた。

 

二人で何本も映画を見た。

二人でお酒を飲んだ。

二人でカラオケに行った。

 

二人でお花見をした。

二人で初詣もした。

 

全ての時にこんな日が来る事は思っていなかった。

 

530:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 15:00:28.74 ID:6Ap0DgSO

押し寄せる後悔の波に俺は公園の中を一人ウロウロと歩き回った。

 

不審者以外何者でも無い。

 

俺が変わったのはサトミを見てからだ・・・

サトミの姿を追い出してからだ・・・

 

後悔が続く・・・

 

でも俺は

 

それでもサトミが好きだった。

 

サトミに会いたくて堪らなくなった。

 

別れたその日・・・にも関わらず・・・

 

531:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/15(火) 15:02:12.47 ID:6Ap0DgSO

書き貯めは以上です。

 

続きはまた、上司の目をくぐり、仕事をしている振りをしながら書きます

 

534:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/15(火) 17:20:26.37 ID:qbfea6.o

お疲れ。

今回はきっつい話だな。吐きそうになったよ。

 

535:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/15(火) 21:21:25.51 ID:GogEt6DO

女のカンってのは、まじでバカにならんよな…

異変を感じて、携帯をチェックして、ショックを受けて、それをぶつけず飲み込んでたんだな…

 

まぁ、そのままダラダラと傷つけ続けるよりは良かったと思うよ。

 

536:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/15(火) 23:21:01.55 ID:M/RKgaQo

今夜の投下はナシかね?

 

537:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/16(水) 00:02:59.64 ID:5lGPEtQo

週末も駆り出されるくらいに忙しいみたいだな福田は

 

538:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/16(水) 02:36:31.93 ID:ltwFbAAO

福田はなんの仕事をしているんだろう

 

539:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/16(水) 06:49:53.12 ID:x22E5Sk0

書き物じゃね?

 

540:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/16(水) 11:59:48.25 ID:Vo5Y2Ggo

そういえば福田のスペック無いよな?

642012年01月13日 11:43

★ハイCHU★ 541:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/16(水) 14:05:10.93 ID:CivnVQSO

一応俺のスペックを

26歳

174cm60Kg

チュートリアルの福田に似てます。

職種はまた言います

 

今日は物凄く忙しいです。ちなみに早く書き上げたいんです。一応18日に完了予定なんですよ

暇が有れば投下します

 

——————–

 

544:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 13:47:44.58 ID:CivnVQSO

お待たせしました

続きを投下します。てか、これ本当に明日に終われるんだろうか・・・

 

545:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 13:48:43.14 ID:CivnVQSO

カズミと別れた翌日から俺は二日間位家に戻らなかった。

 

バイトに行って、そのまま満喫に行き漫画を読んでいた。

 

ふとした時にカズミと別れた事実を思い出して欝になる。

 

板倉と森君から何回か連絡があったが無視した。

 

ただ一言、「別れる事が出来たぜい!」と強がりのメールだけを送った。

 

546:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 13:49:37.19 ID:CivnVQSO

テストが終わり俺の家に板倉と森君が酒を持ってやって来た。

俺は二人の気持ちが嬉しかった。

飲みながら他愛もない話しで盛り上がる。

 

二人はカズミの話しを敢えてネタとして振ってきた。

 

板倉「女泣かせww」

森君「女を振るなんて百万年早いww」

 

そうやって弄ってくれる方が気持ちが楽だったんだ。

 

森君「大丈夫、男女の関係ではよくある事だ」

 

そう言ってくれた。

 

547:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 13:50:37.17 ID:CivnVQSO

森君「でもさ、石原さんと福田君はさ、もう奇跡だよなww」

俺「・・・そうかな?」

 

板倉「違うな」

 

突然板倉が言った。

板倉はゆっくりタバコに火を付けると呟いた。

 

板倉「まだ二回目の再会だ、二回と言う数字はまだ偶然なんだ、三回続いて、初めて奇跡なんだ。」

 

板倉は俺を見据える。

 

548:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 13:51:47.36 ID:CivnVQSO

板倉「だが、三回続けば人はそれを最早奇跡とは呼ばない・・・!」

 

板倉はゆっくり煙りを吐き出すと呟いた。

 

板倉「それを・・・人は・・・運命と呼ぶ・・・!」

 

板倉は遠くを見ていた。

 

コイツは何を言ってんだ?

なんかムカついたので蹴ってみた。

 

森君もムカついたのか、板倉の肩に何回もパンチを入れる。

 

板倉「痛い、痛い・・え?なんで??なんで??」

 

549:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 13:52:53.88 ID:CivnVQSO

森君「まあ、飲み給え福田君、そして勢い出せよ!今のお前は自由だ」

 

俺「うん・・・分かった」

 

俺はグイグイ飲む。

もう引きずるのは辞めよう。

とにかく前を向こう・・・

 

板倉はブツブツと「今の良かったんじゃねーの・・・?」と呟いていた

 

550:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 13:54:19.37 ID:CivnVQSO

翌日、俺はサトミにメールを送った。

 

俺「テスト終わった?俺はいつも通り散々な結果なので10月が来るのが憂鬱です」

 

サトミから少し間があり返信が来た。

サトミ「難しかったよー。私も10月が憂鬱です」

みたいな返信が来る。

 

少し緊張していた。

久しぶりにサトミを誘う。

断られたらどうしよう?その思いが強まる。

 

だが、俺は前を向くと決めたんだ。

 

俺はサトミに電話をした・・・緊張して来た。

 

 

662012年01月13日 11:50

★ハイCHU★ 551:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 13:55:42.45 ID:CivnVQSO

が、もうコールが鳴っている今切ったら余計おかしい。

サトミは電話に出ると明るい声で

 

「もしもーしww」

 

そう言った。

俺は久しぶりのサトミの声に安らぐ

 

俺「まあ、多分俺の方が石原より不安だなww」

 

のっけからそう言った。

 

サトミ「え?なんか有ったの・・・?」

 

俺はコケそうになった。

 

俺「嫌々wwさっきのメールの話だよww」

サトミ「あ、あーwwwwwwなんかあったのかと思ったよー」

 

天然カワユス。

 

552:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 13:57:34.59 ID:CivnVQSO

サトミと話し始めると止まらない。

ドンドン会話が弾む。楽しい。

 

俺は頃合いを見計らって、

俺「なあなあ、テストお疲れ様会やんね?」

サトミ「うん、しよっかww」

 

俺は小さくガッツポーズ。

 

俺「今週の石原の予定は?」

サトミ「んーと・・・あwwいつでも暇だww」

 

それはそれで二十歳の女の子として、どうなんだろう?

が、俺にしたら超OK。

 

俺「じゃあ、今日の晩に飲みに行くか?」

サトミ「うんww良いよww」

 

553:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:00:58.64 ID:CivnVQSO

電話を切った後、俺は鏡を見る。そして・・・

 

「好きだ・・・サトミ、付き合ってくれ」

 

そう呟いてみる。

一人で鏡の前で告白のイメトレを繰り返した。馬鹿だな俺。

 

夕方になり、俺が考え得る最高のお洒落をした。

そして家を出ようとした時に、ふと何かを思い出して慌てて部屋に戻り押し入れを漁ってみた。

 

ない・・・ない・・・どこだ・・・

 

探し物は汚い金属のお菓子を入れる箱に、年賀状に混じって入っていた。

 

かなり色褪せてしまった・・・

 

ラブレターだった・・・

 

554:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:01:52.59 ID:CivnVQSO

俺はラブレターをポケットに入れて家を出る。

 

俺の中で厨房の頃の自分が戻った様な気がした。

待ち合わせの30分前に到着する。

 

厨房の頃の俺より少しゆっくり目に来る事が出来たよ。

それでも早い。サトミは待ち合わせの5分前に到着した。

 

サトミ「早いねww」

俺「どちらかと言うと、早漏気味なんです」

サトミ「なにそれ?」

 

下ネタ通じない子なんですよ。

 

555:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:02:44.42 ID:CivnVQSO

ダイニングバーに入りお酒を頼む。

 

急にサトミが頬杖をついて笑った。

 

サトミ「福田君て、結構お店知ってるねww」

俺「まあ、俺も大人に成った、て事でww」

サトミ「ねえねえ、結構女の子とこう言う所来るの?」

俺「いや、あんまりだよ」

サトミ「ホントー?結構女の子泣かしてるんじゃ無いのー?」

 

俺はその言葉に一瞬チクリと胸が痛んだ。

 

556:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:04:14.89 ID:CivnVQSO

サトミ「福田君モテるもんなーww」

 

どこの福田の話しだ。

 

俺「嫌々、もてねーし」

サトミ「嘘だwwどんだけ女の子を泣かせたの?お姉さんに教えなさいww」

 

そう言ってサトミが俺の手を指先でツンツンして来た。

ちょっとドキドキする。

俺はこの勢いに乗じた。

 

俺「石原はどうなんだよwwお前モテるだろww」

サトミ「うーん、私?・・・私は・・・」

 

そう言って俺の顔を見る。

 

サトミ「ナイショww」

俺「殴んぞww」

 

なんかそれ以上聞けなかった。全然成長して無い俺。

 

557:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:05:13.89 ID:CivnVQSO

サトミと過ごす間は時間の流れを忘れさせる。

気が付くと既に10時近くの時間になっていた。

 

この後はどうしよう・・・?

 

俺はサトミと朝まで一緒にいたかった。

672012年01月13日 11:51

★ハイCHU★ 別に体を求めてるとか、そんなんじゃない。

 

ただ、カラオケでもなんでも良い。

 

ただ二人で笑って過ごしたかったんだ。

 

558:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:06:14.17 ID:CivnVQSO

俺はサトミに「カラオケでも行かね?」

そう誘った。

 

サトミ「え?今何時?」

俺「10時」

サトミ「うーん・・・カラオケ行っちゃう時間としては微妙・・・」

俺「そう?」

 

サトミ「その日の内に帰らないとお父さんに怒られちゃう」

俺「厳しいなwwシンデレラ?」

サトミ「そうそうww」

 

俺は残念だけど仕方が無い・・・そう思い店を出た。

 

559:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:07:32.68 ID:CivnVQSO

そしてとりあえずサトミの家の方向に向かう為に電車に乗った。

少し込み合った電車だったので、思いの外サトミと密着する。

20cm位の距離にサトミの顔が見える。

俺は自分の口が臭く無い事を祈りながら話しをした。

 

駅に到着して俺はサトミと二人でゆっくりサトミの家に向かう。

俺の家からサトミの家まで時間にして一時間半位。

 

厨房の頃の俺はその距離が果てしない道のりに見えた。

今は屁とも思わない距離だ。

 

560:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:09:58.83 ID:CivnVQSO

サトミが話す横顔を見つめる。

空を見上げると夏の夜空が見える。

 

高二の時にサトミと二人で見た夜空と変わらなかった。

俺は再度ポケットのラブレターを握りしめる。

二人で公園に入り話を続ける。

 

二人の会話は尽きない。

このまま永遠に話せるんじゃ無いかと思う程話が続いた

 

561:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:11:07.07 ID:CivnVQSO

ふとサトミが気が付いて時計を見た。

 

サトミ「あ、て言うか福田君時間大丈夫?電車はあるの?」

俺「あ、大丈夫ww最悪石原の家に泊まるからww」

サトミ「お父さんの隣で寝るww?」

 

二人で笑う。そしてサトミがうーんと伸びをした。

伸びた時にサトミのオッパイの膨らみをガン見していた俺がいた。

 

サトミ「あー、なんか福田君て落ち着くー」

 

そう言って俺を見つめる。

 

562:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:12:53.47 ID:CivnVQSO

俺をドキドキする。

 

サトミ「なんか・・・ホッとするんだよね」

 

何それ・・・え?それ告白・・・?

俺はふと今の状況を見る。これ最高シチュエーションじゃね?

 

夏の星空の下で・・・男女二人で公園・・・俺の胸のドキドキがヤバい。

 

虫の泣き声が聞こえて来る。

微かに潮の香りもした。

気持ちがあの夏に戻った気がする・・・

 

そして、俺が口を開こうとした時に、サトミが先に呟いた。

 

563:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:16:01.86 ID:CivnVQSO

サトミ「実は・・・ね」

 

サトミは真っ直ぐ前を見ながら続ける。

 

ん・・・?なんだ???

 

サトミ「福田君と会った日さ・・・」

 

俺の中でなんか危険な信号が頭に響き出した。サトミは照れた様に俺を見る。

 

サトミ「彼氏と・・・別れたばっかりだった・・・の」

 

俺は凹んだ。

 

サトミ「だからね、あの日福田君と会えて・・・二人で喋って、すごく楽になったww」

俺「そっか・・・うん、それは良かったなー」

 

これ棒読み文章でした。

 

564:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:16:59.52 ID:CivnVQSO

サトミ「ありがとう・・・福田君のお陰で、なんかすっきりしたよww」

 

サトミはそう言って笑う・・・

俺も微笑み返した・・・・

 

俺はそのまま夜空を見上げる・・・

てか、これどうしたら良いんだ?

 

チャンス・・・なのか?それとも・・・?

 

もう訳が分からなくなって来た・・・

どうしたら良いのか?

俺はテンパって来た。

 

565:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:17:58.35 ID:CivnVQSO

そして・・・

 

俺はタイミングも糞もなく言った・・・

 

俺「好きだ石原・・・俺はお前が好きだ・・・!」

682012年01月13日 11:51

★ハイCHU★ うわああああああこのタイミングで言うかああああああ??????

なんだそれ?????

 

俺がそう言った後に、サトミは目をパチクリとさせた。

 

566:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:18:51.61 ID:CivnVQSO

俺はもう後にも引けずに再び言う。

 

俺「俺は実は彼女がいた、けど別れた。石原と再会したから・・・俺はお前が好きなんだ・・・好きなんだよ、ずっと好きだった。もう最初にお前が消しゴムを半分くれた時から!!」

 

一気にまくし立てる。

 

てか、俺キモい。なんだそれは。

 

567:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/17(木) 14:19:02.47 ID:ZxwZcwgo

やっと言えたかww

 

568:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:19:41.02 ID:CivnVQSO

サトミ「・・・消しゴム・・・?」

俺「うん、半分くれた・・・」

 

俺がそう言うとサトミは思い出した様に笑った。

 

サトミ「ああwwあったww最初の時ww凄いよく覚えてるねーww」

 

そう言ってサトミは笑う。

俺は訳の分からない告白になり自己嫌悪に陥る。

 

もう最悪だ・・・その思いが頭から離れない。

 

569:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:20:50.48 ID:CivnVQSO

俺ら2人は沈黙していた。

何も言わずに黙っている。

俺は何を言えば良いか分からなかった。

 

サトミが急に口を開いた。

 

サトミ「ありがとう・・・」

 

そう言って俺を少し見て笑う。

 

俺は思わず「どういたしまして・・・」と言ってしまった。

どう言う会話だよ。

 

サトミは俺の一言に少しウケる。

 

570:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:21:50.09 ID:CivnVQSO

サトミ「ねえ・・・」

俺「うん」

サトミ「どこが良いの・・・?こんな変な女・・・」

俺「・・・全部」

 

サトミは俺の答えに何も言わなかった。再び沈黙が訪れる。

 

沈黙を破ったのは再びサトミであった。

 

サトミ「・・・三年前の返事もして無いままなんだね・・・私」

 

俺「うん・・・」

サトミ「ごめんね・・・ずっと返事しないままで」

俺「いや、幽霊が電話に出たら・・・仕方ないよ」

 

その言葉にサトミは笑った。

 

571:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:22:49.18 ID:CivnVQSO

そしてサトミはゆっくり俺を見る・・・

 

サトミ「ごめんなさい・・・」

 

俺はその言葉が下っ腹にズシーンと来た。

 

ごめんなさい・・・か・・・

まあね、薄々分かってたよ。

 

もし前回もOKならば何とか連絡しようとするはずだしね。

 

そうか・・・そうななのか・・・

 

俺は何故か納得した。

 

572:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:23:45.32 ID:CivnVQSO

サトミ「今は・・・考えられない・・・前の彼氏と別れたばっかりだし」

俺「うん・・・」

サトミ「それに・・・福田君は友達としてずっと見てたから・・・」

 

俺全然駄目じゃん。

 

サトミ「でも・・・」

俺「うん?」

サトミ「今は少し・・・違うかも・・・なんか・・・」

 

俺「・・・脈・・・あり・・・?」

 

俺の言葉にサトミは「う~ん・・・」と唸った。

ねーのかよ。

 

573:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:24:42.84 ID:CivnVQSO

俺「分かった・・・」

 

俺らは立ち上がり二人で歩き出した。

公園から出てサトミの家に向かう。

俺らはずっと黙っていた。

 

俺の中では全て出しきった・・・

思いを告げれて、返事もちゃんと貰えて良かった・・・

と言う爽快感が・・・

 

ねーよ。

全く無い。

なんか全然だめ。

無理。

もう最悪。

 

574:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:25:36.15 ID:CivnVQSO

俺は突然立ち止まった。

サトミが俺を怪訝な顔で見てきた。

692012年01月13日 11:52

★ハイCHU★ 俺は携帯電話を取り出してサトミを見た。

 

俺「知ってた・・・?」

サトミ「うん?」

 

俺「俺らってさ・・・二回も偶然の再会をしてるよな・・・?」

サトミ「・・・そうだね」

 

俺「これが・・・もし三回の偶然が・・・重なったら・・・奇跡だよな・・・?」

 

575:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:26:47.27 ID:CivnVQSO

サトミ「・・・・」

俺「それって何て言うか知ってる・・・?」

 

サトミ「・・・何?」

 

俺「運命って言うんだよ・・・!」

 

俺はそう言うと携帯電話のサトミのアドレスを出した。

 

それをサトミに見せる・・・

 

そして・・・消去した・・・

 

576:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:27:43.20 ID:CivnVQSO

俺「俺はもう一度お前に再会する、それが何年、何十年かかるかは知らん・・けど、絶対にもう一度・・・再会する!」

 

サトミは俺を見つめた。

 

俺「このまま行けば、友達として俺は石原と過ごせるんだろう・・・それはそれで幸せかもしれない・・・けど、俺は石原の恋人に成りたいんだよ勝手だけど俺は・・・お前の恋人に成りたいんだよ・・・!」

 

俺はなんか知らんが凄い興奮して来た。

 

577:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:28:37.32 ID:CivnVQSO

俺「だから・・・俺は絶対にもう一度お前を探し出す!!!」

 

それだけ言うと俺は少し気分が楽になった。

 

そうか・・・俺は馬鹿なんだな。

自分自身で凄い理解した。

 

そしたら凄い清清しい気持ちになれたんだよ

 

578:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:29:43.66 ID:CivnVQSO

俺がそう言い終わった瞬間にサトミがクスッと笑い出した。

 

俺「笑うなよ」

サトミ「ごめん、違うの・・・ww」

 

そう言ってサトミが俺を見る。

 

サトミ「ちょっと・・・グッ・・・と来たからww」

 

俺「マジ???マジ???」

サトミ「今ので帳消しww」

 

俺らは笑った。

 

579:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:30:35.16 ID:CivnVQSO

サトミ「ホントに・・・そうするの・・・?」

 

そんな風に聞かれたら自信が無くなるじゃないの・・・

が、

 

俺「うん」

サトミ「そっか・・・分かった」

 

少しサトミが寂しそうなのが俺の中で救いだった。

 

サトミも携帯を取り出して・・・そして、目の前で俺のメモリーを・・・消した。

 

580:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:31:29.32 ID:CivnVQSO

サトミ「これで・・・良い?」

俺「お前は消さなくても・・・」

サトミ「え?」

俺「あ、いや、それで良い」

 

サトミ「なんか・・・凄いねww」

俺「そうだなww」

 

俺らは見つめあった。そして、サトミからゆっくり手を差し出してきた。

俺もそれに応えて手を差し出す・・・

 

俺らは握手をした。

 

本当はキスでもしたい気分だがそうは行かないみたいだね

 

581:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:32:22.26 ID:CivnVQSO

俺「じゃあ・・・」

サトミ「うん・・・」

 

俺「また・・・いつか」

サトミ「うん・・・いつか・・・」

 

俺はそう言って・・・背中を向けて歩き出した・・・

 

が、すぐに引き返す。

 

俺「ごめん・・・あのさ、○○線から電車に乗るんだけどね・・・どっちかな?」

 

もう俺最悪・・・サトミも笑ってた。

 

582:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:33:13.98 ID:CivnVQSO

こうして俺らは再び離れ離れになった。

今思えば俺のただの意地だったかも知れない。

 

今回の出会いで俺は初めての彼女を失った。

 

だけど、俺はほんの少しだけど大人になったかもしれない。

 

そして俺は”誇り”と言う物が少し持てたのかも知れない

 

583:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 14:34:24.91 ID:CivnVQSO

これで俺の昔話第三部を終わります。

 

そしていよいよ次が最後の昔話になります。

何回も言いますがこれは実話なので、そんなにドラマチックじゃないかも知れません。

 

それより最後も長い話になるので・・・まあ、とにかく上司の目潰しをしてでも書き上げます。

 

じゃあ、またww

 

584:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/17(木) 14:35:12.22 ID:pOoqfggo

お疲れー

 

wktkが止まらんぜ

 

585:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/17(木) 14:35:19.53 ID:7FfzPG.0

乙ー

期待して待っとるわ!

 

587:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/17(木) 14:36:00.04 ID:ZxwZcwgo

おつおつ

 

しかし厨二病だなwwww

 

712012年01月13日 12:37

★ハイCHU★ ◇少し昔話をしたくなった【社会人編】

 

599:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 23:52:10.39 ID:jNqXLO.0

お待たせ・・・とにかく書けた分だけ投下する

いけええええええええ

 

600:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/17(木) 23:52:54.97 ID:A8Au4/2o

wwktk

 

601:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 23:53:21.95 ID:jNqXLO.0

大学を卒業して俺も半人前ながら社会人になった。

 

俺が入った会社は業界の中でも中堅所のメンテナンス会社だった。

ただ、死ぬほど忙しい。

まあ、そこそこの給料が貰えるから文句は言わんけど離職率たけえ。

土日関係無しに呼び出しを喰らうが、暇な時は暇なんです。

 

てか、拘束時間の割りには、やる事が少ない。

俺は営業管理なので、作業してる立ち会いが多い。

 

夜中に立ち会ってボーッと作業を見てるだけとかね。

 

602:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 23:54:16.27 ID:jNqXLO.0

で、翌朝そのまま出勤してデスクワークをして

客先行って家に帰って、

翌日普通に出勤してグタグダ会社で2ちゃんしたりとかww

 

まあ、立ち会いとか無い時は早く帰れるんだけど作業の人間が休んだりしたら俺が作業する時もある。

 

お陰でビルの上からぶら下がって窓を拭いたり、ゴキブリだらけの店舗の厨房清掃とか平気。

 

でも家でゴキブリを発見したら泣き叫ぶ。

まあ、こんな仕事をしてるんだよ。

 

603:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 23:55:08.53 ID:jNqXLO.0

話を少し戻す。

 

あの日サトミと離れてから、俺は板倉と森君に散々馬鹿にされた。

 

「一緒に過ごした方が落とせる確率たけえわ!」とね。

 

実際に俺もサトミのアドレスを消した事を後悔した。

 

なんとか消したアドレスを復活させようと、携帯をいじくり回したが、ダメだった。

 

そりゃ携帯電話も消す前に「消去して良いですか?」って何回も聞くわ。

 

605:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 23:56:13.83 ID:jNqXLO.0

俺は二回位、用も無くサトミの家の駅の近くをウロつく。

 

だが、会えなかった。

てかさ、俺マジ馬鹿。

なんでこんな意味が分からん事をするんだよ・・・

 

俺は再び毎日サトミとの再会妄想を繰り広げる。

けど全く会えない。

俺は神に祈った。

 

一回創価の勧誘が来た時にマジで入会しようかと思った。

 

大学での生活はサークルを辞めた事で一人ぼっちに成ってしまう

 

606:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 23:57:06.72 ID:jNqXLO.0

たまにカズミとすれ違うが、無視される。

そりゃそうだよね。

 

俺はね、本当に色んな物を無くしてしまったよ。

 

ただ一つ救いは、板倉と森君がいた事だった。

 

二人は散々口では馬鹿にするが、だけど友達を辞める事は無かった。

それが俺の全てで構わない、そう考えていたんだ。

 

607:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 23:57:57.39 ID:jNqXLO.0

社会人になり、俺は真面目に働いた。

 

てか、他の人が土日の仕事を嫌がる中、俺は恋人もいないから、どうせ暇なので引き受ける事が増える。

 

客先にも家に帰ってやる事も無いので、夜に顔を出して顔繋ぎをする。

いつの間にか俺は売上を伸ばし三年目に成った時に主任にしてもらった。

 

608:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/17(木) 23:59:12.67 ID:jNqXLO.0

皆は俺を真面目だ、真面目だと誉めるが、俺は皆と違い休んでまでやる事が無いだけなんだけどね。

 

しかも地元から離れたもんだから板倉や森君にも会えない。

俺は完全に仕事マシーンww家に帰るのも面倒で職場で寝泊まりする事も多々あったねー。

 

それがまた評価を上げるんだけどさ・・・違うんだけどねマジで。

 

これだけ仕事が忙しくても俺はサトミを思った。

 

マジ俺キモい。

 

地元から新幹線でニ時間位の距離が離れてるのに俺はサトミと街で偶然会う事を期待する。

この病気は治らなかったね

 

609:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 00:00:51.74 ID:zzurDdg0

そんな毎日を繰り返していたんだよ。

 

主任になった時新人が入社して来た。

男女一名づつ。

 

そして・・・

 

俺はその、新人の女の子の方を初めて見た時に・・・

 

俺は心臓が破裂する程の衝撃を味わった・・・

 

松平健そっくりだった・・・

 

611:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 00:01:50.11 ID:zzurDdg0

そのキリッとした瞳、意思が強そうな唇・・・

 

正に松平健。

722012年01月13日 12:38

★ハイCHU★ 暴れん坊社員の誕生だった。

 

しかもこの業界で女が営業で入るのも珍しい。

 

松平は「よろしくお願いします」キリッとした声で言う。

男だったら良かったのに・・・

 

男の新入社員はイケメンだった。藤原竜也みたいな感じ。松平と竜也は俺の部下になり、俺が新人指導にあたる。

 

612:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 00:02:51.11 ID:zzurDdg0

松平は物覚えが早い。

キリッとした顔で、ドンドン吸収していく。

 

逆に竜也はダメな子だった。頭は悪くないんだけど、なんていうか天然だった。

 

男の天然はイランよ。

でも素直な子だった。

 

俺は客先に二人を連れて行ったり、新規の飛び込み営業の仕方を教えた。

 

松平は基本物怖じせずに、最初の飛び込み営業からハキハキと挨拶出来た。

 

613:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 00:04:17.43 ID:zzurDdg0

竜也は凄いなビビりだった。

まあ、最初は誰でもビビるんだけどさ

 

竜也は緊張しまくって資料を入れてるファイルと地図を入れてるファイルを間違えて出して

 

群馬県の辺りを指差しながら

 

「清掃コストの見直し」の説明を始めた時は、俺も客も茶を吹いた。

 

614:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 00:05:22.71 ID:zzurDdg0

だが、松平も松平で面倒臭い奴だった。

俺が「明日悪いんだけどさ、○○さんの所に集金に行って来てくれない?」っ言うと

 

松平「明日は土曜日ですけど休日手当は付くんですか?」

 

ねーよ。そんなの。

 

俺「無いけどさ、あそこは土曜日しか開いてないし」

松平「それっておかしいと思います」

 

うん。でもね仕事ってそんなもんなんだよ。

 

俺はコンコンと説教をしたかったが、如何せん俺は弱かった。

 

616:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 00:06:27.35 ID:zzurDdg0

かと言って俺も別の仕事があり行けない。

 

俺が困っていると竜也が俺に言って来た。

 

竜也「あ、僕行きましょうか?」

 

俺は物凄く不安だったが、竜也に任せてみた。

 

案の定領収書に収入印紙を貼り忘れて二度手間で再度俺が行く羽目に成ってしまった。

 

この様に面倒臭い部下に囲まれての俺の社会人としての生活を送っていたんだ。

 

617:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 00:07:57.50 ID:zzurDdg0

ごめん今日はここまでしか書けてない

上司の目潰しに失敗したんだ

 

明日は朝から日帰り出張なので電車の中で極限まで書きます

 

じゃあお休み

 

619:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 00:10:41.65 ID:JvQpzz6o

>>617

無理すんなよ

おやすー

 

618:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 00:08:53.40 ID:P1hNF2go

乙でした。

 

おやすみ。

 

——————–

 

627:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:07:01.09 ID:WKCYNgSO

とりあえず投下します

頑張れ俺

 

628:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 10:08:12.73 ID:dhZVQYAO

待ってましたー

 

629:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:08:37.27 ID:WKCYNgSO

新人との日々が慣れ始めた初夏の日の事だった。

俺が深夜の現場の立ち会いを終えて会社へ到着。

 

ヒゲも剃らないまま、パソコンで報告書と見積もりを作っていると、一本の電話が会社に入る。

 

事務員が電話に出て「はい、はい・・・」と焦った表情で呟いている。

 

うわ・・・完全にクレームの電話だった。

朝からキツイ。

 

事務員がチラチラと俺を見る。

ハイハイ。俺が変われば良いんでしょ。

 

630:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:10:43.48 ID:WKCYNgSO

事務員は電話を保留にすると俺を見た。

「松平さんのお客さんの○○さんです・・・」

なんですと。

 

松平はまだ来てない。と言うかアイツは直行だった。

うん?待てよ、そもそも、その客は昨晩、掃除に入っているはず・・・

 

俺は怪訝に思いながら電話を代わる。

 

俺「お待たせしました。松平の上司の福田と申します」

客「どうなってんだよ!!!来てないじゃないか!!!!」

732012年01月13日 12:38

★ハイCHU★ いきなり言われたが何が来てないかはすぐにピンと来て、俺は顔面から一気に血の気が引いた。

 

631:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:17:36.75 ID:WKCYNgSO

が、冷静に対応すべく落ち着いた声で言う。

 

俺「来てない・・・」

客「掃除だよ!!!ウチは今日オープンなんだよ!!!どうすんの!!!!」

 

やっぱり・・・俺はその間に今からすぐに動ける作業員や下請のデータを検索。

 

俺「申し訳ございません!!」

客「どうすんの???え??今日の10時開店だよ???」

 

時計を見ると8時だった。絶対に間に合わない。

 

632:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:19:02.69 ID:WKCYNgSO

この客は店を改装して今日オープンだった。

で、店をそんなに休め無いので突貫工事。

 

そして俺達掃除屋は最後の最後で作業。

昨晩12時から作業員三名で入る予定だった。

 

俺「申し訳ございません・・・確認や謝罪に関しましては後ほどさせて頂くとしまして、今からすぐに作業員を向かわせます・・・」

 

俺は喋りながら、事務員にピックアップした作業員に「今すぐ来い」の連絡をさせる。

注釈で五人呼べと書く。

 

633:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:20:22.99 ID:WKCYNgSO

客「今から?何言ってんの?間に合うの?」

俺「はい、そこでご提案なのですが、まずはお客様が入られるフロアだけを特急でさせて頂きます!とりあえずはお客様が入れる状態にして、残りは夜にさせて頂く、と言う事でお願いします」

 

これしか無い。

通常三人で充分だが、五人入れてやればギリギリ10時に間に合うか間に合わないか・・・

 

客「もうしらねーよ!なんでも良いから早くしろよ!!」

 

そう言って電話を切った。

 

634:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:22:11.44 ID:WKCYNgSO

俺は事務員に聞く「集まりました?」

 

事務員「四人は・・・今から行く・・・と」

俺「あ、良いです俺行きます」

 

俺はそう言って作業服に着替える。

 

俺「あ、あとすみません、松平に連絡して朝の用事が終わり次第俺に連絡させて下さい!」

 

俺は準備をしながら今日のしなければ成らない事を事務員に押し付けて行く。

こういう時に仕事を頼むと事務員は快く引き受けるんだよな。

普段は嫌がるけどね。

 

636:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:24:02.02 ID:WKCYNgSO

竜也「おはようございます!」

 

何も知らない竜也が来た。

コイツも連れていくか・・・俺は竜也を車に有無を言わせずに乗せた。

 

竜也「え?え?どこ行くんスか???」

俺「今回の責任はお前に全部被ってもらう」

竜也「なーんすかー????なんの件ですか???俺クビっすか???車買おうと思ってたのに・・・」

 

面白過ぎる奴だなコイツ。

 

俺「冗談だよ、そもそもお前が責任取ってもなんの解決にも成らんし」

竜也「え???マジっすか???ありがとうございます!!!」

 

何故かお礼を言われた。

 

637:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:25:50.47 ID:WKCYNgSO

とりあえず10時までに見れる状態にはした。

そこで俺達は一旦会社に帰る。

 

帰り道に松平から俺に連絡が入った。

 

松平「お疲れ様です。昨日、誰も行ってない事を聞きまして・・・行ってない業者になんと言いましょうか?」

 

コイツ、なんで謝らないの?

俺は部下にキレた事は無い。

 

と言うか、基本、板倉と森君以外にはキレた事が無かった・・・

 

638:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 10:27:15.18 ID:6/DceNgo

トラブったときの機転が利くかどうかが有能無能の分かれ道ww

ふくちゃん、立派になったねぇwwwwww

 

>>638

違うww俺は別に凄く無いよww単純にトラブルを早く終わらせたいだけww

 

639:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:27:35.80 ID:WKCYNgSO

が、俺はキレた。

 

俺「最初は『すみません』だろうが!!!!!!!」

松平「え?業者に対してですか?」

 

違う違う・・・もう、俺の馬鹿・・・

俺は疲れた。昨日も寝て無いし・・・

 

俺「お前今どこ?」

松平「・・・もうすぐ会社です」

俺「うん、じゃあ待っとけ俺も会社に着くから・・・」

 

そう言って電話を切った。

竜也がオロオロと少し焦りながら運転している。

 

640:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:29:56.09 ID:WKCYNgSO

俺「竜也、お疲れさん、悪かったな急に現場に入ってもらって」

竜也「あ、大丈夫っす・・・福田さん、昨日も立ち合いでしょ?」

俺「うんwwかれこれ30時間起きてるわ、てか、今週睡眠時間みじけーww」

 

何自慢だよ。

742012年01月13日 12:39

★ハイCHU★ 会社に着くと課長に松平が言い訳をしている最中だった。

自分はちゃんとFAXを業者に送ったとの事。

 

どうやら業者は今日の晩に作業に入ると勘違いしていたらしい。

 

641:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:31:29.44 ID:WKCYNgSO

しかし、この女は謝らん。

課長も少しイライラして机の上でストローの袋を捏ねくり回してる。

 

俺は埓があかんので課長の前に立つ。

 

俺「すみません、とりあえず今日の晩に作業に入りまして僕と松平が二人で謝罪後に作業に立ち合います。そして、恐らく向こうが営業保障の話をして来る可能性が有りますけど、そこは飲まずに最悪は今回の施工費用無料で落ち着かせます。で、業者に対してペナルティとして、今回の施工費用は無料、次回、その次位まで値段を下げさせたらどうでしょうか?」

 

俺が一気にまくし立てると課長は「それで頼む」と一言だけ言った。

 

642:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:34:06.37 ID:WKCYNgSO

俺は次に松平を見る。

 

俺「とりあえず一言だけ、みんなに謝っとけ」

松平「え・・・?しかし業者が・・・」

 

俺はピキッと血管が切れる音がした。

 

俺「あのさ、お前なんで昨日立ち合い行ってないの?」

松平「え・・・??」

俺「俺言ったよね?下請業者に頼むから、立ち会っておけと」

 

松平は下を向いて黙った。今だ・・・!

 

俺「自分のしなければ成らない事をせずに、業者ばかり責めてんじゃねーぞ!!!!お前が立ち会っておけば昨晩の段階で何とか出来ただろうが!!!!」

 

俺は初めて上司らしく怒ってみた

 

643:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:41:07.56 ID:WKCYNgSO

が・・・慣れない事をするもんじゃ無いね。

 

松平が泣き出した・・・

男前な表情が崩れる。

 

課長は何事も無かった様に電話を掛け出した。

他の人達も黙って仕事に入る。

俺は慌てた。

松平はまだ泣く。

 

すると竜也が俺の肩をポンと叩いた。

 

竜也「あ、俺が・・・」

 

そう言って松平を連れて部屋を出た。竜也が初めて頼りに成った。

 

俺は焦って竜也に「うんうん」と頷くだけ。全く女慣れしてない俺・・・

 

俺は課長を睨む。

課長は俺に背を向けて電話をしていた。

その電話本当に繋がってんのか?

762012年01月13日 12:43

★ハイCHU★ 644:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:44:33.91 ID:WKCYNgSO

俺は疲れて自分のデスクで仕事を始めた。

 

その晩に俺と松平で客先に謝罪に行く。

行きしな松平は一言も口をきかなかった。

だだ神妙な表情で助手席で下を向いていた。

俺も何も言わずに運転する。

 

てか、眠い。

マジで今から俺はちゃんと客と交渉出来るのか?

 

客先に到着後、案の定営業保障の話をチラつかされる。

俺はひたすら頭を下げた。客が痺れを切らすのを待ったんだ。

 

押し問答の末、今回は施工費用無料で話がついた。

 

646:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:46:26.45 ID:WKCYNgSO

俺と松平はそのまま立ち合いに着く。

もう俺は眠気が限界だった。

 

朝の4時に作業が終わり俺らは家路に着いた。

翌日俺は商談があるので、一旦家に帰って着替えたい、そう思っていた。

 

松平の家に着き松平が降りる。

降り際に松平が頭を下げた。

 

松平「申し訳有りませんでした・・・」

 

そう言う。

 

俺「まあ、こんな事もあるよ、だから立ち合いは大事だからさ、特にウチの作業員以外を使う時は必ず立ち合いした方が良いよ」

松平「はい」

俺「じゃあ明日、て言うか今日は重要な用事が無ければ休め」

松平「はい」

俺「お疲れ」

 

俺はそう言って家に帰る。

 

647:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:48:04.65 ID:WKCYNgSO

家に到着後、風呂に入り目覚まし時計を四個設定後に眠りに付く。

 

三時間後、四個の目覚まし時計がけたたましい音を立てて俺を起こす。

ハイハイ。もう分かったから・・・

 

俺は起きて一旦会社に行く。

 

松平が来ていた。

俺は驚いた。まさか来てるとは思わなかったからだ。

 

俺「どうしたの?」

松平「いえ、やる事が有りましたので・・・福田さん、今日の商談に同行させて貰って良いですか?勉強させて欲しいんです」

 

俺は嬉しくなった。

松平が前向きに仕事をしてくれるからだ。

 

648:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:53:09.54 ID:WKCYNgSO

すると竜也が立ち上がって言った。

 

竜也「あ、俺も行きたいです!」

俺「いや、多過ぎるだろww」

 

俺は部下が少しづつモチベーション上げてくれるのが嬉しかった。

昔の俺なら、人の事はどうでも良かったんだが・・・

 

俺は単純だったよ。まだこの時は

 

649:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 10:55:07.07 ID:WKCYNgSO

最終章の序章が終わりました。今からが本編です。

いつもながら長々書いてすみません。

 

とにかく俺の指が朽ち果てるまで書きます。てか、絶対に今日終わらない・・・

 

また後で

 

650:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 10:55:36.46 ID:b67pVok0

wktk

 

655:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 11:03:48.29 ID:.OX78QDO

松平√…いや、まさかな…

 

657:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 11:50:34.83 ID:sMiMawAo

いやいや、竜也√だろ

 

658:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 14:26:46.43 ID:F4igg9Qo

板倉や森の線も消えたわけじゃない

 

——————————————————————————–

 

660:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:25:09.32 ID:WKCYNgSO

お待たせしました。投下します

 

661:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 17:25:24.35 ID:ZLK7Wrk0

おー

wwktk

 

662:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:27:09.70 ID:WKCYNgSO

ある日会社で飲み会があり、俺はそれに参加した。

ウチの飲み会は非常に大人しい。皆黙々と食べる事に集中する。

酒弱い人が多いんだよ。

竜也はその中でかなり酒が強く・・・面倒臭かった。

 

一人でビールの瓶を空けた。皆が一応拍手する。

 

竜也が嬉しそうに俺の隣に座った。

 

竜也「結構やるっしょww」

俺「仕事もそんだけ勢い出せよ」

 

竜也は凹み一人で日本酒を飲み出した。

 

772012年01月13日 12:44

★ハイCHU★ 663:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:28:48.46 ID:WKCYNgSO

松平が俺の隣にビールを持って来た。

 

松平「お疲れ様です」

そう言って注ぐ。

 

俺「ありがとう、松平もそんな気を使わないで良いよ。適当で」

松平「はいww」

 

最近松平が笑顔を見せる様に成ってきた。

あれ以来、土日も嫌がらず仕事をする。

少し責任感が出てきて良かった。

 

竜也「福田さーん、俺なんで営業出来ないんスかねー」

俺「馬鹿だからじゃないか?」

 

竜也が再び凹み一人で焼酎を飲み始めた。

 

664:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:30:24.73 ID:WKCYNgSO

松平「福田さん、二次会行きます?」

 

松平も少し酔い、キリッとした表情も少し崩れ始めた。

 

俺「うん、一応部長が行くなら行かないとな・・・」

松平「福田さんが行くなら私も・・行こうっと・・・」

 

うん?あれ?この感じ昔もあったぞ?

 

俺「あ、別に無理に行かないで良いよ、しかも多分スナックかキャバクラだよ」

松平「良いんです、行きたいから行くんですよ」

 

そう言って俺を横から見上げる様に言う。

 

665:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:32:21.75 ID:WKCYNgSO

これは・・・!!!

 

俺の病気が再発した。

コイツ・・・俺に気があるんじゃねーの・・・?

うん。久しぶりに再発した。

 

竜也「僕も行きますぅ~」

俺「良いけど多分課長に説教されるぞ」

 

竜也は凹んでテキーラを飲み始めた。

 

その日から俺は少し松平を意識し始めた。

別に好きに成った訳では無い。

ただ、気に成ってしまう。

営業とかに一緒に行く時も少し明るく喋る様になった。

 

668:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:34:24.03 ID:WKCYNgSO

松平は確かに冷静に見れば顔は綺麗だと思う。

 

でもマツケンなのよね・・・

 

マツケンで携帯の文字を打つと予測で松平健が出て来る不思議・・・

 

目がキリッとし過ぎだし、俺の第一印象がマツケンなので、もうそれ以外に見えない。

せめて大地真央が良かったよ。

 

まあ、俺はそれでも好かれる事に悪い気はしなかった。

 

669:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:36:00.58 ID:WKCYNgSO

ある日俺が早めに仕事を終えると竜也と松平二人が俺に話し掛けて来た。

 

三人で飲みに行こうと誘われる。

こんなんどう考えても俺の奢りじゃねーか。

俺はそう思いながらも、上司として仕方ないと思い飲みに行く。

 

竜也と松平はすっかり同期として仲良く成っていた。

なんか俺の中で嫉妬が生まれた。

 

うん?嫉妬?マジで?俺は松平を意識してんの???

俺の心がざわついた。

 

マジで俺はそうなのか・・・

 

670:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:38:59.24 ID:WKCYNgSO

三人でカラオケに行き、俺は松平をチラ見する。

 

うーむ・・・マツケン以外に見えない。

どうしたんだ俺は・・・

どうしたいんだ?その気持ちが強く成っていた。

 

帰り道、松平は別の方向なので駅で別れる。

俺と竜也が電車に乗った。

 

竜也「松平なんですけどね・・・」

突然竜也が話し出した。

 

俺「うん」

竜也「福田さんの事好きっすよ」

俺は少し動揺する

 

俺「ねーだろうww」

やっぱりそう思うかい?竜也君。

 

竜也「松平って、結構尽くすタイプだと思いますよww」

俺「サンバとか上手いのかな?」

竜也「え?」

俺「いや別に」

竜也「どうします?ねえ?どうしますか?ww」

 

竜也ノリノリ過ぎ。ウゼエ。

 

俺「ハハ・・・」

 

俺は笑ってごまかした。

 

671:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:40:42.86 ID:WKCYNgSO

俺はその晩、眠る前に久しぶりに妄想をする。

最近は寝る時は速効で寝てたので妄想をしなかったが・・・まあ、御想像通り・・・松平が出てきました。

 

ああ言う子も良いかもね・・・俺は思った。

俺は人恋しかったのかも知れない・・・板倉も森君もいない。

前に付き合ったのは五年前・・・

出会いも無い・・・

782012年01月13日 12:45

★ハイCHU★ そして・・・

 

サトミにも・・・出会えない・・・

 

672:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:42:11.41 ID:WKCYNgSO

夏も本番になり、営業に出掛ける際のスーツがウザくなる。

クールビズとか言ってもさあ、営業マンはスーツ着ないとダメなんだよね。

 

まあ、それは良いとして。

ある日俺が現場に立ち会いに行くと、作業員が来ない。

ウチが直接雇っている作業員なんだが来ない。

マジかよ。俺は困った。

 

とりあえず作業員に電話。出ない。

まあね、実際に一人で出来る現場だから俺一人で出来ない事は無い。

 

673:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:43:53.47 ID:WKCYNgSO

俺も一通りの技術はある。

が・・・スーツだ。まあ、それは良い。

道具が全く無い。ポリッシャーと言う洗浄する機械とかワックスも無い。

 

て言うか何もかも無い。俺はもう一度作業員に電話。

出ない。奴はクビだなこれは。

 

てか、非常にマズイ。客に言えば日にちを変えれる事はないが、信用を失う。

 

俺は竜也に電話。出ない。

まあ、日曜日の深夜だしね。

課長とかに電話するも、酒飲んでるから道具を積んだ車を運転出来ないとの事。

 

俺は迷った末に・・・松平に電話した・・・

 

674:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:46:00.60 ID:WKCYNgSO

松平はすぐに電話に出てくれた。

 

俺「あ、松平・・・スマン助けてくれ」

 

俺は松平に説明。松平はすぐに会社に行って車を乗って来てくれる事になった。

 

なんかその時俺はドキドキしていた。

なんじゃい、この感情は・・・

一時間後に松平は現れた。

松平は自分も作業着を着ている。

 

松平「私も手伝います」

 

そう言ってくれた。

俺は松平に感謝して作業を始めた。

二人で会話しながら笑いながら作業をする。

 

なんか、その時・・・

凄く松平が可愛く見えたんだ・・・

 

675:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:47:46.50 ID:WKCYNgSO

翌日から俺は一人に成ると松平の事を考える。

テレビでマツケンが映るとドキッとしてしまう。

 

多分俺は何も無かったら松平とすぐに付き合ってたと思う。

だが俺は上司だし、もし別れたら最悪だ・・・

 

そう思っていた。

 

もう別れの辛さを味わうのは嫌だった。

そして、何故別れの事を考えるかと言うと・・・

俺は信じてたんだよ・・・

 

サトミと再び出会える事を・・・

 

でも、そんな奇跡は起きなかったし、これからも起きそうも無い。

 

俺は殆ど決断しかけていた。松平と付き合う事を・・・

 

676:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:49:58.47 ID:WKCYNgSO

盆前の事だった。

俺は竜也と二人で飲みに行った。

竜也はいつも通り俺に凹まされて焼酎を浴びる様に飲んでいた。

そして再び愚痴って俺に凹まされて飲む。

 

こんな奴だが確実に成長してたし、俺も何故か好きだった。

 

その日は竜也は激しく飲み、一人でベロベロに。

明日から盆休みに入るので、俺は構わないかな?

と思い竜也を家に送っていくべくタクシーに乗った。

 

678:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:52:40.90 ID:WKCYNgSO

竜也は俺に

「俺はねー、福田さんの事を尊敬してるんスよ・・・マジっスよ!!」

と言っていた。確かに竜也は俺に懐いてくれている。

俺は「ハイハイ、じゃあお前が社長に成ったら俺を専務にしてね」と言ってた。

 

てか酔っ払いはウザい。竜也の家に着くと竜也は既に寝ていた。

俺は竜也を起こす・・・が起きない。

部屋は何号室だよ・・・

俺は竜也に叫んだ「何号室だよ!おい!」

 

竜也「・・・301・・・」

うめき声みたいな声で答えた。

 

679:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:54:34.65 ID:WKCYNgSO

俺はタクシーの運転手に金を払い、竜也を背負ってエレベーターに乗る。

 

一応飲んだ後なので、俺も付き添って竜也の家に泊まろうとタクシーを返したのだった。

 

が、ふと思い出した・・・

 

確かコイツ姉ちゃんと住んでるはず・・・

 

アッチャー・・・ダメじゃん。

なんか姉ちゃんが先に上京して、竜也もその後に上京したので一緒に住んでると言っていた。

 

てか、コイツの実家どこだっけ?

聞いた事が有ったっけ?覚えて無かった

 

680:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 17:55:59.37 ID:jq2nn5Uo

まさか……

 

792012年01月13日 12:46

★ハイCHU★ 681:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:56:05.34 ID:WKCYNgSO

基本コイツの私生活は興味が無かったんだ。

ただ、なんでコイツの姉ちゃんの事は覚えてたんだろう・・・?

 

あ、そうか・・・コイツの名字が・・・・

 

『石原』

 

だったからだ・・・

どこにでも有る名字だけど、ふとコイツの姉ちゃんが・・・

もしかして・・・みたいな馬鹿な話を考えたからだ・・・

 

まあ、そんな奇跡みたいな話は無いけどね。

俺もそこまで痛い奴じゃ無い。

 

682:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 17:57:19.73 ID:WKCYNgSO

俺は念のためインターフォンを押す。

姉ちゃんがいたらマズイからだ。

すると、インターフォンから声が聞こえた。

 

「はい」

俺「あ、夜分に申し訳ありません、私、竜也君の同じ会社の福田・・・と申します・・・竜也君が酔い潰れたものですから・・・」

姉「あ、お世話になっています・・・どうもすみません!すぐに開けます、ちょっと待って貰えますか??」

 

姉ちゃんは慌てて服を着替えている様だ。

 

683:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 18:00:02.07 ID:WKCYNgSO

俺はその間に、一応妄想してみた。

 

ここで・・・サトミが出て来る・・・!

 

なーんて・・・そう思った時にドアが開いた

 

そして

 

俺達は三回目の再会をした・・・!

 

そう・・・運命の出会いを・・・!

 

685:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 18:00:52.71 ID:WKCYNgSO

とりあえず、ここまで続きを頑張って書きます

 

またね

 

686:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 18:01:34.05 ID:ZLK7Wrk0

何というすん止めwwwwww

乙ー

気長に待ってるわ

 

687:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 18:02:19.30 ID:jq2nn5Uo

運命の再会キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

 

wwktkして待ってるよ!

お疲れー

 

689:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 18:10:47.27 ID:ek.NAFY0

まさかのフラグ!?

 

でもこんな運命は

ありえないだろーwwwwww

 

693:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 19:28:23.67 ID:WzcL6qQo

てかなんという運wwwwww

びびったわ、お前ら結婚しとけwwwwww

 

709:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 22:09:53.36 ID:P1hNF2go

うはーーーーwwwwwwww

 

すげえよおい。それは確かに運じゃないよ。

続きなんか怖いなあ。

 

でも待ってるぜえ!!

 

 

812012年01月13日 12:51

★ハイCHU★ 712:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:00:11.52 ID:WKCYNgSO

お待たせ書き上げたぜ・・・お前ら俺の指をどうにかする気か・・・投下します

 

713:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 23:01:26.83 ID:ffygAdco

よっしゃ

 

714:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 23:01:51.98 ID:FylBc1A0

きた!

 

715:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:02:19.47 ID:WKCYNgSO

ドアを開けたまま俺は動きを止めていた。

目の前にサトミがいた。

 

俺は何がなんだか分からない、この状況に全ての事を把握出来ていなかった。

 

サトミも同じだったんだろう、大きな瞳をさらに開けて俺を見つめている。

 

えっと・・・俺の部下である、石原竜也の姉ちゃんが石原サトミ・・・

 

ねーよww

全然ねーよ。

 

こんな展開・・・

 

が、今目の前で起きている事は実際の現実だった。

 

716:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:04:22.79 ID:WKCYNgSO

俺はとにかく、何か言わないと・・・

そう思い出た言葉が・・・「

 

なんか髪・・・伸びた・・・?」

だった・・・なんだそりゃ・・・

そしてサトミが言った言葉が・・・

 

「髪型・・・変えたんだね・・・」

 

そして、数秒経った後に二人とも笑い出した。

 

俺「なんだよwwwwww」

サトミ「いきなりwwwwww」

 

五年振りの再会のシーンが台無しだった。

 

とにかく俺ら二人で竜也を寝室に運ぶ。そして、サトミにリビングに通された。

 

718:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:06:29.57 ID:WKCYNgSO

サトミ「・・・福田君だったんだ・・・」

俺「え?」

サトミ「竜也がね、いつも福田君の話をしてたの、でもそれが福田君とは思わなかった・・・同姓の人かと思ってた・・・ww」

 

俺「俺もまさか竜也が石原の弟だったとは思わなかったよ・・・言われてみれば・・・」

サトミ「え?」

俺「確かに天然だわww」

サトミ「なにぃwwwwww」

 

俺らは笑いあった。

 

なんかね、もうこれは本当に運命って呼んで良いと思った・・・

 

だって俺らは全く別の場所で巡り会ったんだからね。

 

719:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:10:32.56 ID:WKCYNgSO

俺はサトミと番号を交換した。

 

サトミ「なんか・・・すごいねww」

俺「実は俺は石原の弟が入りそうな会社を先回りして入社してたんだww」

サトミ「預言者かww」

 

二人で今までの近況を報告しあう、サトミは大学を卒業して今の会社に入り上京した。

そして・・・もちろん独身。

 

俺「でさ・・・」

サトミ「うん?」

俺「突然ですが、明日か明後日か明々後日か明明後日・・・てかいつでも良いんだけどさ・・・暇ある?」

サトミ「本当に突然ww」

俺「でも・・・俺の中ではずっと・・・待ったよ」

 

俺がそう言うとサトミは・・・「・・・うん」と呟いた。

 

俺「じゃあさ、明日電話して良い?」

サトミ「・・・うんww」

俺「OK、とりあえずはそれで良いわww」

 

俺は立ち上がり荷物を持つ。

 

俺「じゃあwwまた明日ww」

サトミ「うん・・・また明日ww」

 

俺は部屋を出た・・・

が、タクシーが捕まらん・・・俺はタクシーを見つける為に一時間サトミの家の近辺を回っていた・・・

 

とにかく俺らは再会した。

 

720:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:12:43.69 ID:WKCYNgSO

翌日目を覚ました時に俺はすぐに携帯電話を見た。

そしてサトミのアドレスを検索・・・

有った。

俺は夢かと思ったんだ。

 

俺はカーテンを開けて夏の日差しを浴びた。

時刻はすっかり昼だった。

寝すぎと酒で頭がボーっとしていた。

俺は携帯電話を手に取る。

 

・・・もう電話しても良い・・・かな?

俺は緊張してきた。

少し躊躇をした・・・

 

が、自分で自分に笑えた。

何年待ったんだww行けよww

 

そして・・・俺はゆっくり発信を押した・・・

 

822012年01月13日 12:52

★ハイCHU★ 721:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/18(金) 23:13:14.51 ID:fyqTVg2o

wktk

 

722:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:14:44.66 ID:WKCYNgSO

呼び出し音が響く・・・

いつも、いつもこの時は俺は緊張する・・・

 

出てくれるだろうか?そして嫌がられないだろうか?

 

そう考えたが・・・サトミは電話に出た。

 

サトミ「もしもーしww」

俺「出てくれて良かったww」

サトミ「そりゃ出るでしょww 」

俺「少し不安だったんだよ、ひょっとして隣の家から火の手が上がり、消火中だったら困るなって思ってww」

サトミ「もう消すのに大変だったわww」

 

サトミが乗ってくれて良かった。

 

723:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:16:39.59 ID:WKCYNgSO

俺「ところでさ」

サトミ「うん?」

俺「サメとキリンどっちが好き?」

サトミ「え???う~ん・・・サメ・・・?」

俺「あ、奇遇だね、石原もサメ研究会員か」

サトミ「そうそうww」

俺「んじゃ明日、水族館でサメの生態を見ようと思うんだけど・・・どう?」

 

俺はおどけているが、心臓バクバクだった。

 

サトミ「明日・・・?」

俺「いや・・・いつでも良い」

サトミ「じゃあ・・・30年後ww」

俺「待つよww」

サトミ「うそよww・・・うん、良いよww」

 

いよっしゃあああああああああ!!!!!!!!!!

 

725:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:18:24.83 ID:WKCYNgSO

俺「じゃあ、明日、タキシード着て待ってるよ!!」

サトミ「頑張り過ぎww」

 

そして俺らは電話を切った。

なんか凄く興奮しだした。

なんだよwwwwwwなんだよwwwwww

 

・・・と思った矢先だった。

俺の仕事用の携帯電話が鳴った・・・

俺はいや~な予感がする。

でも、出ない訳には行かない・・・

 

着信を見ると松平だった。

 

727:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:20:21.33 ID:WKCYNgSO

俺「・・・もしもし・・・」

松平「あ、お疲れ様です・・・」

俺「あ、お疲れ」

 

松平「今、大丈夫ですか・・・?」

俺「微妙・・・」

松平「え?」

俺「いや・・・どうした?」

松平「実は・・・明日の現場なんですが・・・」

 

聞きたくない。

もうそんなの聞きたくない・・・

 

どうやら、現場の人間の数が足りないらしい。

 

俺「なんで・・・?」

松平「いや、急遽○○さんが休むらしいんです・・・」

俺「へえ・・・」

 

728:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:22:16.66 ID:WKCYNgSO

確か明日は新規の客。

松平が営業で行った客だった。

どうやら客も立ち会うらしい。

それなら松平が作業をする訳にはいかない・・・かと言って・・・

 

何故に俺・・・

 

が、前に松平に助けて貰った事を思い出した・・・

 

俺「わかった・・・じゃあ・・・明日・・・」

松平「すみません、本当・・・」

 

俺は休んだ作業員の家に行って、ボコボコにしたい気分だった。

 

730:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:24:40.99 ID:WKCYNgSO

俺はサトミに電話する。

 

俺「かくかくしかじかなので・・・」

サトミ「大変だね~・・・竜也も夜中に出て行ったりするからね・・・」

俺「本当にごめん・・・誘っといて・・・」

サトミ「良いよwwだって仕方ないじゃないww」

俺「ちなみにさ・・・明後日は・・・?」

サトミ「ごめん、明後日から実家に帰るの・・・同窓会があるの・・・」

 

俺「・・・そっ か・・・」

サトミ「休みはいつまで?」

俺「16日」

サトミ「多分・・・16日には帰って来てるかも・・・」

 

俺「マジ???」

サトミ「うんwwでもわからないから、連絡するww」

俺「おう!!!待ってます!!!」

 

そう言って電話を切った。

 

731:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:26:28.53 ID:WKCYNgSO

だが、俺はかなり凹んだ。

嫌がらせかよ・・・

 

翌日、俺は現場に到着すると不機嫌モード全開だった。

 

作業員A「あれ?福田さん?」

俺「あん?」

832012年01月13日 12:52

★ハイCHU★ 作業員A「あ、いや・・・」

 

少し可哀相な事をした。松平が俺の所に来る。

 

松平「お疲れ様です・・・すみません」

俺「お疲れ・・・いや・・・お前のせいじゃないし」

 

俺はプリプリしながら作業をする。

作業員が少しでもミスると「チッ!」と舌打ち。

 

もう俺は最悪だ。

が、それで全員に気合が入ったのか作業は丁寧且つ早く終わった。

 

732:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:27:54.52 ID:WKCYNgSO

松平「お疲れ様でした・・・福田さんが居たから現場が締まりました」

 

そう言って俺にコーヒーを渡して来た。

いや、単純にイライラしてただけだから。

 

俺「まあ・・・そうだね・・・」

松平「福田さん。この後ご予定は・・・?」

俺「16日まで暇」

松平「え?」

俺「いや・・・別に、特に無いよ」

松平「じゃあ、晩御飯出させてください」

 

俺はどうでも良かったので断る。

 

733:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:30:58.90 ID:WKCYNgSO

松平「いや、出させて下さい!」

 

松平はしつこい。俺は折れた。

 

俺「でも、俺作業着なんだけど・・・」

松平「じゃあ・・・私の家に来ません・・・?作りますよww」

俺「いや・・・それは・・・」

松平「良いからww車に乗ってくださいww」

 

俺は強引に連れて行かれた。

てか、このまま行ったら松平√じゃね?

そう思い俺は車を止めてもらう。

 

松平「どうしたんですか?」

俺「急に・・・本当に急に・・・ラーメンが食いたくなった・・・しかも俺の家の近所の・・・」

 

俺はそう言って松平の家から遠ざけさせた。

 

734:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:35:05.53 ID:WKCYNgSO

そして二人でラーメンを食べる。

食べ終わると松平が急に

「・・・福田さんの家に行ってみたいな・・・」

そう言い出した。

 

俺「う~ん・・・それはマズイな・・・」

 

俺はそう言って曖昧な返事をする・・・

が、松平が俺をジッと見つめる。

松平ってさ、そこそこ綺麗なのかね・・・

俺は最初にマツケンのイメージがついたけどさ、竜也はモデルのなんとかに似てるって言うし・・・

 

けど、俺はそれよりサトミだった。

 

俺「・・・ごめん、俺の家、マジで汚いから・・・」

 

そう言って目を逸らして「あ、ここで良いよ・・・俺漫画喫茶 行くから・・・」そう言って車を強引に降りた。

 

松平はなんか言いたそうだったが俺は家に帰る。

松平に申し訳ない事をしたな・・・

そう思ったが仕方なかった・・・

 

俺はもう運命の人に会ってしまったから・・・

 

735:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:36:52.52 ID:WKCYNgSO

翌日から俺はサトミの帰りを待った。

俺もよっぽど実家に帰ろうかと思ったが・・・辞めた。

 

電車は混んでるし、そこまで行くのもどうかと・・・

そう思い毎日、毎日、家でネット三昧だったよ。

 

15日までサトミからの連絡はなかった。

俺はずっと携帯を見つめてた気がする。

俺から電話しようか?でもそれじゃあ催促してる気がして・・・

 

う~~~~と思っていると・・・夜の八時頃だった。

 

家のインターフォンが鳴った。

 

736:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:38:57.17 ID:WKCYNgSO

俺は思わずドキっとした・・・

まさか・・・サトミ・・・?

いや、サトミは家を知らない・・・

じゃあ・・・松平・・・?

 

まさか・・・俺はそう思い・・・除き穴を・・・見た・・・

 

だが、そこには・・・もっと恐ろしい人物がいた・・・

ドアの鍵を開けた瞬間に・・・

 

「いやあああああっほお おおおおおおお!!!!!!!ひさしぶりぃいいいいいい!!!!」

 

と大音響を響かせて馬鹿が入ってきた。

 

「ほれ!!!!お土産!!!!」

 

そう言ってもう一人の馬鹿が俺に紙を渡す。

吉野家の割引券だった。

 

板倉と森君は完全に出来上がっていた。

 

737:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:41:03.80 ID:WKCYNgSO

超酒臭い。

 

俺「・・・帰ってくれない?」

板倉「おおおおいいいい!!!!」

森君「冷たいです!!!冷たい人を発見しました隊長!!!」

俺「あ・・・いや・・・本当に帰ってくれないか・・・」

 

板倉と森君は俺の言葉を無視して部屋に入り込み酒を置いた。

842012年01月13日 12:53

★ハイCHU★ 板倉「今日はお前に説教をするために、俺と森君はわざわざ、高速バスに乗ってお前の家に来た!!!」

 

森君がうなずく。

 

俺「なに・・・?」

 

板倉「うっそおおおおおお!!!!嘘で~~~す!!!!」

森君 「本当は高速バスじゃなくて、新幹線だもんねえええwwwwwwww」

俺「そっちかよ」

 

彼ら二人は騒ぎまくった。マジでうざい・・・

 

738:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:42:38.45 ID:WKCYNgSO

俺もかなり飲まされた・・・

気がつけば俺は部屋で寝ていた。

起きると昼の二時だった。

 

俺は何故か玄関で裸で寝ている。

板倉はベッドから上半身をずり落ちながら寝ている。

森君の姿が見えなかったが、トイレで一升瓶を抱えて寝ている所を発見した。

 

俺は思い出した様に携帯電話を見に行く・・・

 

すると・・・昨晩の10時にサトミから着信一回と・・・メール・・・

 

「明日の朝には戻ってます。どうしましょう?」

 

うああああああああああああ!!!!!!!!

 

 

862012年01月13日 12:58

★ハイCHU★ 739:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:44:31.09 ID:WKCYNgSO

俺はあせった。そしてサトミに電話する・・・

 

出ない・・・

 

俺はすぐにメールをした。

「ごめん!!!今、何故か板倉と森 君がいるんだよ!!飲まされて記憶がない!!」

とメールした。

 

そしたら、サトミから返信が来た。

「そうなんだ。私は今電車だから電話出来ないです、ごめんね。そしたらまた、次の機会に」・・・

 

うああああああああああ!!!!!!!

 

俺は板倉と森君を叩き起こした。

そして、起き抜けの二人に説教を始めた。

二人は何がなんだかわかってない。

俺はコンコンと説教をする。

もう凄いしつこいかったと思う・・・

 

740:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:45:57.41 ID:WKCYNgSO

盆明けに出勤すると、竜也が俺の所に来た。

 

竜也「福田さんて、姉ちゃんの同級生だったんですねww」

俺「ああ・・・うん」

竜也「マジっすかwwwwww凄い偶然ですねwwwwww」

俺「いや・・・三回続けば・・・」

竜也「え?」

俺「うん・・・まあ、よろしくな・・・竜也君・・・!」

 

俺は竜也に握手する。

竜也が少し不審な感じで俺を見ていた。

 

それから俺はいつもの様に忙しい毎日を送る。

 

741:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:50:24.25 ID:WKCYNgSO

松平があまり俺に話しかけて来なくなった。

もちろん通常の仕事の話はするが、それ以外の話はしない・・・

まあね、良いでしょ。

 

もうカズミのときの様な気持ちにはなりたくない。

 

そして俺はサトミと会える日を探す・・・

 

が、なんて俺のスケジュールは忙しいんだ・・・

俺は売れっ子のスターかよ・・・

 

それからの日々はサトミとはメールのやり取りをする。

そして仕事に行き客先で怒られたり、竜也と飲みに行ったり、段々松平とも普通に成って来た・・・

板倉達とも連絡を取り合った。

いつもの、毎日を過ごした・・・

 

が、サトミと会える日がない・・・

 

そして俺は入社以来初めて・・・有給をとった。

 

743:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:52:51.51 ID:WKCYNgSO

課長が少し驚いていた。

 

課長「・・・なんかあったのか?」

俺「はい」

課長「どうした?」

俺「私用です」

 

課長は少し困っていたが、俺は今まで我儘ひとつ言わずに働いて来たんだ。

これ位は良いだろう・・・

 

俺はサトミに電話をした。

 

俺「お願いがあります」

サトミ「はいww」

俺「明後日、俺は完全に休みです・・・」

サトミ「はいwwww」

俺「サメ・・・見て頂けますでしょうか・・・」

 

サトミ「・・・はいwwww」

 

俺は心底ホットした・・・

 

ようやく・・・本当にようやく俺は五年越しのデートが実る時が来た・・・

 

745:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:55:24.77 ID:WKCYNgSO

俺は待ち合わせ場所に向かう。

そして、いつも通りに待ち合わせ30分前に到着ww全然変わってない。

 

もうドキドキで待っていましたよ。

そしたらサトミが向こうからやって来た。

俺は気がついているのに・・・

タバコをくわえて気がつかない振りをする・・・

 

が、目が合ってしまったのに逸らした。

 

サトミ「今、目があったよねww」

俺「そう・・・?」

サトミ「もう・・・ww」

 

うん。俺は全く変わってないね。

 

746:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:56:50.74 ID:WKCYNgSO

二人で水族館に行く。

 

女の子と二人でデートって本当に久しぶりだった。

どこをどうするのかを忘れてしまってたよ。

 

サトミは無邪気に魚を見て楽しんでいる。

俺はサトミのそんな姿を見て喜んでた。

 

暗い水族館の中でブルーに光った水槽から照らされるサトミの横顔を見つめていた・・・

 

だが、サメを見た時の俺の興奮はすさまじかったんだぜい。

 

747:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/18(金) 23:58:43.53 ID:WKCYNgSO

イルカショーを見た。

サトミが興奮する。

872012年01月13日 12:59

★ハイCHU★ サトミ「昔さあ!船で見たね!」

俺「懐かしいなwwww」

サトミ「あの時すごーい・・・感動したwwwwww」

俺「あれ仕込むの大変だったよww」

サトミ「夢を壊すなぁwwww」

 

俺は楽しかった・・・

そして、水族館の海が見える公園に行く。

 

もちろんね・・・買いました・・・かき氷・・・

 

サトミ「きゃあwwwwカキ氷wwww」

俺「さて、舌を見る会を始めるかww」

 

俺らは舌を見せ合った・・・

 

748:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/19(土) 00:00:39.29 ID:vhbiWwSO

海から涼しい風が吹いてくる。

 

その風がサトミの髪をなびかせる。

 

さて・・・この後どうする・・・?

今は4時だ・・・中途半端だ~~・・・

時間配分間違えたよ・・・

俺がグダグダ迷っているとき・・・

 

サトミを見た。

 

サトミは凄く穏やかな顔で海を見ていた・・・

 

なんかね俺はさ・・・

この後どうするかってね・・・どうでも良いわ!

 

俺はサトミと一緒に居られる幸せを噛み締めていた・・・

 

749:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/19(土) 00:01:59.87 ID:vhbiWwSO

本当にまったりした時間だった。

 

俺とサトミは何も喋らない。

 

けど、別に苦じゃなかった。

 

サトミ「・・・なんか良いね・・・」

俺「え?」

サトミ「何も喋らなくても・・・落ち着くよww」

俺「俺、マイナスイオン出てるからww」

 

サトミはクスクス笑う。

 

750:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/19(土) 00:04:22.19 ID:vhbiWwSO

風が少し和らいだ・・・

 

サトミ「三回・・・再会・・・しましたね・・・」

 

サトミは俺の方を見て微笑む。

 

俺「・・・しちゃいましたね・・・」

 

サトミ「・・・うん・・・」

 

俺「三回の偶然が続くとさ・・・」

 

サトミ「うん・・・」

 

俺は隣で座るサトミの手に・・・軽く触れた・・・サトミは何も言わない。

 

751:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/19(土) 00:05:52.49 ID:vhbiWwSO

俺の鼓動は不思議と落ち着いていた。

 

俺「・・・運 命って言うんだ・・・」

 

サトミは俺を見た。

 

俺もサトミを見る。

 

二人で少し笑った。

 

753:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/19(土) 00:09:10.66 ID:vhbiWwSO

サトミ「・・・運命・・・なのかな・・・?」

 

俺「間違いない・・・」

 

サトミ「私も・・・」

 

俺「うん・・・」

 

サトミ「そう思う・・・」

 

俺らは・・・手を握り合った・・・

 

俺らはずっと・・・

 

本当にずっと手を握り合っていた・・・

 

今までの

 

11年間を取り戻すかのように・・・

 

756:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:10:23.75 ID:TA.WjYAO

にやにや止まらないよー

 

757:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/19(土) 00:10:52.04 ID:vhbiWwSO

俺らはその日に付き合いました。

あまりドラマチックじゃなくてすまん。

 

そして、その日は去年の9月18日だったよ。

そう・・・今日だったんだ。

実はこの前俺はサトミと喧嘩したんだ。

俺が忙しい事が原因でね。

多分サトミもイライラしてたと思う。

それが9月5日だったんだ。

 

758:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:11:15.35 ID:5yZ5TNQo

超ドラマチックじゃねぇか何言ってやがるwwwwww

882012年01月13日 12:59

★ハイCHU★ 759:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:11:41.78 ID:INAaRUM0

十分ドラマチックな件についてwwwwwwww

 

762:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:12:38.75 ID:VsN5voAO

ドラマチックすぎるwwww

 

764:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:13:05.39 ID:Q1c5g8Io

そして、ここから福田はどうするのか聞こうじゃないか

まさか、昔話で終了じゃないんだろ?

 

768:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/19(土) 00:14:31.96 ID:vhbiWwSO

そして俺はその日にね、押入れから見つけてしまいました。

色褪せたラブレターを。まだ渡して無かったんだww

 

俺はその日に決断したんだよ。

 

サトミにプロポーズしようとね。

 

そして、今日プロポーズの予定でした。

が、俺の仕事とサトミの仕事も忙しく会えなかったよ。

 

明日俺は強引に仕事を休みます・・・

てか、連休中は強引に休む。

そして絶対にサトミにプロポーズをする。

誰かに聞いてほしかったんだよ。

そして昔を思い出して俺自身に勇気を貰おうと思った。

 

だからスレをたてた。

 

本当はもっと簡単に終わらせるつもりだったけどね

 

これで俺の昔話を終わります!

 

そして、次回最終回です。

 

俺とサトミの”今”を書きます。

実際に結果がどうなるかは分からないけど・・・

 

どんな結果になろうと書きます

 

777:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/19(土) 00:17:57.05 ID:vhbiWwSO

いや、俺の中では充分ドラマだったよ

でも他人が見たらどうかとww

 

まあ、頑張るよ

 

サトミとは喧嘩してからロクに話してない。

 

これからの事も話したいしね

 

778:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:18:19.86 ID:VsN5voAO

応援してる!

 

892012年01月13日 13:00

★ハイCHU★ 780:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:18:37.01 ID:wd.Kofso

式に参加してやんよ

祝儀も5万包んでやる

 

781:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:18:59.04 ID:I4ve9IAO

がんばって!

応援してる

 

782:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/19(土) 00:20:16.55 ID:vhbiWwSO

みんなありがとう。

マジで嬉しかったよ、みんなが俺の話を聞いてくれてさww

 

最初の頃に誰かが言ってたけどさ、オチが読めたって

 

俺はまだ読めないwwマジで不安ww

 

けど本当に勇気は湧いた

ありがとうみんな

 

783:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:21:20.20 ID:K2apaSYo

友人代表のスピーチは森君、1曲歌わせるのは板倉ってとこだなwwww

 

784:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:22:01.96 ID:Q1c5g8Io

色あせたラブレターきっと笑われるだろうけど、いい報告待ってるからな

 

785:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/19(土) 00:22:22.02 ID:vhbiWwSO

次に来るのは・・・多分連休最後・・・かな?

 

サトミにOK貰ったら一緒に過ごすし、もしダメなら、その足で実家に行って板倉と森君とで残念会するww

 

787:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:22:53.97 ID:h7OaPkAO

ガンガレよ!応援してる!

どんな結果だろうが最後まで見届けるからな!!!

 

790:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/19(土) 00:25:47.52 ID:vhbiWwSO

ありがとう。

みんな遅くまでありがとうww

 

俺は今から家に到着後に明日からの休みの為に、見積書と企画表を作成するww

 

多分朝までかかるww

 

俺はこれで・・・じゃあ・・・またね!

 

793:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:26:42.69 ID:Fm506sEo

ガンガレエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ

 

800:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 00:37:36.84 ID:6yEfsfwo

こんな、、、こんなパッピーな秒速5センチメートルがあっていいのか

いやあっていいんだろうな

 

頑張れよ!

 

803:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 01:13:27.76 ID:VlqFldMo

連休最後の日に「ちんこもげろ」って書けますように・・・。

 

805:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/19(土) 02:01:33.54 ID:.hLIyNQo

>>803にもちんこもげる日が来ますように

 

912012年01月13日 13:03

★ハイCHU★ ◇少し昔話をしたくなった【完結】

 

831:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 13:33:10.24 ID:vhbiWwSO

乙です

もうすぐ投下しますけど、このスレで収まるかな?

 

832:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 13:34:03.89 ID:vhbiWwSO

とにかく、もうしばらくお待ち下さい

 

833:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 13:34:48.05 ID:UaZzjFwo

ふくちゃんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

 

834:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 13:37:02.06 ID:Hw.SVUDO

待ってました!

 

840:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:26:44.55 ID:vhbiWwSO

お待たせしました。仕事が今終わりました

投下します

 

842:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:29:17.79 ID:vhbiWwSO

土曜日の朝、俺は朝の五時に眠りにつき11時に起きた。

そして、サトミに連絡をする・・・

が、出ない。

 

俺はメールを送った。

「おはよう、今日はいい天気だねぇ、連絡待ってます」

それだけ送る。

 

そもそも喧嘩の原因は俺が悪かったんだ。

俺が忙しいのは毎度の事だが、それでもサトミは俺が忙しくてもいつも笑顔で迎えてくれた。

 

843:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:31:03.89 ID:vhbiWwSO

俺の会社の前で4時間位待っててくれた事もあった。

サトミはいつも俺を待っててくれたんだ。

 

だが、4日の日俺が早く仕事が終わり、サトミを迎えに行く。

そしてサトミを驚かそうと思い仕事場の前で待っていた。

 

するとサトミからメールが来た。

「今日は会社の人達でご飯に行きます」と。

 

俺は何故かすごくイライラしたんだよ。

そしてサトミに電話をした。

 

845:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:32:45.49 ID:vhbiWwSO

俺「あのさあ、俺、今お前の会社の前でまってんだけど」

サトミ「え???そうなの???」

俺「だから、今日は俺と飯食いに行こうよ」

サトミ「え???だって・・・」

俺「良いじゃん」

 

サトミ「・・・分かった・・・早く帰るから・・・家で待っててくれる・・・?」

俺「はああああ??????」

サトミ「ごめん・・・だって、みんなに行くって言ったし・・・店の予約とか・・・」

 

俺「もう良いよ!!!」

922012年01月13日 13:04

★ハイCHU★ 846:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:34:20.65 ID:vhbiWwSO

今考えたら俺はなんであんな風に切れたのか全然わからない・・・

 

てか、俺は最悪だ・・・

俺は家に帰り一人カップラーメンを当て付けがましく食べていた。

 

サトミは実際に早く俺の家に来てくれた。

だが、俺の機嫌が治まらない。

俺からしたらサトミの為に早く家に帰ってきたのに ・・・

と言う思いがあったんだ。

 

サトミ「ごめんねえ・・・」

 

サトミが謝るが俺は拗ねていた。

 

847:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:35:55.49 ID:vhbiWwSO

サトミ「ねえねえ、今からどっか行こうか?」

俺「俺明日現場があるから無理」

サトミ「そう・・・」

 

俺は一人テレビをボーっと見ていた。

サトミも俺も黙っている。

そして俺はサトミに言った。

 

俺「もうさ・・・今日は帰れよ、せっかく早く家に帰ってきたのにさ・・・つまんね・・・」

 

もうね、俺は馬鹿じゃないかと・・・

あんだけサトミを思っていた俺がサトミに暴言を吐いている・・・

 

最悪じゃないかと思った。

 

848:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:37:37.06 ID:vhbiWwSO

サトミはしばらく黙っていたが、立ち上がり・・・

 

家を出た・・・

 

俺はサトミがまさか本当に帰るとは思わなかったのでビックリした。

そして追いかけようと思ったが・・・

それも出来ない位意地を張っている自分がいる。

 

だが、心配なのでそっと家を出てサトミの後をつけていく。

 

サトミは近くでタクシーを拾いそのまま去っていった・・・

 

恐らく泣いていた・・・と思われる。

 

849:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 15:39:09.92 ID:CIjSgIDO

まだ途中だが言わせてくれ。

 

馬鹿やろう!

 

851:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:41:36.05 ID:vhbiWwSO

>>849

ごもっとも

 

サトミとは初めて喧嘩した・・・

なんで喧嘩したんだろ?

意味がわからない・・・

932012年01月13日 13:05

★ハイCHU★ 完全に俺が悪いじゃん・・・

その思いが重なり・・・サトミに電話をした。

 

サトミは電話に出てくれなかった・・・

その代りにメールが来た

「今は少し疲れました。お休み」

これだけだった・・・

 

俺は何故か凄く腹が立った。

 

850:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:39:14.27 ID:vhbiWwSO

俺はすぐに竜也に電話をした。

竜也は家にいた。

 

俺「竜也・・・あのさ・・・俺サトミと喧嘩したんだよ」

竜也「何してんすかwwwwww」

俺「あのさ、サトミがちゃんと家に帰ったらメールくれない?」

竜也「OKっすww早く仲直りしてくださいww」

俺「わかったww」

 

それから、30分後に竜也から

「無事に姉ちゃんが帰ってきました」

とメールが来て一安心はした。

 

そして、俺は後悔が生まれてきた。

 

852:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:44:22.38 ID:vhbiWwSO

この期に及んでも俺がこんなに心配しているのに・・・

そんな感情が沸いていた。

俺は何も言わずに眠りにつく。

そして翌日朝起きて・・・少し後悔が出てくる。

 

俺はサトミを怒らせたのか・・・?

当たり前だっつーの・・・何を言ってるんだ?

 

俺は現場の立会いに向かい、ボーット作業員達を見ていた。

俺はサトミにメールを送る・・・

「今日、早く終わりそうだから飯食べに行く?」

 

そう送るがサトミから来た返信は

 

「今日はしんどいので良いです」

 

だった・・・

 

853:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:46:31.21 ID:vhbiWwSO

俺は自分勝手に凄く腹が立った。

この野郎・・・俺が誘ってるのに・・・

その思いが 強くなる。

 

俺はムシャクシャしながら家に帰り、オナニーをしようと押入れの中のDVDを漁っていると・・・

 

写真が出てきた。

その写真は高二の時に海で撮った写真だった。

 

俺はそれをずっと眺める。

俺とサトミがツーショットで写っている物もあった。

 

俺の中に・・・少しづつ・・・何かが蘇ってきた・・・

 

855:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:48:55.41 ID:vhbiWwSO

サトミと最初に出会った・・・あの教室のシーン・・・

 

サトミと学級委員になった時・・・文化祭・・・

 

そして引越し・・・

 

海での再会・・・

 

夕暮れ時の会話・・・

 

そして二回目の再会・・・

 

三回目の再会・・・

 

付き合った日の水族館のデート・・・

 

最初のキス・・・

 

色んな物が込み上げてきた。

 

俺はそのまま押入れを探る。

色んな物を引っ掻き回し・・・やっと見つけたのは・・・

 

あのラブレターだった・・・

 

857:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 15:50:46.95 ID:ayAvFwIo

ラブレター大活躍過ぎる

 

858:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:50:55.80 ID:vhbiWwSO

すごく黄ばんでいて、そして厨房の頃の俺が必死で綺麗に書こうと思い下書きで鉛筆で書いて、その上からペンでなぞっている字がまだ残っている。

 

俺は少し笑った。

そして思った・・・

 

サトミが怒っている。

俺は何故かサトミは怒らない奴だと思っていた。

俺はいつの間にかサトミに甘えていた。

 

サトミが彼女になって油断していた・・・そう思った。

 

859:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:53:00.93 ID:vhbiWwSO

そして

その日俺は決断したんだ・・・

 

サトミを誰にも渡したくない・・・と・・・!

 

サトミにプロポーズをしようと・・・

 

俺はサトミが好きなんだ・・・そう思い、誰かにこの思いと決断を聞いて欲しくてスレを立てた。

 

これが俺の昔話の始まりでした。

 

そしていつもの様に前置きが長くて大変申し訳ないんですが・・・

942012年01月13日 13:05

★ハイCHU★ これからが本題の最終回・・・俺とサトミの”今”を語ります

 

862:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:54:36.87 ID:vhbiWwSO

ちなみに、このスレで昔話を書いている間、サトミとは会ってません。

 

電話は二回位しました。サトミも、もう怒ってはいませんでしたが、俺もサトミも少しぎこちない。

 

そして18日に俺と会おうとしていたのですが、急遽18日にサトミの会社の飲み会が入った。

 

俺は以前の事があったので、何も言えなかった。

 

サトミも少しギクシャクしていた。

 

863:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:56:54.60 ID:vhbiWwSO

俺は・・・泣きそうだった。

こんなに、サトミが好きなのに・・・

こんなにサトミの事を思ってきたのに・・・

 

なんで、こんなギクシャクするんだよ・・・

俺はなんでこんなバカな事をしたんだ・・・

その思いで一杯でした・・・

 

話は最初に戻り、19日の土曜日メールを送ってしばらくした後にサトミから電話が来た。

 

サトミ「いい天気だねえ・・・」

俺「うん」

サトミ「・・・」

俺「・・・」

 

864:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 15:58:40.58 ID:vhbiWwSO

俺とサトミは黙りこくる。

そしてしばらくの沈黙の後にサトミが口を開いた・・・

 

サトミ「今日からね・・・」

俺「うん・・・」

サトミ「連休中は実家に帰ろうかと・・・」

 

俺「え????」

サトミ「・・・ユウ君(俺の本名ですww)・・・仕事でしょ・・・?」

俺「いや・・・休みを取った・・・」

サトミ「え???そうなの???」

 

俺「うん・・・」

サトミ「そっか・・・ごめん」

俺「いや・・・俺もちゃんと話してなかったな・・・」

 

865:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:00:18.10 ID:vhbiWwSO

サトミ「・・・・」

俺「・・・・」

 

俺らは再び黙る。

 

サトミ「・・・なんか・・・ダメだねぇ・・・私たちww」

 

サトミはそう言って自嘲気味に笑う。

 

俺は胸が苦しくなった。

 

ああ・・・駄目なんだな・・・俺ら・・・

 

その思いが強かった。

 

867:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 16:02:22.19 ID:CIjSgIDO

なんか…やりきれん…

 

868:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:04:24.09 ID:vhbiWwSO

サトミが帰ってきたら連絡する、と言って電話を切った。

 

俺は凄く凄く凹んだ。

久しぶりに吐きそうになった。

 

もう駄目だ・・・

 

俺らはもう駄目なんだ・・・

 

そう思い俺はスレに何も書く元気がなくて、ただ部屋でボーッとテレビを見る・・・

 

すると、携帯が鳴った。

 

なんだろうな・・・コイツは・・・

 

板倉だったよ

 

870:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:06:24.29 ID:vhbiWwSO

板倉「こんにちわ!!おはようからお休みまでアナタの側に、の板倉です!」

 

俺「おう・・・久しぶり」

 

板倉「くらああああいいいいい!!!!暗いなお前!!!」

俺「声がでけえ」

板倉「なんだああ???石原と別れたのか????」

俺「はは・・・そうなるかも・・・」

板倉「あ、そうwwんじゃあ、今から行くねww」

俺「はあ???」

板倉「今、森君の車で○○にいる」

 

俺「すぐ側じゃねーか」

板倉「いや、急に行ってお前と石原がチョメチョメしてたら嫌だと思って」

俺「気を・・・使える様に・・・なったんだね」

板倉「んじゃ!!」

 

そう言って電話を切った。

 

871:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 16:07:58.36 ID:MDsSOTwo

やっぱこの三人じゃないと

 

962012年01月13日 13:09

★ハイCHU★ 873:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:09:28.63 ID:vhbiWwSO

板倉と森君は10分後には俺の部屋にいた。

本当に車で来てた。

 

ちなみに地元からここまで車で7時間位かかる。

よく来たもんだ。

 

板倉と森君が酒を飲みだすが俺はそんな気になれない。

森君が俺に事のあらましを語らせた。

俺はここ二週間の話を二人に語った。

 

板倉「そうか!!!!お疲れ!!!」

 

ちなみに板倉は結婚しています。森君は独身だ。

 

875:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:11:52.00 ID:vhbiWwSO

森君「馬鹿だねえwwwwww本当昔から君は馬鹿だwwww ww」

 

森君が笑う。笑いまくった。

 

その晩結局俺も飲んでしまい・・・酔っ払って・・・眠りについた・・・

 

日曜日。

俺はペチペチと顔を叩かれる感触で目を覚ました。

 

見ると森君が俺の頬を叩いている。

俺「なに・・・?」

俺は寝ぼけ眼で起き上がる。

二人は服を着て荷物を持っている。

 

板倉「3分で仕度しろ!!!!!」

 

877:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:13:32.82 ID:vhbiWwSO

俺「・・・・え?」

森君「早く!!!渋滞がひどそうだ!!!」

俺「え???どこ行くの・・・?」

 

板倉「石原ん所に決まってるだろうがああああ!!!!!!!!!」

 

俺はびっくりした。

 

森君「ちなみに三分過ぎたらマジで放っていく」

 

俺は頭が働かない・・・が、唯一分かった事は・・・

 

コイツらがマジだと言う事だった。

 

俺は慌てて着替える。

 

878:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 16:13:59.38 ID:nc42VB.0

まさか…

板倉かっこいいな

 

879:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 16:15:23.18 ID:CIjSgIDO

前にもこんなことあったな…

 

972012年01月13日 13:09

★ハイCHU★ 880:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:15:23.80 ID:vhbiWwSO

俺「・・・あのさ、歯は磨いて良い・・・?」

板倉「高速で磨け」

俺「はい・・・」

 

俺は取り敢えず財布だけを持ち外に出る・・・

 

が、思い出す・・・ラブレターだ・・・!!!

 

俺はすぐに部屋に戻るとラブレターを持ち、そして森君の車に乗った。

 

板倉「さてさてwwwwwwなんか中学を思い出すぜwwwwww」

 

板倉がテンション高く叫んだ。

 

森君「あの時は家には居なかったなあwwwwww」

 

森君がアクセルを踏んで急発進をした。

 

881:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:17:18.90 ID:vhbiWwSO

俺「・・・森君・・・運転しようか?」

 

板倉「お前は黙って・・・プロポーズの言葉を考えておけえええ!!!!!」

 

そう叫んでいた。

俺はなんか胸の奥が熱くなった。

 

二人は「振られる瞬間が見たい」

「振られたらスケボーで家に帰れwwww」

 

とか茶化しているが、俺は本当に胸が熱くなった。

少し涙が出てきた。

が、

板倉「泣くのは、まだ 早い」

 

そう言われ俺は余計に涙ぐみながらウンウンと頷く。

 

882:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:19:12.61 ID:vhbiWwSO

俺はね、本当に本当に・・・

 

最高の親友を持てて嬉しいよ・・・!

 

俺が死ぬ時、もしくはコイツらが死ぬ時、絶対にそう言う。

だけど今は照れくさい。

それはコイツらも同じだろう。

 

俺らは・・・走った・・・!!

サトミの・・・元に・・・!

 

・・・渋滞が超激しい。出発して二時間経過した時頃には三人共暇で暇で、しり取りをし始めて・・・それも飽きていた。

 

板倉が「夜中までネカフェ行かね?」と言い出していた・・・

 

883:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 16:20:41.19 ID:CIjSgIDO

なぜにネカフェwwwwww

 

982012年01月13日 13:10

★ハイCHU★ 884:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:20:55.87 ID:vhbiWwSO

なんとか、9時間かけて俺らの地元に帰って来た。

既に時刻は夜の9時を回っている。

ここからサトミの家まで約二時間・・・

ここまで来ると沈みきっていた俺らのテンションが元に戻る。

 

板倉「きたぜえええええい!!!!いけえええええここまで来たら後少しだあああああ!!!」

森君「うをおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

 

テンションが上がり過ぎてなんか狂っていた。

 

俺も鼓動が早くなる。サトミが居る町に来た・・・

もう少しでサトミに会える・・・

俺はドキドキしていた。

 

885:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:22:35.67 ID:vhbiWwSO

サトミの家に到着したのは、夜の11時を少し過ぎた頃だった。

 

板倉「てかさ・・・」

森君「うん」

板倉「石原・・・家にいるの?」

俺「え?」

板倉「他の男の家に・・・」

森君「ああ・・・あるある」

俺「なんで今 そんな事言うの?」

 

板倉「さて・・・とりあえず首を吊るためのロープを先に買っとく?」

俺「やめろ・・・」

 

なんか無性に緊張してきた。

 

886:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:24:29.73 ID:vhbiWwSO

森君「あのさ・・・」

俺「うん?」

 

森君「・・・婚約指輪とかって・・・買わないの・・・?」

 

うわ・・・本当だ・・・

 

板倉「さて・・・出直すか」

森君「まあ・・・それが良いかもね」

 

二人が少し怖気ついていた。

 

だが、俺は二人を無視して・・・覚悟を決めた。

二人は緊張した顔をしている。

 

俺「あのさ・・・エンジン切ってさ、少し離れた所に居ててくれない・・・?」

 

俺の言葉に二人は黙って頷き車を少し離れた所に止めてエンジンを切る。

 

887:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:26:21.50 ID:vhbiWwSO

俺は車から降りてサトミの家の近くの公園に行った。

ここで俺は6年前にサトミに再び出会う事を誓った。

 

今、俺は再びこの場所で 誓いをしようとしている・・・

 

永遠に・・・サトミを守り抜く事を・・・

俺は携帯を取り出して・・・メールした。

「今、電話しても良い?」

それからベンチに座りサトミの返信を待った。

だが、中々返信が来ない。

 

タバコに火をつけてサトミを待つ。

・・・マジでサトミは他の男の所に・・・?

俺の中で凄く不安な気持ちが出てきた・・・

 

888:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:28:18.11 ID:vhbiWwSO

15分後に・・・サトミからの電話が鳴った。

俺はドキッとした。

 

来た・・・!

 

俺は慌てて電話に出た。

 

俺「もしもし・・・」

サトミ「・・・ごめん、お風呂に入ってた・・・」

俺「あ、うん・・・」

 

俺は曖昧な返事をする。

凄く・・・物凄く・・・緊張してきた。

 

俺「あのさ・・・実はね・・・」

サトミ「うん・・・」

 

俺は見切り発車したけど・・・どうすれば良いのか考えてなかった。

俺は困った・・・

 

俺「来ちゃったwwwwwwww」

 

889:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:29:56.52 ID:vhbiWwSO

サトミ「え???」

俺「あ、いや・・・来ちゃったんだwwwwww」

サトミ「・・・どこに・・・?」

俺「どこって言うか・・・その・・・サトミの家の・・・前?」

サトミ「え????」

 

サトミは驚いてガサガサする。

そしてしばらくした後に言った。

 

サトミ「え???どこ???いないよ???」

俺「あ、いや、近くの公園なんだけどさww」

サトミ「え???そうなの???」

俺「あのさ・・・どうしたら・・・良いかなwwww」

 

なんだ俺は

 

892:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:31:54.09 ID:vhbiWwSO

サトミ「ええっと・・・お風呂上がったばっかりだから・・・髪が濡れてるんだけど・・・」

 

サトミは慌てて言う。

 

サトミ「あ、でも・・・どうしよう・・・お父さん・・・」

 

あ、そうか・・・サトミのお父さんは厳しいんだった。

忘れていた・・・

992012年01月13日 13:10

★ハイCHU★ どうしたら良いんだ・・・?

 

サトミ「ねえ・・・」

俺「うん?」

サトミ「ちょっと待ってて・・・お父さんが寝てから・・・でも良い?」

俺「あ、でも大丈夫・・・?」

サトミ「うん・・・多分・・・」

 

俺「分かったww待っとくww」

サトミ「ごめんね・・・」

俺「うんww良いよww」

 

勝手に俺が来ただけだし

 

893:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:36:09.35 ID:vhbiWwSO

そうして俺は電話を切る。

それから俺は板倉にメールした。

 

「少し遅くなる、先に帰っててくれても良いよ」

 

そう送った。板倉からの返信が

「待つわ。私、アナタの事を待つわ」

なんて健気な奴だ。

 

俺は、嫌、俺らは待った。

俺は公園の明かりを見ながらサトミを思った。

 

サトミに会える。

今から俺の大好きなサトミに会える・・・

 

サトミに会えるなら俺は何時間でも待っても良い・・・そう思った。

 

894:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:38:08.80 ID:vhbiWwSO

なんで?

なんで?

俺は こんなに好きなサトミと喧嘩したんだろう?

俺は本当に反省した。

そして後悔した。

 

もしも・・・もしもサトミと別れたら・・・

そう思い俺は怖くなった。

泣きそうになった・・・

 

そして・・・携帯灰皿がタバコで埋まってしまった頃・・・

 

サトミが・・・現れた・・・

 

サトミはパーカーを羽織り俺を見て・・・微笑んだ。

 

俺はサトミの姿を見た瞬間に・・・全ての不安が・・・

 

吹き飛んだ・・・

895:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:40:13.71 ID:vhbiWwSO

サトミが目の前にいる。

俺はそれだけで満足だった。

 

サトミが大好きなんだ・・・

 

俺はそれを痛感したんだ。

 

そして、俺はサトミをゆっくり抱きしめた。

サトミの髪からシャンプーの良い匂いがした。

 

サトミも・・・俺の体に手を回す。

俺らはしばらく抱きしめあった・・・

 

サトミ「・・・どうしたの・・・?」

 

サトミがそう優しく呟く。

 

俺「・・・好きだ・・・サトミ・・・」

サトミ「・・・うん・・・ww」

 

俺「あのさ・・・」

サトミ「うん・・・」

 

897:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:41:49.89 ID:vhbiWwSO

俺は考えていた・・・プロポーズの台詞を・・・・・・

 

俺「俺の墓参りに・・・来てくれないか・ ・・?」・・・・

 

決まった・・・俺はそう思ってサトミを見つめる・・・

 

サトミ「え???墓参り・・・?え???どう言う事???」

 

サトミは俺を睨む様に見つめてきた。

 

しまったー・・・彼女は天然でした・・・

 

898:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:43:10.27 ID:vhbiWwSO

俺は慌てた。

 

俺「あ、違う違う!!そう言う事じゃなくてさ・・・」

 

サトミ「どうしたの???なんか体が悪いの??」

 

ええい黙れ、この天然娘!!

 

俺「違うって!!!そうじゃなくて・・・その・・・」

 

サトミが俺を心配そうに見つめる。

そして、サトミの手が俺の袖ををギュっと強く掴む。

 

本気で心配している様だった。

 

1012012年01月13日 13:17

★ハイCHU★ 899:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:45:19.86 ID:vhbiWwSO

俺はなんかね・・・笑えてきた。

そして・・・本当に笑った。

 

サトミ「え???どうしたの・・・?」

俺「・・・いやwwwwサトミ・・・あのさ・・・」

 

俺はそう言ってポケット から・・・

あの色あせたラブレターを出した。

 

俺「これww」

サトミ「何これ?」

俺「ラブレターww」

サトミ「え?」

 

俺「実はさww俺中学の時に、これを書いたんだよwwでも、渡そうとしたら・・・お前が引っ越したんだよww」

 

俺はそう言ってサトミにラブレターを渡した。

 

900:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:46:53.30 ID:vhbiWwSO

黄ばんでいて原型は白い封筒だった筈だが、すっかりクリーム色になってしまったラブレター。

 

サトミ「・・・えwwwwwwそうなのwwwwww」

俺「ずっと渡したくてさwwけど、渡せなかったwwだから・・・今、お前に渡すww」

 

サトミはそれを受け取り俺をチラリと見る。

 

サトミ「・・・読んで良い・・・?」

俺「うんwwてか、俺もなんて書いたか覚えてないしww」

 

904:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:51:15.48 ID:vhbiWwSO

サトミは笑いながら封筒を開けた。

そして、中に入ってる便箋を見た。

 

俺も横から覗き見。内容は原文のまま書きますww

 

「石原さんへ。

石原さんお元気ですか?

僕は元気です。突然ですが僕は石原さんが好きです。

ずっと好きでした。引っ越しするのは辛いです。

石原さんに会えなく成るのは辛いです。

もしよければこれからも電話とか、手紙とか、後会いたいです。

今はもしダメでも、これからも僕はずっと石原さんが好きなので、石原さんが僕を必要とすればいつでもどこでも行きます。

どんな事が会っても好きです。

信じて下さい。」

 

905:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:53:22.29 ID:vhbiWwSO

汚い字だったww

俺は読み終わると、サトミからラブレターを奪いたかった。

 

恥ずかしくて最悪だwwwwwwそう思った。

 

サトミも文面を見ながら震えてる・・・

笑いを堪えているんだろう・・・

 

が、サトミは・・・グスッと鼻を啜った。

 

そして・・・俺を見上げる・・・

 

目に涙が・・・溜まっていた・・・

 

サトミは・・・泣いていた・・・

 

906:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:57:48.77 ID:vhbiWwSO

俺「・・・サトミ・・・」

 

サトミは何も言わずに泣き出した。

俺はどうして良いか分からなかった。

 

サトミは笑う。

そして・・・・

 

サトミ「ありがとう・・・ww本当に・・・ありがとう・・・ww」

 

そう言って俺の胸に額をつける。

俺はサトミを抱きしめる。

 

俺は嬉しかった。

あんな稚拙でしかも汚い字のラブレターを読んで・・・

 

泣いてくれるなんて・・・

 

907:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 16:59:22.55 ID:vhbiWwSO

そう思うと・・・

 

自然に・・・

 

本当に自然に言葉が出た・・・

 

俺「結婚・・・してくれ・・・!」

 

俺がそう言うと、サトミはピクリと体を動かして・・・俺を見上げた。

 

俺「必ず・・・必ず、幸せにするから・・・頼む・・・結婚・・・してくれ・・・!」

 

俺はサトミの目を見てそう言う。

 

908:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 17:01:09.22 ID:vhbiWwSO

サトミは黙って俺を見上げて・・・

 

そして呟いた。

 

サトミ「・・・あ・・・さっきの・・・墓参りって・・・」

 

今頃かいww

 

俺「そうwwwwその意味wwww」

 

俺はそう言って笑った。

サトミも笑う。

 

やっと通じたかww

 

909:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 17:02:45.98 ID:vhbiWwSO

サトミは俺をぎゅっと強く抱きしめた・・・

1022012年01月13日 13:18

★ハイCHU★ そして・・・

 

サトミ「・・・・はい・・・ww」

 

そう言って俺を見上げて・・・微笑んだ・・・

 

俺もサトミを抱きしめた・・・

 

そして・・・涙がこみ上げて来た。

 

910:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:05:21.66 ID:CIjSgIDO

消しゴムが

 

一つに

 

もどったよぉ!

 

912:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 17:06:24.45 ID:vhbiWwSO

サトミ「・・・ずっと ・・・ずっと側にいてね・・・ww」

 

俺「もちろん・・・!」

 

サトミ「私も・・・側にいるから・・・ww」

 

俺「うん・・・!」

 

俺らは再び強く抱きしめあった・・・

 

誰かが先に書いたけどww

 

最初に出会った日に離れ離れに成った消しゴムがね・・・

 

やっと一つに成れたよ・・・

 

913:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:06:52.88 ID:ayAvFwIo

おめでとおおおおおおおおおおお!

お幸せに!

 

914:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:07:05.47 ID:hBKXh.Uo

いいいいいいいやっほぅー!!

 

915:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 17:07:30.24 ID:vhbiWwSO

俺らが抱きしめあっていると・・・

 

後ろの木陰からガサガサと音が聞こえた・・・そして。

 

板倉「やあああほおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」

 

森君「おめでっとおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

 

二人が興奮して叫びながら出てきたww

 

917:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 17:09:03.93 ID:vhbiWwSO

サトミはびっくりしていた。

 

サトミ「え????何???板倉君???森君???」

 

俺「あ、なんかお祝いに駆けつけたみたいで・・・ww」

 

板倉「お前らおせえええよおおお!!!!俺ら蚊に食われすぎwwwwww」

森君「でも・・・おめでっとおおおおおおおおおおおおおううううううう!!!!!!!!!!」

 

板倉と森君は真夜中だ と言うのに興奮して叫んでいた。

 

921:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 17:11:02.86 ID:vhbiWwSO

俺はサトミに事情を説明。

サトミも「ありがとうww」

そう言って笑っていた。

 

その日はサトミをそのまま家に帰すと、俺と板倉、森君の三人は何故か興奮して真っ裸で川に飛び込みはしゃいだ。

 

意味が分からんが、とにかく俺らは興奮していたんだよww

 

翌日、俺はサトミの家に迎えに行き二人で遊んだ。

 

そして、昨日に二人で帰ってきました。

サトミは新幹線の指定席だったけど俺は自由席でしかも立ちっぱなしww

新幹線人が多すぎww

 

サトミは指定席にも関わらず俺の側に来てくれいていた。

 

923:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 17:13:05.09 ID:vhbiWwSO

以上・・・

 

これが俺とサトミの”今”です・・・

 

これから相手の実家に挨拶に行ったりします。

これからも多分喧嘩する事もあるだろうけど、なんかあったら、こんどはこのスレを見ますww

 

そし て、この時の気持ちを思い出して二人で頑張ります。

 

読んで下さった皆さん、本当にありがとうww

 

心から本当に心から感謝します。

 

これで・・・俺の昔話・・・終わります・・・!

 

924:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:13:24.99 ID:hBKXh.Uo

おめでとう、マジおめでとう!

いやぁ最初から見てた甲斐があったぜ!!

 

真っ裸で川はやりすぎだろww

 

925:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:13:48.25 ID:iFFqdQDO

帰省から帰宅したら丁度再開しててラッキー。

プロポーズするの決めてるのになぜ帰省引き留めないの?とか、墓参りはダメだろwwとかあるけど、

良かったぜ。

 

これからも大変なことがあるだろうけど、二人は幸せにいけるって信じてるよ。おめでとう。

 

>>925

1032012年01月13日 13:19

★ハイCHU★ いや、前に自分勝手な事を言って喧嘩したので・・・なんか留めづらかったんです

 

922:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:11:36.31 ID:CIjSgIDO

なぁ…これ、1000になったら閉じちゃうのか?

 

色々話したいことがあって、あと100足らずじゃ足りないんだ

 

>>922

すみません。

閉じます。

 

そう言ってくれて嬉しいんですけど

 

927:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:14:55.41 ID:OtQHYNoo

なに言ってんだ!

ここで福田の投下がひと息ついたら、サトミがスレにお出ましになんだよwwwwwwww

次スレくらいはあってもいいだろ、サトミがカキコミするんだからwwwwww

 

>>927

ナイナイww

サトミに見せれ無いっすww

 

928:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:15:07.75 ID:UaZzjFwo

ふくちゃんおめでとー

いい加減厨二からは卒業して、運命の女性を逃がすんじゃないぞwwww

 

あと結婚式の招待状を早く俺に発送するんだ(`・ω・´)

 

931:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:16:01.40 ID:Hw.SVUDO

おめでとう!

 

なんて思ってないんだから…///

 

最初から見れてよかった

 

なんて考えてもないから…///

 

932:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:16:07.71 ID:mDJ5HMDO

おめでとう 面白かった

二人で幸せにな

 

934:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:17:45.67 ID:8Bz3hIAO

ふくちゃんおめでとう!

初期からずっと見てたけどずっと見てて良かった

運命ってあるのねww

ありがとう

ずっと幸せにね

改めておめでとう

 

935:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:18:32.36 ID:g9Ff4Q.o

ここまでお疲れ様

 

これから続く

ながい道

ずっと二人が幸せでありますように

 

937:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:18:45.47 ID:/qzyaASO

運命の人とずっと幸せになってください。

 

後分かってると思うけど、親友もずっと大切にしてね。

 

940:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:20:05.33 ID:Q2ZjMsAO

>>1お前には絶対幸せになる呪いをかけといた

 

941:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 17:20:54.83 ID:vhbiWwSO

皆さんありがとうございます!

 

きっちり1000で終われそうで良かったですww

 

マジで皆さんには俺の拙い文章を読んで貰って嬉しいです!

 

本当にありがとう

 

946:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 17:24:10.05 ID:vhbiWwSO

あと、少し話は変わりますけど、松平は今は彼氏がいます

彼氏が出来て少し綺麗に成った気がします。

 

竜也は結構真面目で、大学時代から付き合っている子と結婚を考えているそうです。

 

カズミも・・・今は一児の母なんですよww

 

幸せに成って本当に良かったですww

 

951:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 17:27:59.93 ID:vhbiWwSO

あと、森君は結構社会人に成ってからはモテてますなww

 

なんでたろうか?

 

今と成っては俺にとって、あの厨房の頃の出会いは運命です

 

サトミもそうだけど・・・森君にも会えたしww

 

952:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:29:15.94 ID:CIjSgIDO

森君のイメージがシュート!の平松なんだがwwww

 

>>952

どちらかと言うと、小池徹平に似てるww

 

厨房の時は気持ち悪かったけどさ、今はコンタクトにしてマジでモテる

 

彼女が出来る度に厨房の頃の写真を板倉が見せてるww

 

957:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:32:14.23 ID:5Ejtftgo

カズミも幸せになっているようでなによりだな。

 

なんでカズミの近況をしっているんだ?

1042012年01月13日 13:19

★ハイCHU★ >>957

フフフww

 

俺にも情報網が・・・

 

まあ、この前大学の友達に会った時に聞いたんだ

俺は素直に嬉しかったよwwマジでww

 

まあ、ほんの少しだけ・・・複雑な気持ちはあったが・・・

 

968:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 17:41:54.75 ID:vhbiWwSO

まあ、ソロソロ俺の携帯の電池の寿命が近付きましたので・・・

 

この辺で・・・

 

別に誰の版権でも、無いので・・・こんな話で良ければ上げます。

 

まあ、特定されなければ俺はなんでも良いですww

好きに使って下さいww

 

こんなに喜んで貰えて本当に嬉しいですww

 

じゃあ、俺はソロソロ落ちます・・・

 

みんな本当にありがとう!!!!!!

 

また、なんか有ったら続きを書くかもしれませんが・・・

 

じゃあ・・・皆さん・・・

 

また会う日まで・・・

 

974:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:44:37.50 ID:5Ejtftgo

なんかあったらまた報告にきてくれよ。

待ってるぜ。

 

ばいばい ノシ

 

976:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:45:22.21 ID:hBKXh.Uo

ありがとな福田ー

仲良くやれよー

また会えるといいなー

 

981:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 17:47:14.96 ID:Tg6vekDO

福ちゃんまたなー!

 

おもいっきり幸せに!

 

988:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 18:22:02.22 ID:vhbiWwSO

今、家に帰りました

 

そして玄関にサトミが待っていてくれてました

 

余り携帯を弄ってると「浮気してる?」とか言われそうなので・・・

 

本当に、これでサヨナラです・・・

 

みんな・・・本当にありがとう!!!

 

じゃあな!!!!!

 

992:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 18:29:20.69 ID:I6A1Qtoo

末永くお幸せに!

 

ちんこもげろ

 

ちんこもげても子宝に恵まれろ

 

996:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 18:43:22.46 ID:Tg6vekDO

みんな幸せに!

 

ノシノシ

 

998:福田 ◆vZuPaMM3aQ:2009/09/23(水) 18:45:03.41 ID:vhbiWwSO

じゃあね・・・

 

本当にみんな・・・ありがとう・・・!!!

 

じゃあな!!!!!

 

999:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 18:46:45.61 ID:5Ejtftgo

このスレに来た人みんな幸せにな~れ

*“・*。
|   `*。
。∩    *
+ (・ω・`)*+゚
*。 ヽ つ*゚*
゙・+。*・゚⊃ +゚
☆ ∪~ 。*゚
゙・+。*・゚

 

1000:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2009/09/23(水) 18:46:49.62 ID:g9Ff4Q.o

1000なら福田とサトミの子供が二人のお墓参りをする

 

お幸せにノシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【終わり】

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【面白いコピペ】困←ここに閉じこめられている木いじめてやろうぜ

2012 年 3 月 17 日 by h-sugaya


 
 
 

1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:11:46.77 ID:lE96EfnI0

炎炎炎
炎困炎
炎炎炎

 

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:12:45.85 ID:uN2Ces2B0

自分がイジメられてるからって弱い者いじめするなよ

 

6 ◆weOjYMy7XA 2012/02/22(水) 18:13:15.83 ID:fZkuRe720

森 <かかってこいよ

 

 

 

☆オススメ

【祭り】オープンしたばっかで客いなさ過ぎww楽勝で落とせるオークション発見www

 

2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:12:31.67 ID:rkOU3Hm50

一本もぎ取ってやった

 

13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:14:33.29 ID:P6bNjjUcO

>>2

もう一本とったったwwww

 

7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:13:22.29 ID:v1ZD2CQK0

木木木

木困木

木木木

 

12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:14:17.09 ID:X3uf6JAh0

>>7

仲間が結集して助けてるみたいでカッコいいな

 

8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:13:44.44 ID:P27LcovV0

 

42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:20:32.37 ID:NJKiV9LvO

>>8

 

「やだ…出ちゃった…///」

 

25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:16:45.75 ID:1uW1e+Fc0

国←こいつの玉取ったろうぜ

 

37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:19:19.84 ID:3TxRc5EO0

>>25

匡「あれ?」

 

36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:19:01.28 ID:IdKm7q5zi

囮←なにわらってんだこいつ…

 

40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:19:58.02 ID:nIsoQMWg0

このスレみてるとトルネコの大冒険のマップを思い出す

 

41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:20:16.25 ID:+ZF301Qv0

困因囚国園囮

 

44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:21:50.34 ID:DaMNAv8d0

問、□に入る文字を埋めなさい。

ダルビッシュ□

 

47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:22:53.44 ID:DaMNAv8d0

>>44

ダルビッシュ囿

 

53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:25:20.82 ID:SBWZpiYx0

品<誰か中に入ってくれませんか?

 

61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:27:14.55 ID:06IRZ3Gx0

>>53

嘔 いれたった

 

54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:25:38.89 ID:SKt4OqlN0

やだ何このスレ・・・・

 

おもしれぇじゃねぇか

 

51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:24:15.52 ID:06IRZ3Gx0

固囲因圄と申します

 

62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:27:36.11 ID:DaMNAv8d0

>>51

圉囚です

 

63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:28:55.62 ID:+ZF301Qv0

困因囚国園囮固囲圄圉

まだありそうだな

 

65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:29:32.56 ID:q4QW37qS0

固囲園圓囮国國図困囚因圏圀

 

いっぱい捕獲したったwwww

 

73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:31:24.32 ID:aeFLeiEWO

>>65

おーいコイツ隠れてやがった

 

つ團

 

88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:37:01.18 ID:+ZF301Qv0

困因囚国園囮固

囲圄圉圓國図圏

圀團囹囿圍団圃

 

因囚国国圀圏圏

 

74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:31:25.65 ID:A3dU7iUB0

日本語って面白いなぁ

 

79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:32:26.02 ID:lsToL+U80

まずい、国構えが完全にショタゲルト崩壊してるわ

 

97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:39:46.63 ID:Pi3B0IcBO

(ツ)

 

98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:40:25.64 ID:iK/S7vA+O

回 プロは二重ロック

 

85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:36:35.05 ID:0q5l8yHh0

口λ…………トボトボ

 

90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:38:03.83 ID:06IRZ3Gx0

>>85

入っちゃいかあああああん!!

 

114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:48:53.45 ID:06IRZ3Gx0

コッチコイコッチコイ 匚   メ…..

ソウ!ソノママ! 匚 メ….

ヨシ!!!キタ!! 区..

トッタドー!! 凶

 

116 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:50:02.37 ID:1NRGHMEH0

>>114

ワロた

 

95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:38:50.13 ID:JvTPdHBJ0

図←檻に閉じ込められた挙句、口にガムテープ貼られたこいつどうにかしろよ

 

107 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:43:22.31 ID:06IRZ3Gx0

>>95

凶 蓋あけたったけど手遅れだった…

 

117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 18:50:12.67 ID:/7+hc2Ux0

おまえらこういう文字遊び得意だよな

 

126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 19:01:59.98 ID:3Rv6OKm70

已 ニョキ

巳 シャキーン

 

127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 19:02:32.63 ID:KEmu0DMp0

>>126

こんなものでwwwwwwwwww

 

128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 19:02:36.03 ID:SBWZpiYx0

ついに念願のおにゃのこがきたぞー!

 

風<よろしくお願いします…

 

132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 19:06:06.87 ID:+g478Evw0

>>128

かわいいね~!どこからきたの!趣味は?

 

虱 <あっ・・・あの・・・えっと・・・

 

134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 19:07:35.96 ID:aeFLeiEWO

シラミwwwww

 

139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 19:11:31.24 ID:0q5l8yHh0

 

145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 19:19:30.10 ID:3Rv6OKm70

 

孑 グラッ

 

了 ポロッ

 

 

待 シャキーン

 

148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/22(水) 19:32:40.83 ID:FjtqeDZW0

日本語っておもしろいなwwww
 
 

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おもしろい話「航空機パニック~地獄行き~の巻」

2012 年 3 月 15 日 by h-sugaya

 

 

 

 

バイトを頑張ってお金を貯めて、ついに念願のハワイ旅行が実現する事になった。1週間7万円という手頃なお値段。

 

そして旅行当日。俺はやや緊張した顔で機内に乗り込む。初めてみるスチュワーデスはとても綺麗で、いい匂いがした。

 

俺の飛行機は高校生の修学旅行生のほとんど貸し切りで、俺以外はほとんどが高校生。とてもうるさかったが、ここは我慢だ。

 

やがて夜になり、騒々しかった隣りの女子高生も、ウトウトと眠っている。初めて触る女子高生は、とても生暖かかかった。

 

そして、事態は起きた。

 

「アテンションプリーズ。お客様の中で、お医者様はいらっしゃいますか?」

 

ドラマのような緊急事態発生!だが、あいにく、俺は医者ではない。

俺は気になり、近くにいたスチュワーデスに質問する。

 

俺「どうしました!どなたかご病気ですか?」

 

スチュワーデス「ええ。実は機長が先ほど19リットル程度の血を吐いて、寝込んだままなのです。」

 

なんということだ。19リットルとは….。16リットルの間違いではないのか?19リッターは多すぎる。

 

機内にパニックが走る。なんせ俺以外は学生しかいないのだ。

 

授業さえ可能なこの機内で、一体誰が病人を治せるというのか?

 

その時、女性の声がどこからか聞こえた。

 

女性「私は学校で保健委員をしています。私でよければ。」

 

助かった!!これでハワイに行ける。俺は隣の女子高生の手を握りしめ、指で、手のひらに「人」と書いて飲み込んだ。

 

だが、パニックはこれからだった。

 

またも警報が鳴り響く。再び機内は騒然とする。

 

スチュワーデス「先ほどの話はキャンセルです。事態はAレベルに悪化しました。繰り返します。事態はAレベルに…。」

 

Aレベル?どういうことだ?俺は気になって仕方がない。座席のスチュワーデス呼び出しボタンを押す。

スチュワーデス「どうされました?」

 

俺「ええ。あの、先ほどのAレベルとは、どういう意味ですか?」

 

スチュワーデス「ああ、あれは緊急事態の最高レベルという意味です。」

 

俺「というと、死亡率が最も高い事態という事でしょうか?」

 

スチュワーデス「その通りです。」

 

俺「具体的には、どういう事でしょうか?」

 

スチュワーデス「はい。かいつまんで説明しますが、機長が永眠されたということです。」

 

 

 

絶句……。

 

 

そんなことが起きるとは。もうどうすればいいのか分からない。しかし、機内は乾燥している。

 

俺「お茶を頂けますか?」

 

スチュワーデス「ホットorコールド?」

 

俺「ホット、プリーズ。」

 

運ばれてきたお茶を飲み、すこし落ち着く。

 

そして、再び、機内アナウンス。

 

機内アナウンス「お客様の中で、飛行機の運転をされたことがある方はいらっしゃいますか?できれば軍用機ではなく、民間機の経験者でお願いします。」

 

俺はそれを聞いてガックリする。高校生は飛行機の免許をとれるわけないからだ。当然、俺もそんな操縦経験はない。

そしてすぐに機内アナウンスが響く。

 

機内アナウンス「お客様の中で、車の運転免許、もしくは自動二輪の免許をお持ちの方、いらっしゃいませんか?」

 

ここでも俺は首を横に振る。この高校生はみんな真面目そうで、免許なんてもっていないだろう。俺も持っていない。

 

スチュワーデスも、規約で免許は取れないことになっているから期待はできないのだ。

 

そして、最後の願いをかけたようなアナウンスが鳴る。

 

機内アナウンス「ではお客様のなかで、資格を持っている方はいらっしゃいますか?種類は問いませんので、挙手をお願いします。」

 

俺は、まっすぐに手を挙げた。ワードとエクセルの修了検定をとったばかりなのだ。そして、もう一人、手が挙がる。

 

スチュワーデス「今、手を挙げてくれた方は前に来てくれますか?」

 

俺と、もう一人の真面目そうな男子高校生が、前に呼ばれる。みんなに見られているので少し、緊張だ。

 

スチュワーデス「では、自己紹介と、持っている資格をマイクでみなさんに聞こえるように発表してください。」

 

ワーという歓声。なんとか、俺も、男子高校生も自己紹介を終えた。

スチュワーデス「はーい。いいですか、みなさん。これから、この二人のどちらかに運転してもらうわけですが、

どちらに運転してもらいたいか、みなさんの拍手の数で決めたいと思います。いいですかー?それではいきます。」

 

高校生「はーい!!」

 

スチュワーデス「英語検定4級の、この高校生に運転して欲しい人ー?」

 

パチパチ。まばらな拍手が鳴る。男子高校生は、顔を赤らめてうつむく。

 

スチュワーデス「では、ワードとエクセルのこの男性に運転して欲しい人ー?」

 

パチパチパチパチ!!轟音のような拍手。

 

高校生一同A「エ~クセルッ!エ~クセルッ!」

 

高校生一同B「駿台!駿台!」

 

俺を祝福する声と、期待する声。

 

そして、俺はスチュワーデスにうながされ、ついにコックピットへと足を踏み入れる。

 

スチュワーデス「では、操縦の説明をします。飛行機のコックピットは、ウインドウズとほとんど同じです。」

 

なるほど。たしかに、マウスがないだけで、似ている。噂で聞いたことがあったが、まさか本当とは。驚きだ。

スチュワーデス「その棒が操縦桿です。前に倒したら前に進み、横に倒したら横に行き、後ろで減速です。

 

Aボタンでレーダー、Bボタンで加速、Cボタンでスチュワーデスがコーヒーを持ってきます。」

 

俺「なるほど。では、このYボタンは何ですか?」

 

スチュワーデス「やめて下さい。女性にそんなことを聞くなんて!デリカシーが足りませんよ。」

 

スチュワーデスは顔を紅潮させる。恐らく、このボタンはそういう事なのだろう。

 

俺「では、発進します!」

 

俺は、足下のペダルを踏み込み、ハワイへと急いだ。

 

運転して3時間。Cボタンを押し、8杯目のコーヒーを飲む。運転にも飽きてくる。

 

スチュワーデス「運転ご苦労さまです。あと20分でハワイに到着です。」

 

そして、その言葉通りに20分後、ハワイが目前に見えた。

 

スチュワーデス「これより降下です。降下方法は、右手の近くのレバーをぐいと引っ張って下さい。」

 

なるほど。簡単なものだ。俺は、鼻歌まじりでレバーをひいた。

 

驚きだ。なんと、レバーは、根本からスッポリとぬけてしまった。高度2万メートルのドリフである。

 

俺「あのー。これは長さんが亡くなった事に対する追悼でしょうか?」

 

俺は、申し訳なさそうに、抜けたレバーをスチュワーデスに見せた。

 

スチュワーデス「…..!!そんな馬鹿な!何か、替えになる棒はありませんか?」

 

俺「そんな事を急に言われても。あ、そうだ。」

 

俺は、たまたま鞄に入れていたちくわをおもむろに取り出した。

 

鯛入り高級ちくわを、抜けたレバーの支柱へとそっと差し込んだ。

 

ギーという大きな音。軽い衝撃。そして、滑走路を走る音。

 

助かった。

 

俺は、晴れ晴れしい顔で飛行機のタラップを降りる。その時、背後から声がしたので振り向いた。

 

そこには、コックピットで一緒に戦ったスチュワーデスが立っていた。

 

スチュワーデス「もう、行くの?」

 

俺「ああ。早くコカコーラを飲みたくてよ。」

スチュワーデス「そう。また、会えるかな?」

 

俺は、照りつける太陽に少しまぶしそうに目を細め、

 

「メイビー。」

 

と、答え、一度も後ろを振り返る事なく、ハワイのビーチへと急いだ。

 

 

 

━完━

 

 


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